やりたくない仕事はこうやって断ろう!あなたが嫌いな仕事を大好きな人も世の中にはいるんです!
「はぁ。今日も仕事が終わらない・・」
「なぜ自分だけこんなにやることがいっぱいあるんだろう」
今日もやりたくない仕事を抱え込んでいっぱいいっぱいになっていませんか?
仕事の悩みとして、「やらなければならない仕事が多すぎる」「仕事が終わらない」という悩みはよく耳にするところです。
そんな人の悩みをよくよく聞いてみると、わかってきたのが、そんな人たちも好きでたくさんの仕事を抱え込んでいるわけではないということ。
つまり、やりたくもない仕事をやるハメになっているんですよね。
「本当はやりたくないんだけど、断ることができない」
「できないなんて言えない。自分がやらないと誰かが困ることになる」
そんなやりたくない仕事、どのようにしたら上手に断ることができるのでしょうか。
それは、あなたが嫌いな仕事を大好きな人も世の中にはいるということを知ることです。
今回は次のような悩みをお持ちの方向けに話を進めていきます。
・やりたくない仕事に囲まれて毎日嫌になる
・やらなければならない仕事が多すぎて、仕事が終わらない
・上手な仕事の断り方を教えてほしい
このような悩みを抱えている人はぜひ最後まで読み進めてみてください。読み終えたときには、きっとあなたは「もうやりたくない仕事は断ろう!」という前向きな気持ちになれているはずですよ!
気乗りする仕事だけをやろう
仕事を辞めたくなる理由の一つに、過労、つまり仕事量が多すぎることがあげられます。毎日、朝から大量の仕事に追われ、ランチすらゆっくり食べる時間がない。
気づけば終電の時間。慌てて帰宅し、家では寝るだけ。それでも終わらない仕事に、休日出勤したり、家に仕事を持ち帰ったり・・。
こんな生活が続けば、誰しも疲れ果ててしまいます。
「うちの職場は仕事量が多いから、仕方ないんです」
悩み相談に訪れる人からも、よくそんな声が聞こえます。
でも、少し冷静になって職場を見回してみてください。サッサと仕事を終わらせて帰る人、他の人に仕事を任せて遊んでいる人がきっといるのではないでしょうか。
働いている「フリ」だけ上手な人とか、ね。しかも、そんな人に限って、周囲から高い評価を得ていたりするものです。
「私は誰よりも頑張っているのに、全然報われない」
「誰よりも仕事をたくさんこなしているのに、全然感謝されない」
そんなふうに考えると、「なぜ、自分だけ終わらない仕事を抱え込んでこんなに苦しんでいるのか」と、むなしくなってきますよね。
でも、ここで少し考えてください。
あなたが抱えている仕事は、本当にすべてあなたがやりたい仕事ばかりでしょうか。きっと、「本当ならやりたくないけど仕方なく引き受けている仕事」も、たくさんあるのではないでしょうか。
だったら、やるべきことは一つ。思い切って、やりたくない仕事を断ってみましょう。
「そんなことできるわけない!」
「どうしても断れないから、大変なことになってるんじゃないか!」
という声が聞こえてきそうですね。
でも、やりたくない仕事を断らない限り、あなたのイライラ&モヤモヤはなくなりません。
- (嫌だけど)引き受ける
- 無理をする
- その割に報われない
- でも、もう私がやって当然というムードになっている
- 引き受けざるを得ない
- 仕事が終わらない
- 周囲に対して不満だらけになる
- イライラ&モヤモヤ・・
という悪循環に陥っているからです。
そもそも、なぜやりたくもない仕事を引き受けてしまっているのでしょうか。
- 断ると怒られるから?
- 嫌われるから?
- 信頼されなくなるから?
- 他の人に迷惑をかけるから?
- 評価が下がって、収入が落ちるから?
