終わらない仕事にストレスを抱え、泣きそうになりながら残業しているあなたへ。
仕事が終わらない・・。早く帰りたいのに、何故こんなにやることが多いのだろう。一つの仕事が終わらないままに、また新しい仕事が重なって、雪だるま方式のようにどんどん増えていく。
何故こんなことになってしまうのか。
今回は、こういった仕事が終わらないストレスを抱える人の悩みに答えます。内容は次の通りです。
・あなたの仕事が終わらない原因はこの2つに限定される
・仕事が終わらないときの対処法(内的要因)
・仕事が終わらないときの対処法(外的要因)
・残業当たり前体質からは逃げるが勝ち
・終わらない仕事に泣きそうなときには
コロナ過が続き、2021年度も働き方もどんどん変わっていきますが、残業続きだと心身が持ちません。
仕事が終わらないことにストレスを感じている人はぜひ参考にしてください。
【この記事を読んでほしいのはこんな人】
泣きそうになりながら終わらない仕事をこなしてる人
終わらない仕事をサッサと終わらせて家に帰りたい人
仕事を早く終わらせる具体的な方法が知りたい人
時間内に終わらない仕事量を押し付けられている人
毎日サービス残業が当たり前の人
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「仕事が終わらない。。。」
いつまでたっても仕事が終わらない。
サービス残業当たりまえ、休日もがんばって出勤しているのに。。。なぜこんなにやらなければいけない仕事が多いのか。
「どう考えても担当する業務が偏っているし、ほかのやつは定時で帰っていくというのに。。」
仕事が終わらない状態って本当に辛いですよね。僕もブラック企業時代に仕事が終わらない状態を毎日のように経験しましたが、仕事が終わらないと心が焦りますし、「なんでこんなに働かないといけないのか」とイライラしてきますよね。
しかも、サービス残業当たりまえで、残業代がでない、こんなに働いてるのに年収がべたぼうに安い。なんてことはありませんか?
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目次
仕事が終わらない原因はこの2つに限定される
そもそも、あなたの仕事が終わらないのは何故なのでしょうか。その原因は大きく分けて次の2つしかありません。
1. 内的要因
自分の内面的なものが主な原因。単純に能力が不足している、頼まれると断れない、仕事が遅いなど、場合によっては自分を変えることで改善できます。
2. 外的要因
単純に一人では処理しきれない仕事量を抱えている。能力以上の仕事を与えられている、人員が不足している、業務の役割分担が偏っているなど、改善には外側への働きかけが必要です。
まず、自分の仕事が終わらないのは、どちらが主の原因になっているのかをじっくり考えてみてください。当然、原因がどちらかによって、その対処法は変わってきます。
仕事が終わらないときの対処法(内的要因)
最初に、仕事が終わらない原因が自分自身にある場合の対処法を見ていきます。
具体的には次のような方が該当します。
- 仕事の処理能力がそもそも遅い
- 完璧主義で手が抜けない
- ミスに対する対策が不十分
- 必要なことの見極めができない
- 話しかけられて仕事が進まない
- 頼まれると断れない
- やる気がでない
- 自分に自信がない
一つ一つ効果的な対処法をご紹介していきます。
仕事の処理能力がそもそも遅い
仕事の処理能力がそもそも遅い場合は、当然ですが、終わる仕事も定時内には終わりません。
一緒に働く同僚は、平気な顔で仕事をテキパキとこなし、定時内にサッサと帰っていくのに、あなたの仕事はまったく終わらない。
あなたの仕事の処理能力が遅いのはなぜなんでしょうか?努力しても早くならないんでしょうか?
いいえ。そんなことはありません。仕事が遅い人でも、ちょっとしたことコツをつかむだけで、驚くような速さで仕事をこなすことができるようになるんです。
詳しいコツは、こちらの記事で解説していきますね。
詳しくはこちら>>仕事が遅い人が取り入れるべき13の仕事術!あなたもこれでできる人になれる!
