職場のいじめが辛い。
職場で無視されていじめにあっている・・。毎日会社に行くのが辛い・・・。
どこの職場にも、程度の違いはあれど一人や二人、誰かを攻撃せずにはいられない人がいます。
そんな人は、このような形でいじめる対象の人を攻撃します。
- 顔を合わせても無視する
- 陰口をたたく
- むしろ聞こえるように悪口を言いふらす
- ミスすれば鬼のように怒る
- 無理難題の仕事を押し付けてくる
あなたもきっとこのような仕打ちを受けて思い悩んでいるんですよね。
そのまま理不尽な扱いを受け続けて、そこから生じる怒りや悲しみを内にため込んでしまうと、あなたの心はボロボロになってしまいます。
先日、24歳の女性 真理さん(仮名)からこのような相談を受けました。
期待して入社した先で、配属された課の主任女性から、いじめ、嫌がらせを受けています。出勤しても自分の存在を無視、仕事を回してもらえないし指導もない、わざと聞こえるように悪口を言われています。
自分はよく、優しい、人がよすぎると言われるので言い返したりできません。怒りを長くため込んでしまい辛くてたまりません。
過去にも何人もの後輩女性を辞めさせているようです。その上の上司も見て見ぬふりです。
これってストレスのはけ口にされているのでしょうか?もうこんな会社には行きたくありません。
どうやらこの女性の方も職場でいじめに合っているようです。
今回は女性の職場での悩みということで、僕の後輩であるミキちゃんに、この悩みを解決する手段をお話してもらいます。
彼女も昔の職場でいろいろな嫌がらせを受けた経験があるようですので、この真理さんのように今、職場でいじめや嫌がらせを受けている方の参考にきっとなるでしょう。
特に、いじめてくる相手が怖くて何も言えない、という方はぜひ最後まで読んでくださいね。
ウエノ
ミキ
こちらの記事でも、職場の先輩Oさんに実際に無視をされるたことのある僕の実体験をお話しています。 よかったら、合わせて読んでみてね。
目次
女性の職場にはいじめや嫌がらせが特に多い
はじめまして。上野さんのアシスタントをしているミキといいます。
今回ご相談があった真理さんのように、女性の職場で特に多い悩みが「いじめや嫌がらせ」です。
実際に私も、大学を卒業して始めて入社した会社で、5つ年上の先輩女性からいじめを受けた経験があります。
無理難題の仕事を押し付けられ、この先輩女性の言う一言一言に振り回され、本当に心がボロボロになってしまいました。
この先輩女性の言動一つ一つが、いじめを受ける私には衝撃的だったのです。
「え?ここでそんな悪口を言えるの?」
「え?人としてなんでそんなひどい嫌がらせができるの?」
といった具合にです。
きっとあなたもこのような状況なんですよね。人から受けるいじめの傷は本当に辛いもので、心がボロボロになるのももちろん当然です。
職場で嫌がらせを受けやすい・いじめられる5つのタイプ
そんないじめや嫌がらせを受けたとき、それとどのように向き合っていけばいいのでしょうか。
まずは最初に「職場でいじめや嫌がらせを受けやすい人」のタイプを一緒に見ていきませんか。あなた自身がどのタイプに当てはまるのかを一度想像してみてください。
大きくわけて5つのタイプの方がいます。
おとなしくて自己主張できない人
職場でいじめや嫌がらせを受けやすい人の1つ目の特徴は、
おとなしくて自己主張ができないタイプの人です。
イヤと言えない、何を頼んでニコニコと引き受けてくれる、意見を求められる場でも何も主張することができない、このようなタイプの人は、「自分より下の人間だ」と勝手にランク付けされ、ストレスのはけ口にされやすいです。
さらにこのタイプの人には自分に自信が持てないという方が多いので、その自信のなさが、見ている人をイラっとさせ、いじめの対象となってしまいます。
空気が読めない人
空気を読めない人もいじめの対象となりやすいです。
暗黙の了解がある場面で場を乱す言動をする、上司の機嫌が悪いときにクレーム報告を行って課内の空気を悪くするなど、場の空気に合わない行動が周りの人をイラっとさせます。
真面目すぎる人
真面目すぎる性格も、職場いじめに遭う人の特徴です。
冗談が通じず、真面目すぎるゆえに逆に常識に欠ける部分があったりもします。
「何、あの子真面目ぶってさ。どうせ裏では遊んでんじゃないの?」と陰口をたたかれます。
いじめを行う人は職場で仲間を囲い込もうとしますが、真面目な人はそもそもこのような行為を行えないので、村八分にされがち。