いろいろな理由があると思います。
でも、大丈夫。あなたが断っても、ビックリするくらい何も起きません。仕事を断ったくらいでは、あなたが嫌われることも、信頼されなくなることもないんです。
一時的に嫌われたりがっかりされたりしても、ビックリするくらい大丈夫なんです。
これ、信じられないと思いますが、死ぬほど大切なこと!
一方、やりたくない仕事を断れると、あなた自身の仕事には大きな変化が生まれます。
- やりたくない仕事を断る
- やりたい仕事だけをするので楽しい
- やりたくない仕事に時間を取られない分、じっくりと取り組める
- 苦手な仕事をやってくれた人に感謝できる
- 空気がよくなる
- 仕事のクオリティが上がる
- 評価される
- より、やりがいがある仕事が任せられる
- またやりたい仕事だけを引き受ける
こうして、これまでの悪循環がピタっと止まって、幸せな循環に変わります。そのスタートは「断る」勇気を出すか出さないか、それだけです。
意外なぐらい僕たちは「やらなくてもいい仕事」を「やらなければ」と思い込んでやっているのです。
実は、会社員よりももっと、決められた仕事をきっちりこなす必要がある公務員の人にも、この幸せの循環は訪れているんです。
その人は、僕の知り合いの旦那さん。
「やりたくない仕事はやらない」を実践したところ、なんと、その旦那さんだけにドカンとボーナスが出たというんです。しかも、特に理由も聞かされず、ただボーナスが出た。
しつこいようですが、「公務員」です。あり得ません。
なぜ?どうして?と思いますよね。でも、本当の話です。ボーナスが出た理由は、正直言って僕にも分かりません。
だから「そんなのたまたまだ」と言われてしまえば、それまでです。ただ、「やりたくない仕事を断る」という変化によって、「たまたま」が起こる可能性は確実に上がるはずです。
この公務員の方をはじめ、僕の周りには驚くような変化を遂げた人がたくさんいます。きっとそれは「やりたくない仕事はやらない」と決めたことで、心が自由になり、幸せになれるから。
そして、「他力」が、「運」が、動き出す。
「たまたま」が起こる幸運は、この延長上にあると僕は思うんです。
断るのが怖いのは最初の一回だけ
やりたくない仕事を断る。一言でいってしまえば簡単ですが、これまで断れずになんでも引き受けてきたあなたにとっては、すごく高いハードルですよね。
ということは「怖いからやっている」ということ。
でも、実際に大きな勇気が必要なのは最初の一回だけ。一度断ることで、先ほどお話した「悪循環」の回転がピタリと止まり、「頑張らなくても大丈夫」という、幸せな循環が回り始めるからです。
その代わり、その一回は死ぬほど怖いかもしれませんが(笑)
これまでは、なんでも引き受けるあまり、「あの人ならやってくれる」というイメージが定着しているかもしれませんが、一度断ることによって、
「あれ、この人、断ることもあるんだ」
と、周囲は気づきます。もしかしたら、あなたがいい人の仮面をかぶっているあまり、他の誰でもいい仕事まで、あなたに振られていたのかもしれません。
「なんでも引き受けるいい人」の仮面を脱げば、なんでも押し付けられることはなくなるはずです。
- あまりやりたくない仕事。
- 無理やり押し付けられた仕事。
- 引き受けたら、自分がしんどくなりそうな仕事。
- 私が断ったら誰かに負担になりそうな仕事。
- 嫌いな人から頼まれた仕事。
全部断ってしまっていいんです。
ただ、「できません」と断っても、「嫌だと思うけどやって」としつこく頼まれることもあるかもしれませんね。それでも、どうせ引き受けなければならないのなら、一度は「やりたくないアピール」をしておきましょう。
同じ引き受けるにしても、「やりたくない」とアピールすれば、自分の中でのモヤモヤ感やイライラ度は格段に減りますし、何も言わずに引き受けるよりも相手から感謝される確率だって高まります。
- でも、そんなことをしたら、「すぐにいっぱいいっぱいになる人」と思われそう。
- 「キャパシティが狭い人」というレッテルを貼られそう・・。
- 「できない人」「生意気」「何様?」と思われそう。
- そんなのダサい。
そう考える人もいるでしょう。
ええ、そのレッテル、貼られるかもしれませんね。でもね。キャパシティなんて狭くてもけっこう。実際、狭いし(笑)
実際できないし。無理してキャパの広いフリをして引き受けた結果、本当にキャパオーバーして終わらない仕事を抱えてしまうなら、もとも子もないのですから。
そして何より、罪悪感なく頼んでくる人の依頼は罪悪感なく断っても大丈夫です。多少嫌な顔をされても、そういう人は意外と根に持たないんですよ。
一番迷惑なのは「抱え込む人」
あなたが仕事を抱え込んでしまう理由はいったいなんでしょうか?