完璧主義は卒業しよう
終わらない仕事を終わらせるために「完璧主義」は卒業しましょう。
仕事は完璧にやらなければならない、むしろ120点を求められている、そんな風に考えている人は非常に多いと思います。
僕も新入社員だったことはそう思っていました。しかし、僕がこれまで多くのすぐれた上司に共通して教えられてきたことは、「60点でいいから、前に進め!」ということ。
つまり、100点や120点という理想を目指して、いつまでもスタートせずに考えているうちに、時はどんどん過ぎ去っていくということです。
きっとあなたの職場にも答えのない仕事はたくさんあると思います。それに対して、じっくりと考えることも重要です。
しかし、時間をかけすぎることはいけません。どこかで見切るべきです。
完璧を目指したり、間違いを怖れて立ち止まっているだけでは、成果はいつになってもゼロのまま、後には終わらない仕事が残るだけです。
完璧を求めずに、まずは前に進むことを優先に仕事をしていってください。
関連記事>>完璧主義の人は仕事が遅いし成果もでない。出来上がりは70%を目指そう。
★完璧主義の人に読んでほしい記事です。楽~に仕事ができる方法をまとめています!
仕事で楽したいあなたにぜひ!とっておきの楽する方法を伝授します!
ミスに対する対策が不十分
ミスに対する対策を十分に練っておくかどうかも、仕事の進行状況に大きな影響を与え、これが不十分だと仕事が終わらない状況を作り出してしまいます。
仕事は人間がやる以上、誰でもミスは起こりえるものですが、それに対する対策を十分に練っているかどうかは、人それぞれ。
仕事が終わらないあなたはきっと、このミスに対する事前の対策が不十分なんだと思います。ミスをしては手戻り、ミスをしては手戻り、そんな状況では仕事が終わらなくて当然です。
ミスをしてしまうのは仕方ないことですが、その対策はしっかり行って、ムダな時間を消費しないように気をつけてみてください。
関連記事>>仕事のミス対策8選!これであなたの仕事人生は劇的に変わる!
必要なことの見極めよう
仕事を終わらせるためには、必要な仕事と不要な仕事を見極めることが重要になります。
例えば、ここに仕事の進めるスピードが対照的な営業マン2人がいます。
1人は、仕事のスピードが速く、チャキチャキっとすべての仕事をそつなくこなします。得意先への見積書の出し方は、まずは概算で1枚目を提出。その後2~3回の打ち合わせを得意先の営業マンと行い、アッというまに正式な注文につなげます。
方やもう一人は、最初から5~7ページにも及ぶ詳細な提案書を作成。しかも、この提案書のポイントがずれていて、得意先からは再提出を求められる始末。仕事がまったく進まず、結果的に仕事が遅い状況を自ら作り上げます。
仕事を終わらせることができるかできないかは、この2人に典型的に表れています。スピード感をもって仕事ができる人は、その時点で必要最低限なことしかせず、後から変更になりそうなことは、その時点では手をつけないのです。
つまり、必要な仕事の見極めができているということ。
一方で仕事が終わらない人は、「念のためこれもやっておこう」と、自ら不要な仕事をどんどん作り上げます。
仕事のポイントを曖昧にしたまま、仕事を進めるので、その結果、手戻りになるケースがとても多いのです。
このようなタイプの人は、その仕事が求められている最終地点をイメージしながら、仕事を進めることが大切になってきます。
関連記事>>仕事で評価されない人と評価される人の決定的な7つの違いとは?