冗談が通じる性格の人は、いじめ発言を適当に聞き流せますので、いじめられている事実に気付かないことすらあります。だから、いじめ甲斐がなく、ターゲットから外されていくのです。
嫉妬される要素をもっている人
「若い」「かわいい」「学歴がいい」など、男性からチヤホヤされるタイプの女性もいじめの対象となりやすいです。
「何、あの子、男に色目使ってさ」と、いじめる側は自分のコンプレックスを刺激され嫉妬心が生まれ、これがいじめの始まりとなります。
特に、男性に比べ女性は安定志向が強く、少しでも相手より優位な立場にいたいと考える傾向が強いそうです。
「自分よりチヤホヤされているなんて許せない!」というわけですね。
周囲の嫉妬心があると、悪意のない、ちょっとした行動であっても「ちやほやされている」「生意気だ」「鼻にかけている」と思われいじめの対象となっていきます。
仕事ができない人
ここまでお話してきた通り、女性の場合「仕事ができるかどうか」以外のところが、いじめの対象となりやすいですが、そうは言ってもやはり仕事ができないのも嫌がらせを受ける対象となってしまいます。
仕事が遅い、ミスが多いなどは、周りの人の段取りを狂わせます。
「何回同じこと言わせるのよ!」と、ミスを繰り返すと、周囲が「迷惑だ」「邪魔だ」と感じるので、邪険に扱われるようになり、怒りをぶつけられる対象となってしまいます。
★こちらの記事でも職場で孤立する8つのタイプを詳しくご紹介しています。
詳しくはこちらへ>>職場の人間関係で孤立する8タイプ。あなたもきっとどれかに当てはまる!
いじめが辛くて仕事に行きたくないときには
では、会社でいじめにあっていて仕事に行きたくないときには、どのように対処していけばいいのでしょうか。
さきほどの相談者である真理さんの場合は、おそらく「おとなしくて自己主張ができない」ことがいじめにあっている原因のようです。
ただそうは言っても、そもそも、過去に何人もの後輩女性を辞めさせている時点で、この主任女性は、相当の問題人物です。
その人生にはかなりの事情がありそうです。その上の上司も見て見ぬふりをしているのですから、一筋縄ではいかないのかもしれません。
つまり、こちらが常識的な誠意ある態度をとっても、相手の行動は変わることはないということ。
このような相手には、関わり方の姿勢をきちんと決めておかないと、まるでサンドバックのようにボロボロにされてしまいます。
こんな相手に接したときに、傷つけない方法があります。
それは、いじめや嫌がらせをしてくる相手を「困っている人」として見る、という方法です。
「いじめをする人」は不安が強い小心者
自分が困ったときに、成熟した人であれば、「困ったら助けてくれない?」と言えるのですが、このようないじめをする人は、八つ当たりという形でそれを相手にぶつけてきます。
なぜなのか、というと、それぞれ個人的な背景は違いますが、一般に、自分に自信がなく不安が強い人ほど、「困ったこと」を自分の問題として受け止めることができません。
自分の問題を自分の問題として引き受けることができない「小心者」なのだ、と考えるとわかりやすいですよね。
ですから、そのいじめや嫌がらせがどんな形でも、ただの小心者なのだ、ということは頭に入れておきましょう。
そういう風に見るだけでも、心がボロボロになるのをかなり防いでくれるはずです。
何故かと言うと「自分が無視された」「自分が攻撃された」わけではなく、「困った先輩が目の前で悲鳴を上げている」だけだと見れば、あなたが受けるストレスはぐっと減るからです。
ミキ
すべては相手の問題だと割り切ろう
真理さんをいじめている主任女性のことも「困っている人」として見ることができます。
何であれ、他人に対してネガティブな態度をとる人は、困っている人だと言って間違いないのです。人は困っていなければ優しい存在だからです。
この問題を、完全にこの主任女性の問題として見ることができれば、だいぶ気持ちは楽になるはずです。怒りという感情を手放すこともできるでしょう。
大人になって、主任という社会的な立場もあるのに、こんな幼稚な態度をとるという恥ずかしさを日々露呈しているのですから、気の毒にすらなります。
「自分がストレスのはけ口されている」と見てしまうと、自分が被害に遭っているということですから、怒りや悲しみを感じますが、「未熟な行動を抑えることができない人」として見れば、それだけの人なのです。
もちろん、こんな人を相手にすれば「社会人としてあるまじき態度」という思いを持ちますし、「現実はこうあるべきではない」と感じるでしょう。
