仕事に行こうとすると吐き気がする、胸がどきどきして頭が痛くなる、ひどい場合には泣いてしまうこともある・・。あなたもこのような辛い状況で思い悩んでいませんか?
- 始めての就職で右も左もわからない。
- 異業種に転職して新しい職場になじめない。
- やることが多すぎる、残業が多くて帰れない。
- 仕事のやり方がわからずミスばっかりしてしまう。
- 上司が怖い、先輩から罵倒される。
- 悪口陰口を言われている、いじめにあっている。
- 営業ノルマがきつい。
- 同僚が優秀で、劣等感を感じる。
このように仕事へのストレスやプレッシャーが大きいと、吐き気という形で心身が反応してしまうことがあります。
今回は、吐き気がするほど仕事に行きたくないとお悩みの方に、その辛い心を軽くする方法をお伝えしていきます。
目次
1. 吐き気はするのはうつ症状の一つ
いきなりですが、吐き気がするほど仕事に行きたくない人は、自分がうつ病を発症していないかを、まずは疑ってみてください。
自分自身の成長のために、仕事のストレスやプレッシャーを乗り越え、時には努力を重ねることも大切です。しかし、吐き気という明確な症状がでている現状では、今まで以上に頑張り続けることは、あなたの心に大きなダメージを与えることになりかねません。
こちらの記事でうつ病かどうかの判断をしていただいて、必要に応じて心療内科にかかることをまずはおすすめします。
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仕事に行きたくない朝の憂鬱な感情を跳ね返す13の思考術!これを実践すればあなたの人生は変わる!
2. ストレスを取り除く行動を起こしてみる(職場編)
次に、吐き気を催す原因となっているストレスやプレッシャーを取り除くことができないかを考えてみましょう。
とはいっても、吐き気がするほど仕事に行きたくないあなたですから、きっと今の辛い環境の中でもいろいろと努力を重ねてきたんだと思います。
ですので、もちろん無理にとは言いません。「もうちょっとだけ頑張れるかも」と思える方だけ、次の記事を参考に、自分に合う職場のストレスを取り除く方法を探してみてください。
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仕事に行きたくないと悩む新入社員の方向けに、その気持ちを解決する方法をまとめました。
新入社員で仕事にストレスを感じている方はこちらをチェックしてみてください!きっとあなたの疲れた心を癒すヒントが見つかるはずです。
詳しくはこちら>>【新入社員向け】仕事に行きたくないときどうする?→対策はこちら!
3. ストレスを取り除く方法(プライベート編)
次は、プライベートな時間を使って、ストレスを取り除く方法です。
まず基本的なところとして、仕事のオンオフをしっかり切り替え、プライベートな時間に仕事のことを考える時間を少しでも減らしましょう。
具体的には、
- 好きな音楽をガンガンにして聴く
- カラオケで大声で歌う
- 大好きなテニスで汗を流す
- 大自然で世界の大きさにふれる
- 泣ける映画でおもいっきり泣く
- 大好きなペットを可愛がる
- たまにはマッサージに行く
など、自分が夢中になれる、心がからっぽになることを何か一つ見つけてください。そしてその一つを繰り返し行ってください。
そうすることで、その行動があなたのストレス解消法になっていきます。例えば、僕の場合は仕事が辛いときは、大好きな飼い猫をとことん抱っこして可愛がっていますよ。これが結構癒されるんですよね。
吐き気がするほど疲れているのに、仕事を休めない方は、こちらの記事を参考に「あなたが休むための思考」を身につけてください。
関連記事>>仕事を休みたいけど休めない!←あなたのこれ。完全に間違った思考です。
4. それでも吐き気が改善されないなら「逃げる」
さて、そうは言っても、あなたはきっとこう思っていますよね?
