仕事ができるようになりたいあなたに!
頑張って働いていくなら、仕事ができない人より、やっぱり仕事ができる人になりたいですよね!
あなたもやっぱりそうですか?僕も30歳を過ぎそれなりに責任のある立場になっても、その気持ちは20代の若い頃と全然変わりません。
やっぱり仕事ができるようになって、みんなに「上野さんすごいですね!」と言われたいですし、尊敬もされたいんです(笑)
今回、そんな僕の欲望を叶えるためにも、みんなで一緒に仕事ができるようになるための方法を探していきましょう!
【この記事でわかること】
・仕事ができる人が普段から意識していること
・仕事ができるようになるための具体的な仕事術
・仕事ができるようになっても知っておいてほしい大切なこと
仕事ができるようになれると、毎日を生き生きと暮らすことができるようになりますよ!
目次
なんで仕事ができるようになりたいのか?
そもそもあなたはなぜ仕事ができるようになりたいのでしょうか?僕のように「みんなからすごい!」っと言われたいから?
きっとそれだけではないですよね。まず最初に、なぜ人は「仕事ができる人になりたい」のかを整理してみましょうか。
- 尊敬されたい、褒められたい
- 同僚や友人に負けたくない
- 出世したい
- 責任感のある仕事を任せてもらえるようになりたい
- 評価されて給料を増やしたい
社内恋愛する人なら、彼氏や彼女に良いところをみせたい、という願望もあるかもしれません。
生活するために評価されて給料を増やしたいは、また別かもしれませんが、その他の「仕事ができる人になりたい」理由には共通して言えることがあります。
それは誰かに認めてほしいという欲求、「承認欲求」だということです。この欲求は、人が仕事を通じて自己実現を果たしていくうえでエネルギーになってくれるものです。
人は、誰かに認められることによって、どんどん成長していけるんですよね。
でもここで注意したいのが、この承認欲求が強すぎる場合です。
「誰かに認められたい」「もっと私を見て評価して!」という状態が強くなりすぎると、周りの目ばかりを気にするようになり、自分の実力以上の評価を周りに求めるようになってしまいます。
「もっともっと!もっと私を見て!」これでは完全かまってちゃん状態です。
あなたはそのような状態になっていませんか?
仕事ができるようになりたい気持ちは大切なことですが、これが行き過ぎることも問題ということも、まずは理解しておいてください。
仕事ができるようになりたいなら仕事ができる人の思考を学ぼう
さて前置きが長くなりましたね。
あなたが仕事ができるようになりたいのなら、この人の思考を学ぶのが一番です。
それは誰かって?
言うまでもありませんよね。
それは、仕事ができる人の思考です(笑)
仕事ができる人が普段からどんなことを意識して仕事をしているのか、仕事に対する考え方や思考を一緒に見ていきましょう。
いきなりすべての事を身につけるのは難しいかもしれませんが、できることから習慣づけていきましょうね。
「100点」を目指さない
仕事というのは、「タイミング」が生命線です。タイミングを外してしまうと、すべての無駄になってしまいます。どんなに努力しても、昨日の新聞は売れません。
完璧な企画書ができたとしても、期日に間に合わなければ話になりません。
タイミングがいかに重要か、仕事ができる人は誰もが認識しています。完璧主義は百害あって一利なし。完璧主義には2つの大きな罠があるんです。
自分に対して過度に厳しくなる。
他人に対して過度に厳しくなる。
するとどうなるでしょうか。仕事のスピードが落ちます。すると結果がでなくなります。
仕事ができるようになりたいのなら、「80点主義」を頭に叩き込んで、仕事の「スピード」を上げることに注力してみましょう。
関連記事>>完璧主義の人は仕事が遅いし成果もでない。出来上がりは70%を目指そう。
「敵」を不用意に作らない
味方を増やすことより敵を減らすこと。これは仕事を上手に進めていく上で、とても重要なことです。
仕事ができる人はこのことを知っています。
味方はたしかに協力してくれます。しかし、自分が損をしてまで協力してくれるかといえば、そんなに簡単な話ではありません。
ところが敵同士は、そういう関係を飛び越えてまで対立してしまいます。しかも自分を犠牲にしてまで相手を蹴落とそうと懸命になるのです。
これが怖いのです。そのエネルギーを侮ってはいけません。
職場にはいろいろな人間がいるので、中には嫌いな人もいるのでしょう。それは仕方がないこと。しかし、その「嫌いな人」を「敵」にしてしまってはいけません。
と、偉そうなことをいっている僕自身はどうかというと、実は前職では違う部署人とトラブルばかり起こしていましたけどね・・・。
「好奇心」を失わない
