仕事のイライラが止まらないあなたに、効果的な仕事のイライラ解消法をご紹介!
今の時代はストレスフル社会。仕事の中にもいろいろなストレスが蔓延していています。
いや、仕事の中だけでもないですね、通勤時間中もそうですし、SNSの出現で会社が終わっても会社の人たちとつながっていなければならず、24時間イライラする環境に身を置かなければいけません。
仏教には、こんな教えがあるのをご存知ですか?
「すべての現象には原因がある」
この仏教の教えによれば、あなたが抱えているその仕事へのイライラも何かしらの原因があるということになります。そして、その原因を突き止め、何らかの対策を打ちことができれば、あなたのそのイライラは解消されるはず。
【この記事を読んでほしい人】
・仕事のイライラ解消法を知りたい方
・自分の思い通りに仕事が進まないとイライラする方
・上司、同僚、後輩にイライラして仕方ない方
仕事でイライラするのはあなただけではありません。
記事の前半は、あなたが仕事でイライラする原因をわかりやすく解説しながら、記事の後半でそのイライラを解消する具体的な方法をお伝えしていきますね。
記事の最後には、僕が乗客した飛行機で経験した、あるおっさんの理不尽なイライラもご紹介しています!
「イライラが止まらな~い!」という方はぜひ参考にしてくださいね!
目次
イライラの原因はあなた自身が作り出している
「イライラはあなた自身が作り出しています」。
いきなりこんな風に言われても、「はっ?そんな当たり前のことわかっていますが?」となるとは思いますが、でも、ちょっと待ってください。
そんな当たり前のことですが、ここで、ぜひ、あなたが仕事でイライラする原因について一緒にゆっくりと考えてみましょう。
例えば、相手が上司であれ、同僚であれ、身内であれ、自分のしたことで何か注意を受けたり、「それはダメだよ」なんて指摘されたりすると、あなたはイライラしたりすると思います。
特にこんなときは特にイライラしますよね。それは、自分自身が心の奥底でそのことを理解していて、「確かにそこは自分のダメなところかも、直さないと」と感じているときです。
痛いところを突かれたーって、心が痛くなり、その防衛反応として、おなじみのこのセリフを吐いて、イライラするのです。
「言われなくてもわかってるから!」
あなたに限らず、人というものは耳の痛い忠告を素直に受けいれることがなかなかできないんですよね。もちろん、僕も同じですよ。
人に必要以上に指摘されると、めちゃめちゃ腹が立ちます(笑)
誰に言われるかでもイライラ度は変わってくる
また、同じようなことを言われるにしても、誰に言われるかによっても、そのイライラレベルも違ってきます。僕なんかは、仕事ではないですが、妻に「もう、ちゃんとやってよね!」なんてことを言われると、他の人に言われる以上に、イラッ!としてしまいます。
会社内でしたら、尊敬できない先輩に指摘されたり、仕事のできない上司に、あーだこーだ言われると、「あんたには言われたくない!」と腹が立ちます。
いくつになっても変わりません(汗)
でもこれが、たとえば尊敬できる上司に、優しい言葉で注意されたとしたらどうでしょうか?
そうですよね。きっとその人の言葉は素直に耳を傾けて話を聞くことができるのです。
一番イライラくるのはこのパターン
こうやって考えてみると、人がなぜイライラしてしまうのか、その根本的な理由が少し見えてきます。
人がイライラするのは、注意された中身だけではなく、どんな言い方で言われたのか、誰に言われたかで、全く違ったものになってくるのです。
一番イライラくるパターンはまとめるとこうなるでしょう。
「自分が嫌いなやつや身内から、自分が言われて痛いところを、頭ごなしにキツイ言い方で指摘される」
あなたも自分がどんなシチュエーションで一番イライラするかを改めて想像してみてください。これで間違いないはずです。
自分でもダメとわかっているからイライラくる
そして、このパターンが一番イラっとくる理由は、自分でダメだとわかっている部分を何とかしなければと焦っている自分がいるからです。
- 「自分ではダメだ、できないと分かっている」
- 「改善しようとして努力するが、なかなかできない」
- 「焦りで自分にイライラする」
- 「そんなときに図星の指摘を受けてイライラが頂点に」
だいたい、こんな流れであなたのイライラは頂点に達してきます。
ここのポイントは、「自分でもわかっているのにできない」というジレンマですね。あなた自身も改善しなかればと思っているのに、なかなかできずに、焦り始めてイライラがつのる。
ということは、あなたのそのイライラの原因は、ただ単に注意されたからではなく、「思うようにならなくて焦っている自分がいる」というところにスポットをあてることができるのです。
自分の思い通りになると思うからイライラする
たとえば、仕事で上司にイライラする人も、その上司の怒り方や注意の仕方、態度、実力などが、自分の思う上司像とかけ離れているから、苛立ってしまうのでしょう。
結局のところ、自分の思いが通じない、思い通りにならないから、あなたはイライラとしているのです。自分の期待や望み、想像など、思い描いていたことと異なると、人はイライラしてしまうものなのですね。
でも、それは裏を返せば、あなたの心のどこかにこんな思いがあるから。
「世の中は、自分の思い通りになる」
心の底から、世の中は思い通りにはならない、とわかっていれば、望んだ結果にならなくても、いやな気持ちになることもありません。
そうです。人は「自分が思っている、望んでいる通りの結果が得られる」と、どこかで勝手に思い込んでいるのです。
これこそが、イライラを生む一番の原因になっているのです。
ウエノ
仕事のイライラ解消法8選!