「そんな一般的なストレス発症法で吐き気がなくなるなら、ここまで悩んでないよ・・」
そりゃそうですよね。僕も昔にブラック企業にやられて心を壊した経験があるので、その気持ちは痛いほどよくわかります。
そんなストレス発散法はすでに試した上で、それでも吐き気が止まらないんですよね。仕事に行きたくないんですよね。
さて、吐き気がするほど仕事に行きたくないあなたに伝えたいこと。ここからが本番です。
はっきりいいますね。
吐き気がするほど嫌な仕事は今すぐに辞めるべきです。
思い切って次の世界に飛び出しちゃいましょう。
それは何故なら、仕事ごときで、吐き気がするのはハッキリ言って異常だからです。異常だから吐き気がするんです。
「もうあんな会社には行きたくないよ!」と、あなたの心が悲痛な叫びをあげているんです。その叫びに耳を背けてはいけません。
吐き気を感じる=限界、または限界が近づいているサインです。吐き気がするほど仕事に行きたくないなら、いますぐその環境から逃げ出すべきです。
関連記事>>仕事が嫌すぎる!もう限界というあなたに。今の仕事を辞めるべき3つのサイン。
1. 「逃げてはいけない」と思い込んでいませんか?
吐き気がするほど仕事に行きたくないなら、今すぐ逃げ出すべき1つ目の理由。
仕事がストレスだらけで辛いのに、その場所から「逃げてはいけない!」と思い込んでいませんか?。
「どんなに自分に合わない場所であっても、自分が選んだ以上そこでがんばり続けるべき!」と多くの人が教えられ大人になっています。日本の社会がそのような仕組みである以上、致し方ない面もあるかもしれません。
でも、僕がここで伝えたいのは、
「あなたが仕事が辛いと感じることは、悪いことではない」ということ。
団塊世代の人なら、一律で給料もあがり、会社がそれなりのポストを用意してくれた時代を過ごしてきましたが、今はそんな時代ではありません。終身雇用が当たり前でもありませんし、正社員として働くことができない人も多くいる時代です。
はっきりいって、昔よりどんどん若い方が、生きづらい時代になっているのです。
あなたが「吐き気がするほど嫌な仕事を続ける理由」は何ですか?そのことをもう一度じっくり考えてみてください。
2. 逃げないと「あなたの能力」は下がります
吐き気がするほど仕事に行きたくないなら、今すぐ逃げ出すべき2つ目の理由は「能力」のことです。
社会の常識によって、あなたは「吐き気がするほど行きたくもない仕事」に縛られています。
「すぐに会社をやめちゃうやつなんてだめなやつだ」と頭の中を洗脳し、安い賃金で働かせ、ろくな教育もしてはくれません。その結果、あなたが本来もっている素晴らしい能力は押さえつけられしまっているのです。
ノミのこんな話を聞いたことはありませんか?
ノミって本来は1m以上もジャンプする力を持っているんですが、そのノミをコップでフタをし、その中で一定期間を過ごさせます。すると、そのノミは本来の自分の能力を忘れてしまい、そのコップの高さまでしかジャンプをできなくなるのです。
あなたも、このノミと同じ環境に陥っているのです。
あなたの人生が辛いのは、今の環境や人間関係によって能力を抑え込まれているからなんです。ぜひ、そのことに早く気がついてください。
行きたくもない場所に自分を縛りつけるのは、もう止めにしましょう。
関連記事>>ブラック企業の見分け方。転職はもちろん新卒就活生は絶対にチェックです!
3. 合わない環境でがんばる必要はない
吐き気がするほど仕事に行きたくないなら、今すぐ逃げ出すべき3つ目の理由は「誰にでも合わない環境はある」ということ。
僕が現在、自分がやりたかった情熱的な仕事ができているのは、コップがない環境に逃げることができたからです。最初に就職した会社はブラックな会社で、ブラックなコップの中で長い間、貴重な時間を無駄にしてしまいました。
だから僕が伝えたいことは、自分には合わない、この会社はおかしい、と思うような場所であなたの貴重な時間を無駄に消費しないでほしいということです。
ブラックな会社ではないにしても、たとえば、なんとなく就職した会社で、営業部にいきなり配属。売るノウハウもないまま、新規開拓をやらされ、当然結果がでるわけもなく、「俺って仕事ができないのかぁ」と自信を喪失するケースです。
でも、冷静に考えてみてください。世の中には営業に向かない人は五万といます。むしろ、営業に向かない人のほうがきっと多いでしょう。
なので、ここで気がついてほしいことは、あなたが今の環境が合わないのは、「たまたま」、だということです。もちろん、逆に配属された営業職が天職でバリバリ成果をあげる人もいるかもしれません。
でも、それも、たまたま、その人が運がよかっただけのこと。
営業職に向かないあなたは、マーケティングや生産管理をやらせたら日本一かもしれませんし、企画をやらせれば、誰にも負けない新しいものを考え出す能力があるかもしれません。
合わない環境でいつまでも苦しむのはもうやめにしましょう。
同じ努力をするなら、あなた本来の力を思う存分に発揮できる場所を探す努力をするべきですなんですよ。
4. 「今」が人生のすべてではない
吐き気がするほど仕事に行きたくないなら、今すぐ逃げ出すべき4つ目の理由は「今がすべてではない」ということ。
あなたは、あなたの人生がいつまでも続くと思っていませんか?