「なんで、あいつができることが自分にはできないんだろう?」
このような疑問は、誰でも持ったことがあるはずです。これは、他人への関心や好奇心から生まれるものです。
仕事ができるようになるために必ず必要なものは「好奇心」です。
仕事ができる人は、必ずこれをもっています。
会社の中で好奇心を失ったら、あなたの成長は止まると考えた方がいいでしょう。
僕が以前、新入社員教育を担当していた頃、新入社員の中には好奇心の高い人もいれば、そうでない人もいました。たとえば、会社のルールや制度の説明をしたあと、「何か質問はありませんか?」と聞くと、手をあげる人はいつも決まった人です。
いつも手を上げて質問してくる新入社員は、常に興味や関心を持って聞いてきます。
そういう新入社員がいると、僕は「そこまで関心を持って聞いてくれるとは!」と嬉しくなります。その新入社員に対して、今後の成長に期待を持ってしまいます。
好奇心は、人から与えられるものではなく、自分自身の内側から湧き出てくるものです。
たとえば仕事の中で自分自身にこう問いかけましょう。
「あの人が知っていることを、なぜ自分は知らないんだろう?」
「あの人ができることが、なぜできないんだろう」
こういう比較をしていると、「どうしたら知ることができるだろう」「どうしたらできるだろう」という動機付けを自らできるようになります。
そして、この動機付けはあなたを成長させます。上司や先輩に質問したり、自分自身で調べたりするようになります。
これはこうした知識面だけではなく、仕事のやり方なども同じです。
「あの人は、なぜいつも成績が一番なんだろう」と考えれば、自分との違いを明らかにするようになり、あなたの仕事のやり方も変わってくるはず。
こうした問いかけを行うことで、結果的に好奇心を高め、仕事ができる人材になっていけるのです。
「反省」しすぎない
あなたは仕事でミスや失敗をしたときに、どう対処していますか?
「大火事にならないよう小火のうちに消せ」-これに尽きます。小さなミスや失敗をきっかけにして大きなミスや失敗へと傷口が深くならないように、傷口が浅いうちにきっちり止血することが大切です。
そのために大切なことは「失敗したことを隠さない」「反省しすぎない」ということです。反省するのは大事ですが、ミスをしたならリカバリーに全力を尽くす。
自分一人では対処できそうもなければ、上司や先輩、同僚に事情を素直に話してチームで対処して解決する、これが大切です。
仕事ができる人は「心のスイッチ」を切り替える達人です。ミスや失敗でめげるのは一瞬です。そして、これからの仕事で必ず取り返してやると覚悟を決めるのです。
過去は過去。それ以上でもそれ以下でもありません。もう戻らないことにクヨクヨしてはいけませんよ。
関連記事>>ミス連発で仕事を辞めたい。落ち込む気持ちはこれだけで跳ね返せる。
「知ったかぶり」をしない
仕事ができる人は時に「バカ」のふりができます。どうも地頭の悪い人に限って妙に難しいことを言ったり、利口ぶったりする傾向があります。
たとえば、誰かと話をしているときに、自分が知らないこと、わからないことがあったとします。そのとき利口ぶらずに、知らないことは知らない、わからないことはわからないとハッキリ伝えて、「教えてください」という姿勢で見せれば、誰もが親切に教えてくれるものです。
これは、あなたのような若い社会人にとって特に大事なことです。「教えていただけますか?」この一言が素直にいえるか、いえないかで、その後の成長に大きな差がでてきます。
わからないことは、上司や先輩に聞きまくればいいのです。これは恥でも何でもありませんよ。
「できない約束」はしない
できない約束をする、これはビジネスをする上で大変危険なことです。大きな仕事であればあるほどその危険性は高まります。
ビジネスは信頼で成り立っています。できると約束をしたのに、「やっぱりダメでした、ごめんなさい」ではあっという間に信頼は地に落ちてしまいます。
「信頼がある」ということは他人から評価されるうんぬんといったレベルの話ではありません。ここを勘違いしている人がたくさんいます。
「信頼」のベースになるのは「自分との誓約」なのです。「誰かとの約束」ではなく「自分への誓い」を守ることがベースになるのです。
それが結果として、まわりからの評価につながるんですよ。
モチベーションは一定に保つ
本物のプロフェッショナルは「やる気」がどうのこうのと口にすることはありません。「スイッチが入ろうが入るまいが仕事をする」のがプロです。
仕事ができない人はスタートが遅いのです。ソフトが重たくて起動が遅いパソコンによく似ています。どうしてこんなに遅くなるのかというと、たくさんの「言い訳」や「弁解」を準備しているからです。
あなたもこのように仕事を先送りにしていませんか?