まずはあなたが仕事でイライラする根本的な原因を一緒に見てきました。
「イライラはあなた自身が作り出しています」という、当たり前のことから話しを進めましたが、ちょっとは納得してもらえたでしょうか( ゚Д゚)ノ
では、ここからが本題!
次は、あなたのそのイライラを解消する方法を一緒に考えていきましょう!
思い通りにはならないことを理解しよう
ここまでお話してきた通り、自分のことも自分の周りのことも、思うようにならないのが、この世の常です。この「思い通りにならない」ということは、あなただけではなく、誰でにもあることなのです。
まずは、このことを認識し、理解することが、あなたのイライラを解消する入り口です。
すべては思いようにならないとわかっていれば、仕事でうまくいかないようなことがあっても、「まぁ、思うようにならない世だから仕方ない」と受け止めることができます。
人間関係でイヤなことがあっても、「まぁ、そんなこともあるさ」と思うことができるようになります。
積極的にあきらめよう!
仕事のイライラ解消法として、この世は、何もかあなたの想い通りにならないと理解し、納得していれば、焦ったり、感情的になったり、苛立ったり、妬んだり、そんなマイナスの感情は少しずつなくなってきます。
それがイライラ解消への近道
でも、あなたはここでこう感じるかもしれませんね。
「それって諦めろってこと?」
確かにこれは「あきらめ」に同じように思えます。
しかし!一般的な「あきらめ」とは、まったく異なる「あきらめ」です。
※ややこしいので、今回おすすめするあきらめは「積極的あきらめ」と呼びます。
一般的な「あきらめ」は、「もう~どうでもいいやぁ!」なんていう投げやりなあきらめですよね。このようなあきらめには、先がありません。
本当に「もう終わり」です。
しかし、「この世は思い通りにはならない」という積極的あきらめは、結果だけを見れば先ほどのあきらめと同じですが、この積極的あきらめには先があるのです。
同じあきらめでも、やけっぱちになって先を見ないのか、思い通りにはならないと納得して、自分の感情をコントロールできるかでは、大きな違いがあります。
自分の感情をコントロールできる人って素敵ですよね。なかなか難しいとは思いますが、そのイライラを解消するためには、「思い通りにはならない」ということを忘れずに、積極的あきらめを取り入れてくださいね。
ウエノ
イライラしたら席をはずして1人で深呼吸をしよう!
イライラしているときは、頭に血が上っている状態と言っていいでしょう。
そのようなときは、冷静に何も考えれませんよね。イライラして何も手につかない、という状態です。
このような状態のときは、まずは気持ちを落ち着け、頭を冷やすことが大事。それが一番のイライラ解消法になります。
冷静になれば、なぜイライラしたのかが分析できるからです。注意されたからなのか、いやなことを言われたからなのか、と原因を探ることができます。
仕事中に、「なんだかイライラするなぁ」と感じたら、少し席を離れて深呼吸をしてみましょう。1人になることが理想です。
そして、1人になったら「なぜ、イライラしてるんだろう」と考えてみましょう。
いやなことを言われたのが原因ならば、「チッ!あのくっそたれめ!!などと小声で悪態をつくのもOK!注意されたことが原因なら「いちいち、うるさいんだよ!」と1人で文句を言うのもいいでしょう。
そして、ここがポイントですが、最後にはこれを口にしましょう。
「はぁ、思うようにならないなぁ」
気持ちが落ち着いてくれば、「この世は思うようにならない」ということが認識でき、そうすれば「だったら、少しでもうまくいくようにこんな風にやってみようかな」という前向きな気持ちにもなれるものですよ。
注意してくれる人はありがたい
とはいっても、「深呼吸がいいのは分ります。でも、なかなかそんなすぐにイライラした感情が収まらないんですが」
こんな方もいるでしょう。たとえば、注意されたことがいつまでも頭に残り、気持ちがおさまらないとか。
むかしから「金言耳に逆らいやすし」と言うように、周囲からの注意や小言はうっとおしいものです。そういうとき、少しでも、冷静になれるよう、その心得を説いてみましょう。
説くというとちょっと偉そうですよね(汗)
注意する人は、あなたのことが憎くて注意しているのではありません。仕事を覚えてもらうためであったり、少しでもあなたがうまくいくようになればと思って注意してくれているのです。
注意してくれるということは、ありがたいことです。