優先順位の低い仕事は断ろう
仕事が終わらないストレスな状況を作り出さないためにも、優先順位の低い仕事は断っていくことも必要です。
でもこの「断る」というのがなかなかやっかいです。僕にも経験がありますが、ノーを言えないために「仕事が終わらない」状況を自ら作り出してしまいます。
でも、仕事を終わらせるためには、この「断る」ということはとても大切。
断れないことが仕事が終わらない原因だと思われる人は、こちらの上手な仕事の断り方まとめ。断れないあなたは不幸な人生へまっしぐら!の記事をチェックしてみてください。
仕事の上手な断り方は詳しく解説しています。
ゆるめの作業から始めよう
無気力とは違いますが、なんとなく仕事に積極的になれないってときってありますよね。こんなときも仕事の進行が遅くなりがちになるので、仕事が終わらない状況を生みだしてしまいます。
こんなときはどのようにして自分のやる気を引き上げればいいのでしょうか。
それは、まず、一番やりやすく、早くこなせそうな仕事を選んで、最初はゆるめの作業を始めることです。そのうち脳内が活性化され、最初の仕事がこなせたら、達成感によってドーパミンも分泌されて、さらにやる気が湧いてきます。
やる気がでないときの対処法もこちらの仕事やる気がでない!楽しくない!で転職しても後悔します→理由はこれ で詳しく解説しています。
やる気がでなくて困っている方はぜひチェックしてみてください。
自分に自信が持てる思考を身につけよう
自分に自信が持てない人は、仕事が終わらない環境を自ら作り出してしまいます。
同じ仕事量でも、決まった納期に仕事を終わらせることができる人もいれば、
「あれもやらなければいけない、これもやらなければ」
「あれも終わっていない、これも終わっていない」
と気ばかり焦って、結局は何もせずに終わってしまう人がいます。
この違いはどこにあるのでしょうか?それは仕事に対して自分に自信が持てているか、いないかということが大きな影響を与えています。
自分に自信が持てないと、まず最初の取っ掛かりが遅れます。
「このやり方でいいのかな」
「間違ってたらどうしよう」
と、不安な感情が先に立ち、考える時間に大きなエネルギーを使ってしまい、本来すべき仕事ができなくなってしまうのです。
★仕事に自信がもてないときの対処法はこちらの記事で詳しく解説していきます。
詳しくはこちら>>仕事で自分に自信が持てない。傷ついたあなたの心はこれだけで回復することができる。
仕事が終わらないときの対処法(外的要因)
次は、単純に一人では処理しきれない、時間内に終わらない仕事量を抱えているなど、外的要因により仕事が終わらない場合の対処法です。
- 一人では処理しきれない仕事量を抱えている
- 能力以上の仕事を与えられている
- 人員が不足している
- 業務の枠割分担が偏っている
これについての対処法は、端的に言うと、仕事の役割分担を決めることができる裁量を持っている人、例えば上司に相談するというのが何よりも一番の方法です。
特に仕事が終わらない状態が一過性のものならまだいいですが、その状態が常習化しているようなら、すぐに相談すべき。
業務分担を見直してもらい、時間内に終わらない仕事量を部署内で再配分してもらいましょう。
上司は部署内の各部下の仕事量を的確に把握してない場合もありますので、案外すぐに担当を見直してくれる可能性もあります。
具体的には次の点を意識しながら仕事が終わらない現状を上司に相談してみてください。
相談する前に自分の仕事を棚卸しておく
仕事が終わらない状況を上司に相談するにあたり、「残業したくない」「自分だけ仕事が多すぎる」など、直接的なことをいきなり口にしても上司が身構えてします。
そうならないように、まずは自分の仕事を棚卸し、現状どれだけの仕事を抱えているのかを客観的に示せるようにしておきましょう。
そうすることで、上司もより具体的な対応策を考えてくれるようになります。
業務の改善案を大胆に提案してみる
上司に仕事が終わらない現状を相談するときには、上司が見えていないあなたの辛い現状を伝えるのと合わせ、今、仕事の効率をあげるために、取り組んでいることを伝えるようにしてみましょう。
どんな小さいなことでも構いません。
そうすることで、仕事が終わらない現状をあなたのせいにされることなく、話を聞いてくれるようになります。
これがないと、「仕事が終わらないのは、ただオマエに能力がないからだろう」という目線で見られてしまいます。
そして上司が話を前向きに聞いてくれる素振りを見せたら、思い切って大胆な改善案を提案してみましょう。
「業務を効率化するために新しいソフトを導入してほしい」
極端な話、「人が足りないので新しい人を雇ってください!」なんていう提案でも構いません。
そうすることで、仕事が終わらないあなたの辛い現状が上司にリアルに伝わります。
上司に感謝を示す
辛い状況を相談するときは、上司に感謝の気持ちを示すことも併せて行いましょう。
「あなたのことを信頼しています」という気持ちを言葉で伝えていってください。
逆に、上司に向かってあなたのことは信用ならないとばかりに「過度な残業時間は労働違反です!」とか、「もっとうまく仕事を配分してください!」とやってしまっては、上司もカチンとくるだけです。
結局のところ、仕事は人間関係です。
感謝の気持ち、信頼の気持ちを示されて、気分が悪い人はいません。
「本来の業務に支障をきたす」ことを匂わせる
仕事が終わらない現状を上司に相談するにあたり、本業に支障をきたすことを匂わせるのも一つの手です。
あなたの仕事にも本業となるものと、「これオレの仕事じゃないよね?」なんて思いながら泣く泣くこなしている仕事があるはずです。
たとえばあなたが経理業務を担当していて、それ以外の雑務的な仕事が色々と舞い込んでくるとします。
そんなときは、「ほかの業務で経理の仕事が圧迫されると精度が落ちて、決算を間違ってしまったら会社に迷惑をかけてしまう可能性がある」などと訴えます。
訴えるコツは「経理の仕事をしっかりとやるので、他の業務を何とかしてほしい」という伝え方です。
「経理の仕事をしっかりとやりたいので!」ということを強調してください。
そうすことで、上司も「本業に支障をきたされると困るな」という考えになり、仕事の配分を見直してくれるようになります。
関連記事>>ミス連発で仕事を辞めたい。ミスが多い自分に自己嫌悪!落ち込む気持ちはこれだけで跳ね返せる。
仕事が終わらなくて不安なら誰かを頼ろう!