「まずはコーヒーを飲んでから。それから頑張ろう」
「部長、今日は忙しそうだな。報告は明日にしよう」
仕事というものは、いったん始めてしまえば、誰だって集中モードに入っていくのです。始めないからスイッチが入らないのです。
やる気に火がつくまで待つのではなく、火がついていなくても始める、これがポイントです。
仕事ができる人は、とにかく仕事をスタートさせてしまいます。そこにやる気をあげようという発想はありません。
仕事のスタートに時間をかけるか、かけないか。ここに仕事ができる人とできない人の大きな違いがあるんですよ。
関連記事>>仕事やる気がでない!楽しくない!で転職しても後悔します→理由はこれ
「できない理由」を探さない
もしここに、「できる」「必ずできる」といつも口にしている人と、逆に「できない」「無理だ」をいうのが口癖の人がいるとしましょう。
この2人がヨーイドンで同じ仕事を始めたら、最終的には100%、前者がいい結果を出すでしょう。
「できない」「無理だ」といった口癖の怖さは、自分が発した言葉が自分の耳を通じて、脳に入り込み、それが「心のブレーキ」「行動のブレーキ」になってしまうことです。
このようなネガティブな言葉ばかり発していると、まだ何もやってもいないのに、潜在意識が「できない」と脳のコンピューターに指令を出してしまうのです。
一方、できる人というのは、自然とその次に「では、どうすればできるかな」と考えます。どちらが良い結果をだすかは言うまでもないですよね。
「大差のない」ことに悩まない
「迷う」ということは極端な話、どちらでもいいから迷うのです。どちらかに明らかなメリットがあれば迷うはずがありません。
迷うのはどちらに転んでも同じようなメリット、デメリットがあるからです。そんなものはどちらを選んでも同じこと。ならば、さっさと判断して行動に移りましょう。
すぐに判断して、実行に移すことが大事です。そして走りながら考える習慣を身につけましょう。もし、その結果、A案を採用したのが間違いで、B案が正解だったとすれば、すぐに軌道修正し、リカバリーすればいいだけのこと。
大差のないことには悩まない。
できる人ほど、このことが習慣として身についています。
「職場の仲間」に遠慮しない
今の職場の人間関係というものは「水くさい」という関係が本当に多いとものです。
たとえば、ちょっと気になることがあれば直接話しをせずにメール一本で済ませようとする。それでは本当の人間関係というものは出来上がりません。
職場の仲間に遠慮する必要はありません。困ったらもっと助けを求めたらいいのです。頼ったらいいんです。
あなたが嫌いな仕事やできない仕事を、得意とする人は世の中にたくさん存在します。
「適材適所」
仕事ができる人は、このことをよく知っていて、自分が得意ではないことは、得意な人に任せるという習慣が身についているんです。
関連記事>>終わらない仕事が辛い時は誰かを頼ったらいい。頼り上手になれる6の法則。
「素人考え」で仕事を進めない
あなたは「イラン人に道を聞くな」という言葉を知っていますか?