当たり前のことですが、あなたの人生はいつまでも続きません。歳をとればとるほど、時間の流れを早く感じるようになりますし、人生はあっという間に終わります。
そう考えると、あなたにとって大切なことは、あなたが本当に大事な仕事や人を見極め、そのことを優先した人生を歩んでいくことです。
たとえば、多くの人が職場の人間関係で悩みますが、「回りの人ににどう思われているか」ということを気にしすぎています(僕もそんな時代がありました・・)。でもこれって本当に時間の無駄しかありません。
あなたの人生はあなた自身のもの。他人のことを必要以上に考える時間は本当に無駄な時間なんです。他人のことを考える時間があるなら、自分自身のことであったり、家族のこと、大好きな友人のことをもっと思いやってください。
ほかにも、もしあなたが、職場で悪口を言われているなら、たまたま今回は自分があたってしまっただけと考え、必要以上に思い悩まないでください。どこの職場でも人の悪口や陰口はなくならないものです。
かといっても、その悪口が度を越え、いじめや嫌がらせがひどい場合には、その職場から逃げ出すことも検討するべき。吐き気がするほど辛いのなら、自分でどこかに逃げればいいのです。
あなたの目の前の現実がすべてではありません。
このことを知るだけで、クヨクヨ悩むこともきっと少なくなるはずですよ。
関連記事>>職場のいじめや嫌がらせが辛いという方に。相手のこれだけを知ればその悩みは解決できます。
自己犠牲で自分は苦しめないで
吐き気がするほど仕事に行きたくないという方に、そこから逃げ出すための方法をお伝えしてきました。
このように悩む多くの人が、まじめなだけに、逃げられず、がんじがらめになって苦しんでいるんですよね。それはきっと、親や教師に「我慢することが大切」だと教えられてきたからです。
- 「自分のことは後回しにしなさい」
- 「自分が決めたことをやり通しなさい」
- 「あなたが我慢すればうまくいく」
このように教えられ、自分を犠牲にしている人が本当に多いのです。
会社でもきっとそうでしょう。「会社のために死ぬ気で働け!」と言われると、それを疑うこともなく従ってしまいます。
まじめな人ほど、自己犠牲をすることができるので、苦しい人生を送ることになります。でも、自己犠牲は正しいことではありません。むしろ今の時代は逆です。
あなたが「吐き気がするほど嫌な仕事を続ける理由」は何ですか?そのことをもう一度じっくり考えてみてください。
今見えているものだけがすべてではない、選択肢はそれだけではない、ということに早く気づいてくださいね。
それが、あなたが助かるための唯一の方法なんですよ。
関連記事>>仕事を辞める勇気を手に入れるためには、こんな未来を想像すればいい。
吐き気がするほど行きたくないなら「休職」しよう
最後に、吐き気がするほど仕事に行きたくない人に具体的なアドバイスです。
気持ちに限界を迎えたときは、まず「休職」しましょう。
ここまでお話してきた通り、吐き気という具体的な症状がでている以上、うつ病、またはほかの精神疾患を患っている可能性が高いです。
病院に行けば、高い確率で診断書を書いてくれるでしょう。
「もうこんな会社行きたくない!」
そんな気持ちを抱え続けたまま頑張り続けてはいけません。
休職することは何もやましいことをするわけではないんです。あなたの立派な権利ですなんですよ。
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