仕事が終わらない人の特徴をあげながら、その対処法をいくつかご紹介してきましたが、ここでもう一つ、あなたの仕事が終わらない大きな原因を上げてみます。
それは何でもかんでも、仕事を1人で抱え込んでしまうというもの。
そして終わらない仕事に一人不安な気持ちを抱え泣きそうになる。
誰かを頼るという行為が苦手なんですね。
そんなあなたにここで提案したいこと。
それは、辛い時、不安な時はもっと周りの人を頼ってもいいということです。
自分だけの殻に閉じこもらず、誰かに頼ったり相談したりすることができるようになれば、仕事が終わらないその辛い環境からきっと脱出することができるようになります。
仕事が終わらなくて不安な人の多くは、1人で「あれもしなくては、これもしなくちゃ!」と多くのことを抱え込んでしまい、「自分のキャパシティを超えている」仕事に、一生懸命に取り組もうとしてしまいます。
誰かを頼ればうまくいくようなことでも、自分1人で解決しようとし、その結果、ミスを連発、残業しても休日出勤しても終わらない仕事量に囲まれて、「もう、こんな状態はイヤだ!」となってしまうわけです。
仕事を抱え込む3つのタイプ【自己肯定感が低い人・空気を読みすぎる人・しっかり者】の方には、自己完結グセがあります。
※自己完結グセとは、すべてのことを自分一人で終わらせてしまう癖がある人のこと。
そんな自己完結グセのある人は、自分だけで閉じこもっている心を解放し、誰かに頼ったり相談したりすることができるようになれば、仕事が終わらないその辛い環境からきっと脱出することができるようになります。
また、「自分は頼り下手な性格だから、うまくいかないかも」と思ってた人も、安心してください。人に上手に頼れるかどうかは、性格によるものではありません。
あなたは英語が堪能な人を見て、「あの人はもともと、英語が得意な性格だから・・」とは思いませんよね。英語をよく使う環境にいて、たくさん話したり聴いたりしたから英語が身についたのだ、と考えるはずです。
「頼ること」もそれと同じこと。いわばコミュニケーションスキルの1つにすぎないのです。
どんな性格・個性の人でも実際にやってみて、慣れていけば自然とできるようになります。
仕事が終わらなくて辛くて不安な時は、ここからお伝えする内容を参考に、ぜひ誰かに頼ることを覚えていってください。
1. 誰でも不得意はある!
終わらない仕事が辛い時でも、「自分が苦手なことでも、歯を食いしばってやらなければならない」と思っている、マジメな人が多いものです。
そんな人は、人目を気にして、「これくらいで助けてなんて言ってはダメ」とか「好きなことだけやっていたら、ワガママだと思われる」と無理をしているのかもしれません。
努力家で自分に厳しいところや、まわりに気を遣って罪悪感を抱きやすい性格が、頼ることを邪魔しているのです。
でも、そんな人に知って欲しいことは、「そもそも人はみんなスーパーマンではない」ということ。
それぞれに得意なこと、苦手なことがあります。
「ここまではできるけど、これはちょっと自分には難しい」「これは得意だけど、これはどうしても無理」。まずはそのことを認めてみてください。
人には得意不得意があるのが当たり前なのですから、自分のできないことを素直に認め、それを得意な人に頼りましょう。そして、自分の得意なことで人を助ければいいのだと、発想を転換すればいいのです。
あなたは、すべてのことを自分一人でやろうと頑張りすぎていませんか?自分が苦手なことに時間を使っていては終わる仕事も終わりません。
苦手な分野のことは、それが得意な人に任せてしまいましょう。そうすればあなたが3時間かかる仕事も1時間もあれば終わらせてくれるはずです。
2. 頼ることは他の人の喜びにもつながる!