これは彼らは親切すぎるあまり、聞かれたら知らないことでも適当に答えてしまうので、3人以上の人に質問して答えが一致したら初めて信用しなさい、という経験則です。
これは、知ったかぶりはトラブルのもとだ、という教訓になっているわけですが、仕事でも、よくわかっていないのに勝手な思い込みで突っ走って、失敗するということはよくある話です。
せっかち、不注意、おっちょこちょい、そそっかしいという「性格」に原因があるというよりも、もっと問題は根深く、そもそも素人考えで仕事を進めてしまうことに危険さがあるのです。
「わからないこと」には容易に手を出してはいけないものです。もし手を出すなら勉強しなければいけないのです。自分が勉強しなくても勉強している人に相談したり、その分野に詳しい人に話を聞いたり、そのわずかな手間を怠れば、手痛いミスを犯してしまうことになりますよ。
デスクは常に整理整頓
仕事のできる人とできない人のデスク周りを比較すると、仕事のできる人の周辺はいつもきちんと整理整頓されていて、なんとなくすっきりしています。
- 集中して仕事のできる環境
- ものを探さなくてもよい環境
- 情報や機密事項を盗み見られない環境
この3つを叶える環境を整えれば、仕事が遅れることもなくなりまるし、頭が整理でき、自然と仕事ができる人に近づいていくことができますよ。
関連記事>>仕事が遅い人が取り入れるべき13の仕事術!あなたもこれで定時に帰れます!
「早く仕事ができるようになりたい!」ときの仕事術
「早く仕事ができるようになりたい!」と願うあなたに。
仕事ができるようになりたいのなら、ここまでご紹介してきた仕事ができる人の思考を学ぶのが一番ですが、それだけでは不十分です。
あなたも一緒に働く会社の仲間にこのように言われたくないですか?
「あなたがいないと仕事が回らない!」
このようなことを言われるととても嬉しいですよね!
あなたの成長を加速させるために、さらに次のようなことも取り入れていきましょう!
物事の本質を見極めよう
早く仕事ができるようになりたいのなら、物事の本質を見極める力を身につけましょう。
仕事を進めるにあたり、特に大切なことや正しいことをつかむために、日頃から物事の本質を理解しようとするクセをつける必要があります。
具体的な方法としては、「まず余計な情報を減らした上で、仮説を立てて整理する」、この繰り返しです。
仮説は通常、情報を減らすうちに自然と見えてくるものですが、何度かルーチンを繰り返していると、仮説のキレもよくなっていきます。
そして整理は基本的には、MECE(漏れなくダブりなく)の原則に沿って、情報を構造化していくことです。
たとえば「人間」を構造化すると「男」と「女」、「方角」を構造化すると「東、西、北、南」ですね。逆に、「男」と並列に「医者」がくるのは不自然ですし、「東」と並列に「下」がくるのも同様に不自然です。
まさかと思うかもしれませんが、こういったことは仕事のなかでは結構あるものです。
うまく整理ができるようになるには、何度も繰り返して上達していくしかありません。身近な練習としては、パソコンのフォルダ整理が最適です。
フォルダやファイルの名前の付け方に、その腕前がはっきりと表れてきます。
そうこうしていると急に「要するにこういうことだったのか!」といった一つのメッセージが脳裏に浮かんできます。
早く仕事ができるようになりたいのなら、物事の本質を見極める力をつけましょう。
捨てる基準を持とう
早く仕事ができるようになりたいのなら、いるものといらないものの取捨選択も重要になってきます。
「頭では捨てた方がいいのはわかっているけど、なかなか捨てれない」
「つい気を緩めるといつのまにかデスクが書類で山積みになっている」
こんなことってよくありますよね。
身の周りに書類や情報が増えて来ると、当然ながらシンプルさからはどんどんと遠ざかり、仕事の本質が見えなくなって、判断力もどんどん鈍くなってしまいます。
そうならないためにも、捨てる基準を持つことが重要!