しかし、「現実はこうあるべきではない」という思いを持ち続けることは、あなたにとってストレスが増えるだけです。
まずは、「この人はこんなふうにしか振る舞えない可哀想な人なんだな」という現実を認めるところから始めましょう。
いじめが辛いときは誰かに相談しよう
もちろん職場環境ということで考えれば、このようないじめや嫌がらせが放置されている環境はとてもいい状況とはいえません。
いじめが正当化される理由もありません。
相談できる人がいれば早急に改善すべきことですし、状況が改善しないようなら、転職が可能ならそれを考えてもいいかもしれません。
いじめや嫌がらせをするような人ですから、本人に何かを言うの無理ですし、他の人に相談したほうがずっと現実的です。
しかし、そのような状態が長引いているということは、おそらくそれができない環境なんでしょうね。せっかく期待して入社したのに、いじめや嫌がらせを受けて、ストレスでつぶれてしまうのは本当にもったいない話です。
心が軽くなるように、少し見方を工夫してみましょう。
★合わせて読みたい★
詳しくはこちら>>【仕事の悩み相談】誰にどうやって相談する?→答えはこれです。
女性は特に「わからない人」をいじめがち
人からよく「優しい」「人がよすぎる」と言われる人が、なぜいじめの対象になってしまうのか、ということを少し考えてみます。
(ちなみに私の場合は、生意気な性格が鼻について、いじめの対象になっていました・・)
一般に、いじめは「違和感のある人」に対して行われるものです。自分から見て「わからない要素」があると、それが不安な気持ちを呼び起こします。
人を不安にさせるのは、何を考えているのかわからないこと、などです。
つまり、何らかの「わからなさ」が人を不安にさせ、いじめのような排除や攻撃という姿勢を取らせるのです。
これは特に女性の人が多い職場で見られる傾向です。
「人がよすぎる」と言われるようなタイプの場合、それが「わからない要素」になってしまうこともあります。
「どうして怒らないの?」「どうして平気でいられるの?」
という、とらえどころのなさが、いじめを助長させるというわけです。
つまり「何を考えているのかわからない」ということなのです。
ですから、この状況を好転させるには、もっと「わかりやすい人間」になることが一つの手になります。
「わかりやすい」と言っても、理不尽な扱いに対して言い返す、という意味ではありません。
(私は気の強い性格が災いしこれでさらにひどいいじめにあいました・・・)
あくまでも目的は相手を安心させることなのですから、その「わかりやすさ」は相手への好意として示されるべきです。
相手を先輩として尊敬していること、相手から学びたいこと、仕事を教えてほしいということを伝え、何を考えているのかがわかるようにしていくと、相手の不安も減って、少しずつ態度がよくなっていくはずです。
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お局様のいじめ・嫌がらせへの対処法
あなたの職場にもやっぱりいますか?嫌がらせやいじめをさせたら右にでるものはいないこの存在。
「お局様」
おつぼねさまとは、職場を仕切る古参OLのこと。 職場を仕切る古参の女性社員を意味し、意地悪で口うるさいのが大きな特徴です。
ここでは、このようなお局様に効果的な対処法をいくつかお話していきます。職場でいじめや嫌がらせにあっている人にも、きっと参考になるところがあると思いますよ。
あなたができるところがないか一度チェックしてみてください。
お腹見せ降参作戦
その名の通り、お局様に降参のふりです。
お腹を出して相手に降参する犬のイメージで、完全降伏・従順をアピールしましょう。必要に応じ、お局様の功績をほめたたえたり、相手が間違ていると思っても、深々と頷いて賛同の意を示しましょう。
自分の子分のようになったあなたに、お局様のいじめや嫌がらせは弱まるはずです。
のれんに腕押し作戦
何を言われても、のれんが風でひらひらとなるように無反応を通します。無反応といっても、決して無視ということではありません。このポイントを間違えると100倍ものしっぺ返しを食らいます。
例えば、いじめられてもにっこり、心の中でどんなに傷つこうと、衝撃を受けようと、無反応です。少し笑顔を浮かべて、何事もなかったかのように振る舞うのです。
小さい子供から大きな大人まで、いじめっこ万人に共通しているのが、「いじめている子の反応を見て興奮する」ことです。
ですから、無反応でその部分を断ってみると、「飽きて」しまうのです。時間はかかりますが、確実に飽きます。