僕は、人を頼ることは悪いことではないと考えています。
なぜ、あなたはすべてのことを1人で抱え込もうとするのですか?
頼ることは、個性の異なる人間同士が力を合わせて仕事を進めていくために、とても大切なスキル。もし今、あなたが1人で終わらない仕事を抱え、誰にも頼れずにやみくもに頑張っているのだとしたら、次のように考えてみてください。
「自分にはできないこともあるけど、できることもある」
「自分のできるところで頑張ればいいんだ」
できないことを認め、頼ることで、逆に「ここまではできた」ということがはっきりし、やみくもに頑張るよりも自己肯定感が上がります。
また、頼ることは自分をラクにするだけではありません。じつは、頼る相手にもプラス効果をもたらすものです。
「私は数値を集計して分析するのが苦手で・・。あなたが代わりにやってくれたおかげで、本当に助かりました」
手伝ってくれた同僚にそう伝えたら、きっと嬉しい気持ちになるでしょう。
他の人に頼るということは、その人の能力を認めるということ。
その人の自己肯定感を上げることにもつながり、必然ち職場の人間関係も良くなります。仕事が辛い時ほど、他力本願がお互いにとってプラスになるんですよ。
関連記事>>仕事で自分に自信が持てない。傷ついたあなたの心はこれだけで回復することができる。
3. 簡単なことから頼んでみよう!
終わらない仕事が辛い時には、誰かに簡単なことから頼んでみましょう!
ただ、人に頼ろうとしたとき、いきなり大きな仕事や手間のかかる仕事を頼むのは、避けたほうがいいでしょう。
大きすぎることを頼むのは、抱え込み症候群でない人でも難しいこと。頼まれた側も、「それはちょっと・・」と引き受けにくく、うまくいかないおそれがあります。
すると、「やっぱり私はうまくできないなぁ」と自己否定につながり、失敗体験をいたずらに増やしてしまうことになりかねません。
頼むことのビギナーさんは、「日常のちょっとしたこと」から頼むようにしてみてください。
最初はドキドキするかもしれませんが、ちょっとしたことなら周りの人もたいていは応じてくれるもの。すると、「私も頼ることができた!」と成功体験を得ることができ、人とのつながりに喜びを見いだせるようになります。
これを繰り返すことで、頼むことへのハードルをどんどん下げることができるでしょう。
「〇〇してほしいんだけど」という言葉を身近になものにすることで、頼ることへの苦手意識を払拭していってください。
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4. ちょっとした質問をしてみよう!
仕事が終わらないことが辛い時ほど、周りの人にちょっとした質問をするクセをつけましょう。
抱え込んでしまい自ら辛い環境を作り上げる人は、自分で自分の問題に答えを出そうとする「自己完結グセ」があります。
仕事でちょっとわからないことがあっても、周りの人に聞くこともせず、自分でネットで調べたりしていませんか?
そういう人は、ほんの少し勇気を出して、まわりの人に質問するクセををつけてみてください。
たとえば、仕事の書類を見ていて「この地名なんて読むんだ?」なんてことありますよね。そこで自分でネットで調べるのではなく、周りの人に「この地名って何て読むか知ってる?」って聞いてみるのです。
内容的には大したことではありませんが、でも、こんなことを繰り返してるうちに、自分一人で閉じていた行動パターンが少しずつ変化していき、困ったときに、人に助けてもらうことに抵抗がなくなっていきます。
終わらない仕事が辛い人は、ぜひ取り入れてみてください。そんなことを続けているうちに、不思議と仕事が終わる環境ができあがってくるんですよ!
5. 頼り上手なお手本を見つけよう!