その基準は次の基準がおすすめです。
- 直近1年間使わなかったもの
- 再入手が可能なモノ
- 比較的安価ですぐに手に入るモノ
これらに該当するものは、感情を挟まずバッサリと捨ててしまいましょう。
最初は捨てることにどうしても心の葛藤があるかもしれません。しかし、慣れてくるとだんだん「捨てるという行為」が爽快になっていくのが自分でもわかるようになると思います。
捨てることこそ、仕事の好循環を生み出す第一歩なのです。
上司や先輩の助言は吟味しよう
早く仕事ができるようになりたいなら、先輩や上司の助言を鵜呑みにしてはいけません。
実際の社会では、必ずしも経験年数と実力が一致するわけではありません。つまり、上司や先輩だからといって、いつも正しいわけではありません。
もちろん、これは「上司や先輩の教えは役に立たないから聞かなくてもいい」という意味ではありません。
「上司であろうが、先輩であろうが、すべてをうのみにしてはいけない」ということです。
うのみにするということは、頭の中を他人に支配させることであり、自分自身から逃避することでもあります。他人に頭の中を委ねていると、いつまでたっても成長できず、自立的に成果を上げることはできません。
時に自分が尊敬する上司や先輩の言うことは、ついすべてが正しいと思いがちですが、気持ちと真実は切り離して、いただいた助言は吟味する必要があります。
助言やアドバイスによって気持ちや考えがブレてしまわないように、まずは自分の軸をしっかり持つように心がけましょう。
それがあなたの成長にきっとつながりますよ。
無意識のクセを捨てよう
早く仕事ができるようになりたいなら、自分の無意識のクセを一度チェックしてみましょう。
動作のクセ、言葉のクセ、心のクセ、考え方のクセ。私たちは普段、無意識のうちにいろいろなところでクセが出ています。
クセはその人そのものを表しているといってもいいでしょう。
そもそもクセとはそれまで意識的にやっていたことが自動化された状態だと言えます。したがって、よいクセが身につけば、非常に効率的です。
その逆に、なかには仕事の非効率さを生んだり、悪循環を招くような悪いクセもあります。そういうクセにとらわれていると、仕事はなかなかうまくいきません。
たまには改めて自分の行動や発言を見直し、「クセの棚卸し」をしてみることをおススメします。
紙やパソコンに書き出してみたり、仲の良い人に「自分にはどのようなクセがあるか」と尋ねてみるのもいいでしょう。きっと自分でも「こんなクセがあったのか!」と驚くものも、いくつか出て来るはずです。
そして悪いクセを見つけたら、改善しましょう。クセの改善に効果的なのは、意図的に自分の生活や仕事に変化を取り入れていくことです。
「流れる水は腐らない」とのごとく、自分自身が変化し続けることによって、不要なクセが淘汰されていくのです。
クセの改善にはそれなりに時間がかかりますが、悪いクセがなくなることによって、これまで仕事でロスしていたことや、悩んでいたことが、まるで悪い魔法が解けたかのように、解消されていくはずです。
怒りで時間をムダにするのはやめよう
早く仕事ができるようになりたいなら、怒りを上手にコントロールしましょう。
仕事で余裕がないときって、誰しも大なり小なり怒りの感情を覚えたことがあるかと思います。ひとたび怒りの感情が芽生えてしまうと、気持ちが落ち着くまでにそれなりの時間がかかります。
また、怒りから生まれる仕事のトラブルは多く、取り返しにつかない状態にまで人間関係が悪化してしまうこともあります。
このような余計な問題を増やさず、時間のロスを抑えるためにもこの怒りの感情とどのように向き合うかは、仕事で成長できるか、できないか、の分かれ道。
僕もかつては仕事で湧き上がってくる怒りを上手くコントールできない時期がありましたが、このままではいけないと思い、日頃からできるだけ多くの選択肢を考えるようにし、怒りが生まれやすい環境や人を避けるようにしています。
怒りは多くのムダを生みます。怒りやすいと自覚のある人は、ぜひ、この怒りを上手にコントロールするようにしてください。
関連記事>>仕事のイライラ解消法8選!世の中はあなたの思い通りにはなりません!