そして、次のいじめるターゲットを見つけてその人を攻撃し始めるでしょう。
私はバカです作戦
これも意外と簡単。先に説明した通り、お局様は自分に自信がないのですから、彼女たちのエゴをくすぐってあげるのです。
具体的に「私、バカですね」「本当に勉強になります。ありがとうございます」と言ってみるのも効果があります。
要は、その「お局様」がいかにすごい人間か、自分はわかっていて、尊敬していますよ、というメッセージを送ることで、「こいつは敵ではない」ということを理解させるのです。
顔は天使、お腹は悪魔作戦
これは余力があって、チャレンジタイプの方におすすめします。
表面ではにっこりしてお局様との衝撃を避け、自分に争う意思がないことを示します。ですが、内では冷静に仕返しのチャンスを練るのです。
こう言うとまるで悪魔のようなすすめですが、そうではありません。なぜなら「仕事での仕返し」に限るからです。相手に悟られないようにしながら、お局様の上を行く仕事を目指すのです。
同時に、確実に人脈を広げて、周りの人からの信頼を集めましょう。いずれ誰かの目から見ても自分のほうが仕事ができる、とみなされるようになったらしめたもの。
他の人、得意に上の地位にいる人たちがあなたを評価し、サポートするようになれば、お局様が手を出せなくなるからです。
この作戦のメリットは、仕事力と人脈が磨かれること。デメリットは、復讐に燃えたお局様のいじめ・嫌がらせがひどくなる可能性があることです。
でも、それだけ力をつけたあなたは、きちんと対処できるようになっているはずですね。
辞める覚悟で相談作戦
いじめられたら上司や人事に報告する、という一番簡単そうな選択は、同時にバックファイヤーで自分に戻ってくる危険性を覚悟しておく必要があります。
例えば、あなたを守ってくれるべき上司よりもお局様が上手だったりした場合、こちらが悪いことになってしまいます。
はたまた勇気を振り絞って相談した相手が、事なかれ主義で問題回避型だったり、裏ではお局様の一味だったら、「万事休す」です。
ですから報告や相談は、相手をよく見極めて行うこと。信頼できる相手であれば実行します。ただ万が一、読みが外れていたり、お局様の大逆襲から相談相手が守ってくれない時のために、辞める覚悟も視野に入れておく必要があります。
これは決して悪い選択ではありません。あなたの貴重な人生を、そんなくだらないお局様のために浪費するのは、もったいない他ないからです。
だったら思い切って転職してみれば、現状よりはマシになる可能性は十分にあります。これは無責任に言っているのではありません。
同じようにお局様との関係に悩んで、その結果転職をして、「辞めてよかった」と思っている人をいっぱい知っているからです。
お局様の対処も不可能ではありません。効果的に対応すれば、きっとあなたも乗り切ることができますよ。
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気づかぬところでメンツをつぶしていないか
話を少し戻しますが、職場いじめや嫌がらせにおいて案外多いケースが、相手が「こう扱われて当たり前」と思っていることがされなかった、というようなものです。
要は、相手のメンツをつぶしてしまったということ。それは、主任が飲みに誘ったときに、単に都合が悪くて断った、という程度のことかもしれません。
それ自体が主任からすれば「あり得ないこと」だったのかもしれませんし、その後「この前は本当に残念だったので、今度は必ず飲みにつれていってくださいね」などのフォローをしていないことが問題なのかもしれません。
このような「気づかないところでメンツをつぶしてしまったケースであっても、相手への好意を示して、「わかりやすい人間」になっておけば、
「あのとき飲みを断ったのは本当に都合が悪かっただけなのかも」
という見方をしてもらえるようになるかもしれません。
それでも態度が変わらない人であれば、それは「この時点での相手の限界」として受け入れることが、もっともストレスを減らす考え方です。
また、相手の敬意を伝え、仕事を教えてほしいと言っているのに無視される、というような状況であれば、まともな職場ならさすがに他の人が助け船をだしてくれるはずです。
(私が働いていたところは、悪口や陰口が公然と行われる職場でしたので「もうここはだめだ」と思って転職を決意しましたが)
注意したいのは、「わかりにくい」要素が多いときは、他の人にとってもわかりにくい話になってしまうので、案外人は手を差し伸べてくれなかったりするということ。