仕事が終わらなくて辛い時には、「頼ることが上手」な身近な人を探してみて、そういう人の行動や人との接し方を観察し、できるところからマネしてみましょう。
とくに、しっかり者タイプの人は、頼り上手な妹・弟キャラを苦手だと感じる人が多いかもしれません。そういう人を観察し、マネすることに抵抗を覚える人もいるでしょう。
そんなときは「苦手な人を師匠と思う」ことをオススメします。
苦手な人や物事は、「自分にはそれができない」とあなたのコンプレックスを刺激してくるもの。ですがそれを逆手にとって、自分の学びに変えてしまうのです。
甘え上手で人を頼るのが上手い人のふるまいを「師匠がお手本を見せてくれている」と考えてみてださい。
すると苦手だった人のふるまいも素直に受け入れられるようになり、自分の行動を変えるヒントになってくれます。
師匠の上手な頼り方を自分にインストールしていけば、仕事を抱え込まない立ち回り方が少しずつわかってきます。そうすることによって、仕事が終わらない辛い環境から抜け出せるようになるんです。
6. 辛いときは「白旗」をあげよう
終わらない仕事に限界を感じる時には、「白旗」をあげてしまいましょう。
仕事を抱え込む人は、限界以上の責任が降りかかってきたときも「頑張って何とかしないと!」と耐えてしまいがち。
しかしその姿勢こそが、自ら仕事が終わらない辛い環境を作り出しているのです。
自分の限界以上の仕事を抱え、前にも後ろにも進めなくなってしまった時には、やみくもに頑張っても、イライラや疲労感が募るだけです。
疲労感を抱えながら仕事を続けても、仕事ははかどらず、「どうして自分だけがこんなに仕事しなきゃいけないのか」と悲観的になり、周りの人を責める気持ちが出てきます。
そうなってしまうと、上司や同僚との関係もどんどんギクシャクしてしまいます。
そんなときは、もう白旗をあげてください!
「自分ができることはもうすべてやった。これ以上は無理!だから助けてください」
このようなことを心の中で唱えながら、自分が白旗をあげているところをイメージするのです。
このように白旗をあげることは、一見屈辱的なことのように思うかもしれませんが、実際にやってみると、肩の荷がおりて心がスッとします。
「これ以上は無理」と自分から認めることができれば、これまでのやみくもな仕事の抱え込みや頑張りにブレーキをかけることができます。
そして一度立ち止まることで、「誰かに手伝ってもらわないと終わらないな」とか「あの人に相談してみようかな」など、新しい発想がでてくるようになります。
やみくもに仕事を抱え込んでいたときには思いつかなかった、解決策を発見することができるようになります。
あなたがやりたくない苦手な仕事を大好きな人も世の中にはたくさんいるんですよ。
また、できないことを認めるということは、「ここまでならできる」と、できる範囲を認めることにもつながります。
結果的に自己肯定感も上がり、過剰な仕事量を抱え込むことがなくなるんですよ。
関連記事>>【仕事の悩み相談】誰にどうやって相談する?→答えはこれです。
上手に頼ることができれば辛い環境から抜け出せる
終わらない仕事が辛い時の対処法として、人に頼ることの大切さをお伝えしてきました。
ただ、ここでご紹介した方法を実際に行うには、まわりの人に話しかけたり、自分の行動を変えるものが多く、勇気とパワーが必要かもしれません。
「言っていることはわかるけど、やっぱり頼るのは苦手」
「長年の行動パターンは、なかなか変えられない」
このように感じる人もきっといることでしょう。
それはある意味、当たり前のことです。習慣は、ちょっとやそっとのことではビクともしないくらい「自分のもの」になっているからこそ、習慣なんですから。
残念なことに、長年の習慣として染みついている「抱え込み癖」はすぐには直らないものです。
頭では「もう仕事は必要以上に抱え込まない!他の人を頼っていこう」と思っていたとしても、いざ目の前に問題が出て来ると、一気に元の思考パターンに逆戻りしてしまう、ということも、珍しいことではありません。
そうなってしまうのは、あなたが「できない」せいでも「努力不足」のせいでもありません。
ただ、そんな行動を2~3か月続けていると、少しずつ状況が好転してきます。あなたは前と同じ景色を見ているようで、前とは違うところにいるはずです。
仕事を抱え込む癖がある人が、人を頼ることができるようになるには、ある程度の時間が必要ですが、時間をかけていけば、その状況はきっと良いものになっていきますよ。
終わらない仕事が辛い時は、恥ずかしがらずに、周りの人に助けてを求めてくださいね!
★合わせて読みたい!
仕事を抱え込む癖がある人は要チェック!あなたが仕事が辛い原因はここにあります!
詳しくはこちらから>>仕事に疲れた環境から抜け出す10の方法。仕事を抱え込むあなたは要注意!