趣味と違う本を読んでみよう
早く仕事ができるようになりたいなら、自分の趣味とは違う本を、たまには読んでみることをおすすめします。
読む本には自分が現れると言います。自分の本棚を見渡してみると、それがいまあなたが興味を持っていることであったり、悩んでいることであったりします。
人は無意識のうちに何度も同じ言葉、同じ物語を聞きたがるものなのです。しかし、いつも同じ類の本ばかり読んでいると、自然と考え方や趣向が硬直化していきます。
自分の鮮度を保つためにも、ときどきは趣味とは異なる本を読んでみることも必要です。
こうして、自分の中にいつもと異なる趣向の情報を取り入れることによって、クセや思考が洗い流され、心や頭に「知のコレストロール」が溜まるのを防いでくれるのです。
いつもと違う本を読んでみて、気にいったものを実践してみて、それをネタに人とつながることを繰り返していけば、やがてあなたの中に新しいものが芽生えてくることに気がつくはずです。
いつもとは違う人と食事にいこう
早く仕事ができるようになりたいなら、毎日違う人と食事にいきましょう。
あなたはいつも同じ人とばかり、食事にいっていませんか?
残念ながら、それではあなたの人脈は広がりませんし、大きなチャンスもやってきません。チャンスがやってこないということは、成長できる機会が生まれないということです。
そんなあなたは、まずは、1週間に1度でいいので、お昼のランチをいつもとは違う人と行くようにしてみましょう。
ここで、「お昼ぐらい、気の合う仲間と気軽に食事がしたいな」と思った人もいるかもしれませんが、毎日それをしろといっているわけではありません。
週に1度ぐらいなら、「これは自分の成長のため!」と割り切れるはず。
もしかしたら、そのような新しい付き合いから、大きなプロジェクトに誘われることもあるかもしれませんし、何か困ったときには手助けしてくれる存在が現れるかもしれません。
仕事がうまくいくかどうかは所詮、人間関係で決まります。ぜひ、そのチャンスを自分から引き寄せてください。
自分の時間を大切にしよう
早く仕事ができるようになりたいなら、自分の時間を確保することが大切になってきます。
時間に追われていては、絶対にいい仕事はできません。
そんなときに大切になってくるのが、あなたが嫌なこと、やりたくないこと、できないことはきっぱりと断る勇気です。
自分がやりたくない仕事に囲まれていますと、仕事の生産性も悪くなりますし、何よりあなたの精神にも良くありません。
「なんで、私ばっかりに皆ムチャを言ってくるの?」
と、ストレスで心がいっぱいになってしまいます。
仕事で成長したいなら、この状況から一日も早く脱出しましょう。
やりたいくないこと、嫌なこと、できないことを断るのは、決して「大人げない振る舞い」ではありません。あなたがやりたいことを実現させ、成長するための、選択肢の一つなんですよ。
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他人に甘えよう
早く仕事ができるようになりたいなら、他人に甘えることも重要です。
人が1人で出来ることには限りがあります。これは仕事も一緒です。
何か大きなことを成し遂げようと思ったら、周りを巻き込む力も必要ですし、「餅は餅屋」という考えで、自分が不得意なことは、それが得意な人に任せてしまうべきです。
そして、あなた自身は、あなたが得意なことに専念しましょう。それがあなたを大きく成長させます。
また、そんなときに必要になってくるのが、周りに甘えることができるかどうかです。
「ごめん、ちょっと教えてくれない?この分野でわからないことがあって」
まずは簡単なことから、まわりにいる人に尋ねてみるところから始めましょう。聞いてみることは何でも構いません。
僕が実際によくやるのは、届いた郵便物の地名の読み方がわからないときに「これって何て読むか知ってますか?」というような他愛もないことです。
ほとんどの人が、自分でネットで調べるかもしれませんが、それではもったいないですよね。せひ、こんなときは、周りに話しかけて、普段からちょっとしたことでも、甘える、頼るクセをつけておいてください。
人は頼られたり、甘えられたりすることに喜びを見出します。
そうやって職場の人間関係を良好なものにしていくことで、あなた自身が仕事で成長しやすい職場環境を作り出すことができるんですよ。
関連記事>>仕事に疲れた環境から抜け出す10の方法。仕事を抱え込むあなたは要注意!