いじめや嫌がらせを受けている状態で難しい面もあるとは思いますが、出来る限り、周りの人が手を差し伸べやすい状況を作るように心がけてください。
関連記事>>職場の悪口や陰口からあなたの心を守る方法。あざ笑う声はこれでシャットアウトしよう。
職場のいじめ解決法は実はシンプルだったりする
人には執着する心があります。
だから、どんなに「もうこんなに辛い思いをするのは嫌だ。はやく救われたい」と思っていても、あんがいそれを手放せないもの。
なので、職場でいじめにあっていてもう耐えられない、と思っているあなたでも、簡単にそれを辞める、つまり転職するという道を選ぶことができないわけです。
でも、本当にあなたが今苦しい状況ならば、それをやめてしまえばいいだけの話。
実は解決策はシンプルだったりします。
けれども「辞めたら先行きが心配だ」とか「次でもいじめにあったらどうしよう」と、あれこれ理由をつけて決してやめようとしない。
つまり、誰かがあなたに無理に苦しむように命じたわけではなく、あなた自身でその苦しい状態を選んでいるのです。
その方がある意味、ラクだったりするんですね。
なぜなら会社を辞める、という決断をすればそこに責任が発生します。でも、そうして決めた先には何が待ち受けているかわからない。だから決断できない。
それに比べたら、職場でいじめを受けるのは、慣れっこになっている。だからある意味安心でもある。
ただ、そういった宙ぶらりんのままではいられないこともわかっている。だから悩むんですね。
こういうときにできることは二つだけ。
それは、続けるかすっぱりやめるかの二つに一つ。
そういう宙ぶらりんを崖から落ちて、生えている木の枝につかまった状態に例えるとしましょう。
谷底までの深さはわからない。
枝にはつかまっているけれど、岩肌から離れているから登ることもできない。そのままではいずれ死ぬしかないことは確実。
じゃあ、そんなときどうするか。
それはもう、手を離してみるしかない。
悩みとは、あなたがつかんで離さない枝のこと。
それを手放したところで、すぐに死ぬわけではない、むしろ自由落下できるくらいの「自由」はあるでしょう。それにあんがい底はすぐ近くにあるかもしれない。
もしも底まで落ちたら後は、自分の手と足で登っていくしかないんです。
そうなるともう迷う必要はなくなるんです。
職場のいじめに限界を感じる人は、一度このことをゆっくりと考えてみてくださいね。
関連記事>>仕事を辞める勇気を手に入れるためには、こんな未来を想像すればいい。
さいごに
私の実体験を元に、職場のいじめや嫌がらせのストレスを減らす考え方をお話してきましたが、少しは参考になりましたか。
最後にまとめますと、「自分が嫌われている」と考えるのと、「自分は相手を不安にさせている」と考えるのとでは、大きな違いがあるということです。
前者はどうしても自己嫌悪や自己防衛を伴うことになります。つまり、意識が「いじめられている自分」に向いてしまうのです。
でも後者であれば、「相手は何が不安なんだろうか」「どうすれば安心してくれるんだろうか」というふうに考えることができます。
こちらが努力しても現時点では不安は手放せないかもしれませんが、それはあくまでも相手側の話。
こちらの心がボロボロになるまで「自分が悪いのかな」と責める必要はないということですよ。
もしあなた今の時点で病にかかりそうなぐらい心がボロボロなら、こちらのうつ病で仕事に行きたくない。どのタイミングで心療内科にかかるべき?をチェックしてみてください。
ミキ
ウエノ
ミキ
★あなたが職場で孤立するのはなぜ?その答えはここにあります!
「職場で話しかけてくれる人がいない」
「自分が輪に加わるとなんだか空気が変わる・・」
「職場で一日中、誰とも話をしない日がある・・」
どれかに該当する方は要チェック!>>職場の人間関係で孤立する8タイプ。あなたがいじめられる原因はここにある!
★あなたの職場環境が「限界かどうか」がこちらでチェックできます!「うちの会社ってブラック?」とちょっとでも感じる方は要チェック!
今すぐチェック!>>仕事が嫌すぎる!もう限界というあなたに。今の仕事を辞めるべき3つのサイン。
★職場で悪口や陰口をたたかれたときどうやって自分の心を守ればいいの?その答えがここになります。公然と仲間をあざ笑う職場環境で働いている方は要チェックです。
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