- 「どうしても」と、お願いされたから。
- 私が引き受けてあげないと誰もやらないから。
- やる人がいなくて、困っているから。
つまり、自分以外の「誰かのため」に、本当はやりたくなかった仕事を引き受けているわけですよね。あなたとしては、あいてのために「引き受けてあげている」つもりかもしれません。
でも、実はそうじゃないんです。
- 自分が、良い人だと思われたいから。
- 自分が、デキる人間だと思われたいから。
- 自分が、仕事を断って嫌われたくないから。
- 自分が、「空気が読めないヤツ」だと言われたくないから。
これを読んで、ちょっとドキっとしませんでしたか?自分でも意識していないかもしれませんが、あなたが仕事を抱え込んでしまうのは、結局「自分のため」。
その「自分」を信じてないから断れないだけだったりするのです。断って嫌われるくらいなら、自分を殺したほうがマシと思っているのです。
仕事を頼む側だって、あなたがしんどい思いをしていることに気づいてないかもしれません。あなたの本音を知ったら、「そんなに大変なら、どうして断ってくれなかったの?」と思うかもしれませんし、「そんなに嫌だったら、他の人にお願いしたのに」と言うかもしれません。
マジメな人ほど、一人ですべてを抱えこんでしまいがちです。人に頼ってばかりいたらダメ。迷惑をかけたらダメ。だから一人で最後までやり遂げる。
一見、責任感が強いようですが、実はこれ、
「迷惑」なんです。
多くの仕事は、職場や取引先など関係する人すべてが互いに頼り合い、時には迷惑をかけ合いながら成り立っています。
それなのに、周囲に頼らず迷惑をかけまいと一人で頑張る人は、ある意味、周囲の人たちを信用していないことになります。
他人を信じていない人は、頼ったり迷惑をかけたりするのを恐れます。そして、やりたくない仕事を抱え込み過ぎた結果、抱えきれなくなってダウンしたり、突然爆発したりする。
周りにとってみれば、これが一番迷惑なんです。
さらに、「抱え込む人」が危うい理由は他にもあります。「私は誰にも頼っていない」「迷惑をかけていない」と信じているので、他人から迷惑をかけられると不愉快になるし、イライラします。
加えて、「抱え込む人」は他人に感謝を強要するようになりがちです。「相手のために引き受けてあげた」と思っているうえに、「全部自分が頑張ってやり遂げた」という自負があるので、「自分は感謝されるべき」と心のどこかで思っているからです。
だから、自分が思ったほど相手が感謝してくれないと、悲しくなるしイライラしてしまう。場合によっては、相手のことを軽蔑したり、嫌いになったりもします。
抱え込み過ぎることは、まさに「百害あって一利なし」なんです。
実は、僕も以前はそうでした。「自分が頑張らないと!」と思うあまり、どんどん追い込まれて苦しくなるうえ、他人が感謝してくれないとストレスがたまる。
で、キレて嫌われる(笑)
なんにもいいことはありませんでした。でも、思い切って周囲に甘えて、迷惑をかけるようになったら、自然と周囲に心から感謝する気持ちが沸き上がるようになりました。
その時、気づいたんです。
「心から感謝」って、人を頼って迷惑をかけて、初めて生まれるものだということに。
だから、あなたも職場の人に「迷惑」をかけてみてください。
「自分がやるべき」と思い込んでいる仕事を、他の人にお願いする。
自分のミスの後処理を頼んでみる。
体調が悪かったら、遠慮なく会社を休んで休養する。
有給休暇を取って、旅行にいく。
これまで、「周りの人に迷惑になる」と思って、必死に避けてきたことをたくさんやってみましょう。自分ができること、得意なこともあえて人に頼めるようになれれば最強です。