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「残業当たり前のストレス」からは逃げるが勝ち
話は少し変わりますが、いわゆる「働き方改革」の一環として、長時間労働の改善に取り組む企業が増えつつあります。とはいえ、依然として「残業当たり前」という会社の方が多いのが現実です。
夫婦共働きだから、早く帰って家のことをやりたい。でも、今の会社の社風だとなかなかできない。そんなストレスを抱えるT君の例を見てみます。
T君
ウエノ
T君
ウエノ
T君
ウエノ
T君
ウエノ
関連記事>>「サービス残業を当たり前」にするブラック企業の具体的手口とその対処法。
サービス残業で仕事が終わらないときの対策法
「残業当たり前体質」を通り越し、「サービス残業を当たり前にして時間内に終わらない仕事量」を社員に押し付けるブラックな会社も存在します。
あなたも、時間内に終わらない仕事量を抱え、サービス残業を強要され、泣きそうになりながらこなしていませんか?
「仕事が終わらなくて残業になるのはお前のせいだろ?」
「定時内に終わらないなら定時後にやれ」
「終わらないなら朝早くでてきてやればいいだろ!」
サービス残業がどうしても我慢できず、「これってサービス残業じゃないんですか?違法ですよね?」と尋ねてみると、
「は?中小企業でサービス残業なんて当たり前なんだよ!」
と、逆ギレされる。
特にひどい会社なら定時になると、タイムカードを勝手に押して、サービス残業の証拠隠滅を図る会社もあるでしょう。
ここでは、特に「サービス残業が当たり前に横行しているブラックな会社」で、時間内に終わらない仕事量にストレスを感じているという方に、その具体的な対策法をお伝えしていきます。
サービス残業が当たり前の会社に勤めていると「自分の仕事のやり方が悪いのも1つの原因かも。仕方がないか」と、自分自身もサービス残業を肯定する考えになりがち。
しかし、サービス残業をは当たり前ではありません。この記事を参考に、しっかり対策を練って対応していってください。
いつまでも泣き寝入りしたまま、終わらない仕事を、抱え込まないでくださいね!
続きはこちらから>>サービス残業を強要されたときの6対策!仕事が終わらない人生は当たり前じゃない!
終わらない仕事に泣きそうになるときには
最後に、仕事が終わらない今の現状が泣きそうに辛いという方に。
僕は基本的には「会社とは基本的に理不尽なもの。ちょっと職場環境が悪いくらいでやめるのはもったいない」と思っていますが、その一方で、
「今いる会社は最後の職場ではない」
「どうしても嫌なら辞めればいい。会社にしがみつくことはない」
とも考えています。
僕も若い頃にブラック企業に勤めた経験がありますので、「会社はいくらでもある。辞めるという選択肢もある」と思っています。
前職で同じようなことを部下にもアドバイスしたところ、人事の耳に入って「君は転職をすすめるのか」とクレームが来たことがありましたが、僕が言いたかったのは、「やむを得ず会社を辞めることもある。そのときのために、どこに行っても通用するスキルを磨いておきなさい」ということ。
「辞めたくても辞められない」という事態に陥らないためにも、経験や実力を磨いておく心掛けが大事だと伝えたかったのです。
ただ、みなさんのなかには、精神的にいっぱいいっぱいで、
「経験や実力をつけるまで待てそうにない」
「とてもじゃないけどしんどくて、スキルを上げるどころではない」
という人もいるでしょう。もし、そう感じているとしたら、迷わず会社をやめてもいいと思います。
「ここを辞めたら、食べていけないのではないか」
「転職先もブラック企業だったらどうしよう」
そんな不安もよぎるかもしれませんが、どうにも辛いときには、先のことを心配するより、たいへんな状況を脱するほうが先決です。
会社を辞めたせいで死んでしまった人はいませんが、会社を辞めなかったせいで大事な命を失ったケースはたくさん見てきています。
「辞めたって何とかなる!」
自分自身にそう言い聞かせ、仕事が終わらない現状が泣きそうに辛いなら、今を生きることを最優先にしてほしいと思います。
「仕事が終わらない。。。」
いつまでたっても仕事が終わらない。
サービス残業当たりまえ、休日もがんばって出勤しているのに。。。なぜこんなにやらなければいけない仕事が多いのか。
「どう考えても担当する業務が偏っているし、ほかのやつは定時で帰っていくというのに。。」
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今すぐチェック!>>仕事で自分に自信がない。傷ついたあなたの心はこれだけで回復することができる。
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