そして注意されるということは、結果が不十分だからです。ちゃんとできないから注意されるんですね。たまに理不尽な理由もあるかもしれませんが、そこは「この世は思う通りにならない」の考えで積極的あきらめです。
とはいっても、多くの場合は、注意されるのは、出来が悪いからです。
そこを勘違いしていては、あなた自身のためになりません。
「そんな注意は聞きたくはない!」というのは、はっきりいえば筋違いです。ましてや腹が立つ、頭に来る、というのは、注意した側からすれば「何様のつもりか!」という行為です。
確かに、注意された内容は納得できる、しかし、もう少し言い方を考えてくれたらいいのに、という場合もあるかもしれません。
しかし、たとえば上司と部下の関係ならば、多少きつく言われても仕方がないこと。「そんな言い方しなくても」というのは、プライドが傷ついたってことなんでしょうが、そもそもそんな高すぎるプライドは仕事には不要です。
注意されてイライラしたら、ちょっと席をはずして、深呼吸して、こう思ってください。
「注意してくれる人はありがたい人」
これで少しは冷静になれるはず。そうすれば、なぜ注意されたかが理解できます。それは、あなたによって大きなプラスになることなんですよ。
ウエノ
哀れみの目で見てしまおう!
所詮他人事だと無視していても、あるいは、イライラする同僚を見ないようにしていても、どうしても関わらなければならないこともありますよね。
そういうときはどのようにそのイライラを解消すればいいのか。
実は、とてもいい方法があります。それは、「哀れみの目」で相手を見ることです。そのいやな相手を「哀れな人だなぁ」「あぁ、かわいそうな人だなぁ」という目で見るのです。
「あぁ、かわいそうな人だなぁ。こんなにみんなから嫌われて」
「あぁ、哀れだなぁ。能力がないのは明白なのに」
という目で眺めてしまえばいいのです。
「そんな目で見ていいの?」
「それは人を小バカにしているのではないか」
と思うかもしれませんが、決して小ばかにしているわけではないですし、見下しているわけでもありません。哀れみの目で見る、というのは菩薩の目で見ているのと同じなのです。
勝手なことと思うかもしれませんが、イライラしたり、怒ったりするよりは、相手を「かわいそうだなぁ、哀れだなぁ」と思って見た方が、お互いのためにもなります。
なぜなら、そのような目で見れば、イライラすることもなくなりますから、感情的に喧嘩が始まることもありません。
非常に平和的です。
悪いことをしている人、人が嫌がるようなことをする人には、いずれ天罰が下ります。ですから、周囲に迷惑をかけるような嫌な相手や、威張っているだけで無能な人も、いずれ辛い目にあうのです。
かわいそうではないですか。哀れみの目で見てあげましょう。
何かと思うようにいかなくて仕事でイライラすることもあるかもしれませんが、その感情が特定の人の影響から生じているのであれば、その相手を哀れみの目で眺めてみましょう。
それがあなたのイライラを解消するコツなんですよ。
「適当」にやろう!
仕事のイライラ解消法として、「適当」をおすすめします。
あなたのその苛立ちが周囲からの影響でおこったのではなく、あなた自身が生み出すこともあるでしょう。
不甲斐ない自分に腹が立つ!イライラする!というようなケースですね。
目標が達成できないと、ものすごく悔しくて不甲斐ない自分にイライラするという人の相談を受けたことがあります。
周りの人は「それぐらい、いいじゃない」と言うのですが、当の本人は許せないというのです。「いいわけないじゃないですか!よくない!」泣き叫ぶのです。
目標に向かって頑張ることは大切です。でも、できないからといって、そこにイライラしていては本末転倒。できないなら、また挑戦すればいいんですから。
何度やってもうまくいかずにイライラするなら、いっそのことその挑戦をやめてしまえばいいのです。目標を変えるのです。
このように不甲斐ない自分にイライラしてしまう人は、真面目な完璧主義の人が多いです。
「自分はこうでなくてはいけない、仕事は手を抜いてはいけない」
自分で決めた枠からはみ出たり、その枠に合わないことがあったりすると、、どうしようもなくイライラしたり、悩んでしまうのですね。
自分で視野や許容範囲を狭くして、自分の首を絞めるようなことをするのは、あまり賢いとは言えません。
「こうじゃないといけない」ではなく、「こうであってもいいじゃないか」という考え方をした方が、仕事を楽しくやっていくことができますよ。
関連記事>>完璧主義の人は仕事が遅いし成果もでない。出来上がりは70%を目指そう。
ウエノ
他人なんてどうでもいいんだよ!