迷惑をかけて、甘えられるようになれば、いつも周囲に感謝する人に生まれ変われるはず。何より、あなたの時間と心に、これまでになりゆとりが生まれることでしょう。
そうしてあなたが笑顔になれば、周りの人もあなたに笑顔を向けるのです。他人ばっかり大事に優しくしないで、もう少し自分に優しく、自分を大事にしてみませんか。
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「丸投げ」してみよう
人に仕事を任せるときに一つ、気をつけてほしいことがあります。それは任せた以上、やり方や結果に口出ししないことです。
つまり、すべてお任せ、「丸投げ」するということ。
もし、あなたが「仕事をお願いしたいけど、私流のやり方でやってね」と、やり方までいちいち指示されたり、仕事を任せてきた本人に見張られて逐一口出しされたら、きっと苦痛で仕方ないですよね。
さらに、仕事をお願いしておいて、できあがったものに対してダメ出しするのは最悪です。ですので、人に仕事を任せるときは、いったん「自分の思い通りのクオリティにはならない」ということを覚悟しなければいけません。
「だったら、自分でやったほうが早いし、クオリティだって高い」と思うでしょうか。特に、テキパキ仕事をするタイプには、そう感じる人が多い傾向があるかもしれません。
でも、「丸投げすると、自分の評価が下がる」と思っているのなら、それは大きな誤解。もし一時的にクオリティが落ちたとしても、あなたが丸投げした相手は、あなたの想像を超えるやり方で、予想を大きく上回る結果を見せてくれるかもしれません。
それに、そもそも「自分の評価が下がる」ということ自体がおこがましいような気がします。
「評価が下がるのが怖い」と思うなら、こう唱えてみましょう。
「大丈夫、そもそも評価、低いから(笑)」と。
自分が嫌いな仕事が大好きな人もいる
「やりたくない仕事は断ろう」という話をしましたが、これは、裏を返せば、自分が苦痛だったり、気がすすまない作業は他の人にお願いすることです。
「自分が嫌いなことを他の人に頼むなんて、申し訳ない」
周囲に仕事を頼めない人は、心のどこかでそんな風に思っていたしします。
それは「自分が嫌いな仕事=みんなも嫌いな仕事」だという認識があるからです。
でも、そうとは限りません。
知り合いの広告業界で働く女性Cさんからこんな話を聞いたことがあります。
彼女は、伝票整理や、大量の封筒の宛名を書いてパンフレットを送るといった事務的な作業が大の苦手でした。それでも、「これも仕事の一つだから仕方ない」と我慢してやっていたのですが、何せ嫌いな作業なので、まったくはかどらなかったそうです。
ある時、思い切ってアルバイトの女性にそのような仕事をお願いしたら、実にスピーディーに作業をこなしてくれました。
「ありがたい!」と思いながらも、どこかに罪悪感を覚えていたCさん。「しんどい作業をお願いしてごめんね」とアルバイトの女性に言ったところ、驚きの回答が返ってきたそうです。
「いいえ。実は私、こういう単純作業が大好きなんです」
そこで、Cさんは「自分が大嫌いな作業を大好きな人もいるんだ」という衝撃を受けたそうです。
このように、人が嫌いなこと=すべての人が嫌いなこと、とは限りません。自分が嫌いな仕事を人にお願いするからといって、罪悪感を覚える必要はないのです
「私がやらねば、誰がやる」の発想は、今日から捨ててみませんか。あなたがやらなければ、他の誰かがやってくれます。
そう、「私がやらねば、誰かがやる」なんですよ。
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