仕事に遊びを取り入れよう
早く仕事ができるようになりたいなら、「どんな仕事も楽しんでやる」、という思考回路を持ちましょう。
あなたがイヤイヤやっている「仕事」をちょっと工夫して、楽しいものにしてしまうのです。
例えば、取引先への営業電話なんかは苦痛なものかもしれません。
しかし、「昨日は5件しか電話できなかったけど、今日は6件電話してみよう」「いつもは会話が持たずに1分で話しが終わっちゃうけど、今日はなんとか3分粘ってみよう」といったような、ゲーム感覚を取り入れることで、嫌な仕事も楽しいものにしていけます。
こうした発想を持つことができれば、世の中につまらない仕事なんてありません。
そしてこの効果が大きいのは、楽しんで仕事をしている人の周りには、どんどん人が集まってくるということです。
上司、同僚、取引先など、きっとあなたを見る目が変わるはずです。
前向きに仕事をしている人には、なんだかんだいっても周りも応援したくなっちゃうもんなんですよね。それがあなたの成長を引き寄せます。
他にも、日常にちょっとした変化を加えてみるのもおすすめです。
「いつもと違う通勤経路で会社に行ってみる」
「いつもより1時間早く起きて、カフェで食事をしてみる」
このような変化はあなたにちょっとした刺激を与えてくれ、仕事を進める上でのヒントを得るきっかけになることがあります。
ぜひ、試してみてくださいね。
仕事ができるようになりたい人に知っておいてほしいこと
仕事ができるようになりたい人に、仕事ができるようになるための思考方法などをお伝えしてきました。
長くなりましたが、最後にもっとも大切なことをお話しますのでもう少しだけお付き合いください。
何でもとことん一生懸命にやっていると、知識や経験が蓄積されて、できることが増えていき、視野もどんどん広くなっていきます。
それは仕事をしていく上でとても楽しいことですよね。
そして、頑張れば頑張るほど、もっと成長できることがわかるようになるので、さらに努力をしたくなっていきます。
そして、自分が成長することの楽しさがわかってくると、他人の長所から一つでも多くのことを学びたくなってきます。
そして「ありがとう、教えてくれて」というふうに、自分が学ぶべきことに気づかせてくれた他人に、感謝したくなってくるのです。
つまり、以前は気にも留めていなかった相手の長所に、気がつけるようになるのです。
さらに自分が仕事ができるようになり成長することができると、他人の欠点を見たときも、相手を批判する気持ちは生まれなくなります。むしろ、反対に、自分の欠点を返りみることができるようになるでしょう。
つまり、相手の欠点からも学ぶことができるようになるのです。このように考えると、他人の長所からも、欠点からも学ぶことができるようになります。
仕事ができるようになればできるほど、他人がすべて、自分を成長させてくれる大切な存在になっていくんですね。
成長する気がないと他人の長所が短所に変わる
ただ、自分が成長する意欲があまりない場合は、他人の長所に気づくどころか、短所ばかりが気になってしまいます。
たとえば会社で、ある程度仕事ができるようになって自信がついてくると、自分と同レベルの仕事ができない人に対して、「こんなことくらいできて当然でしょ」とか「こんなことが、どうしてできないの?」と、欠点を指摘して、相手を責めてしまうことがあるのです。
けれども、このような接し方としていると、相手の意欲を低下させるだけではなく、自分自身の成長までが止まってしまいます。
そのようにならないためにも、仕事で成果がすぐにでないにしても、「学ぶことは楽しいこと」、このような意識をずっと持ち続けることがとても大切なことです。
仕事で成長しないときでも、このことだけは忘れずにいてほしいと思います。
評価は「他人軸」ではなく「自分軸」で
経験を重ねて、いろいろな仕事ができるようになってくると、上司や同僚・後輩などがあなたのことを褒めてくれる機会がどんどん増えてきます。
このときにほとんどの人が「もっと褒めて欲しい」という欲求が生まれますが、できる人というのは、褒められたり、認められたりしても、その次の瞬間にはそのことを忘れ、次のことに目を向ける習慣が身についています。
「もっと褒めてほしい」という承認欲求を、すぐに手放すことができているわけです。なぜ、そのようなことができるのか?
それは、仕事ができる人は、自分への評価を他人軸はでなく、自分軸で見ることができているからです。
「自分と対話する時間」をつくろう
他人の評価を気にするのではなく、自分の心に耳を傾ける習慣を身につけましょう。目を閉じて自分の心と対話する時間を作ってください。
自分の心を対話するというと難しく聞こえるかもしれませんが、そんな難しいことではありません。
自分を見つめ直し「あぁ、この頃どうも人の評価ばかり気にしているなぁ」と気づく。この程度で十分です。
このように自分と対話する習慣を身につけることも、より仕事ができるようになる重要な一つの要素です。
自分と対話することを続けていると、他者からの承認を確認するよりも、それを求めている自分を認め、正直にふるまえるようになります。
自分に正直になれるということです。
正直な人の周りには自然とたくさんの人が集まってくるようになります。
そして周りの人に助けられながら、仕事がどんどんできるようになります。
忘れないでくださいね。過剰な承認欲求は毒だということを。
関連記事>>仕事で評価されない人と評価される人の決定的な7つの違いとは?
仕事ができるようになる方法まとめ
仕事ができるようになりたいあなたに、今すぐできる具体的な方法をお伝えしてきました。
最後にもう一度まとめておきますね。
仕事ができるようになるためにはできる人の思考を学ぼう
- 「100点」を目指さない
- 敵を不用意に作らない
- 「好奇心」を失わない
- 「反省」しすぎない
- 知ったかぶりをしない「できない約束」はしない
- モチベーションは一定に保つ
- 「できない理由」を探さない
- 「大差のない」ことに悩まない
- 「職場の仲間」に遠慮しない
- 「素人考え」で仕事を進めない
- デスクは常に整理整頓
早く仕事ができるようになるための仕事術
- 物事の本質を見極めよう
- 捨てる基準を持とう
- 上司や先輩の助言は吟味しよう
- 無意識のクセを捨てよう
- 怒りで時間をムダにするのはやめよう
- 趣味と違う本を読んでみよう
- いつもとは違う人と食事にいこう
- 「ものわかりにいい人」から卒業しよう
- 他人に甘えよう
- 仕事に遊びを取り入れよう
仕事ができるようになりたい人に知っておいてほしいこと
・自分が成長することの楽しさがわかってくると、他人の長所から一つでも多くのことを学びたりさらに成長できる。
・仕事で成果がすぐにでないにしても、「学ぶことは楽しいこと」、このような意識をずっと持ち続けることがとても大切。
・自分への評価を他人軸はでなく、自分軸で見るようにしよう。
・「もっと褒めて」という承認欲求は毒だということを知っておこう。
・他人の評価を気にするのではなく、自分の心に耳を傾ける習慣を身につけよう。目を閉じて自分の心と対話する時間を作ろう。
最後にもう一つだけお伝えしたいことは、仕事の成長に失敗は付きものだということ。
何か新しい仕事に挑戦しようとすれば、必ず思うようにいかないことにぶつかります。新しい挑戦の中で人間関係に傷つくことだってあるでしょう。
傷つき、失望し、弱気になり、「もうやめたい!」となるかもしれません。でも、そもそも、「最初からすべてがうまくいく」なんてことはあり得ません。
最初から仕事ができる人はいません。
誰でも最初は失敗します。
そして、そこから成長できるか、できないかを分けるのは、その失敗を次の糧にできるかどうかです。
失敗や苦しみに対しては、「自分はダメだ、できない」と思うのではなく、「新しい経験ができた!成長できた!」と考える習慣をつけてくださいね。
失敗すればするほど、あなたは大きく成長できるんですよ!
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