イライラを解消するためといえど「他人のことなどどうでもいい」というと誤解を生んでしまいそうですが(汗)
これは決して「傲慢になれ!」と言っているわけではありません。他人のことを注目したり、気をかけたり、いちいち口をはさんだりしないように、ということが言いたいのです。
「所詮、他人は他人、どうでもいいこと」
このように思えると、会社でいい加減に仕事をする人や、ぺちゃくちゃと話ばっかりして全然仕事をしない同僚を見ても、イライラすることが少なくなります。
また、仕事で周りの人が困っているとき、頼まれもしないのに手をだしたり、口をだしたりする人もいますが、それもやめた方がいいです。
「え?何言ってるんですか?困っている人がいたら助けるべきでしょ?」
このように反論されそうですが、しかし、頼まれていないのなら、やはり手や口をだすべきではありません。
というのも、例えば、手助けをした相手が、あなたの言うことを聞いて指示通りに動いたとします。それで仕事がうまくいった。そのときは感謝されるでしょう。
しかし、これがうまくいかなかったときはどうなるでしょう?きっとこんな感じで恨まれるだけです。
「あなたが余計はこと言ったから失敗したでしょ。責任とってよ」
ハッキリとは口には出していわないでしょうが、内心はこんなことを思っているはずです。このように、親切のつもりで手や口を出したことが、裏目に出てしまうことって結構あります。
これは、手や口をだしたあなたが悪いのです。
頼まれてもいないのに、手や口をだしてはいけません。それは大きなお世話です。
なのに、あなたはきっとこのようにイライラするでしょう。
「なによ。せっかく面倒みてあげたのに、何なのさ!」
一方、あなたの手だし口出しが受け入れられなかった場合は、「うっとおしい人」とあなたが思われるだけです。ここでもあなたは「せっかく親切でいってあげてるのに」とイライラします。
結局、他人のことに口出しをするのはイライラにつながることなのです。
他人とは、適度な距離を保って付き合うのが一番です。つかず離れず。これがベスト。
人間は、結局は自分が一番大事ということを、しっかりと理解しておきましょう。それがイライラを解消するコツなんですよ。
1人の時間を好きに過ごそう!
日本の社会は、協調性が豊かな人を高く評価するようになっています。「和を以て貴しとなす」聖徳太子が十七条憲法で言ったように、古くからこうした考えが受け入れられやすいようになっています。
つまり、もしかしたら日本の社会では、自分の価値観で生きていくのが難しいのかもしれません。協調性を過度に意識することで、他人の評価に自分の行動や選択を左右されることになるからです。
しかし、つねに他人の意見を気にして、それに合わせて仕事をしていくことは、本当に自分のやりたいことを、無意識に我慢させられている状態です。
関連記事>>やりたい仕事がないと悩む20代のあなたが知っておくべき7つの思考術。
もちろん、協調性は大事です。しかし、だからといって、自分が選んだり決めたりすることに、いつまでも自信が持てずにいると、どんどん自主性を失い、その状況にイライラがつのります。
イライラしない人は、毎日の生活の中で自分自身を取り戻す方法を持っています。いろいろな方法はあると思いますが、1人で自分の行きたい場所に行き、やりたいことを選び、自分のペースで人生を生きる。
こんなことでも、イライラを解消するには効果があります。
イライラしない状況を作るためには、他人の評価に左右されずに、あなた自身で何かを決めていくことがとっても大切になってくるんですよ。
関連記事>>仕事で評価されない人と評価される人の決定的な7つの違いとは?
周りに迷惑をかける前にイライラの種を摘もう
仕事のイライラ解消法をいくつかご紹介してきましたが、必要以上に周りの人に迷惑をかけないためにも、イライラを解消する前に、そもそもの「イライラの種」をつむことはとっても大切。
「イライラの種」はどこにでも落ちていますし、あなた自身が「イライラの種」だと気づいていないこともきっと多いはず。
「イライラの種」は、ここまでお話してきた通り、何か満たされないことから生まれることが多いのですが、油断するとその種は、「嫉妬」とか「やっかみ」とか「文句」に成長してしまいます。
また、人に迷惑をかけたり、わけもなく人に絡んだり、他人に不快な思いをさせたりする人も多いですね。
先日こんな事件がありました。
飛行機の機内、1人のおじちゃん男性が酔っ払ってキャビンアテンダント(CA)に絡みだしました。CAの人たちは、なんとかなだめようと謝りっぱなし。
最初は僕も黙ってみていました。
ところが、そのおじちゃん男性、だんだん声が多くなり、周りのサービスも止まったまま。
「この飛行機は最低だ!」
「1000回以上も飛行機には乗っているんだ!」
と怒りだす始末。見るに見かねて、うしろに座っていた僕は、思わず注意しました。「他のお客さんに迷惑ですよ」と。
すると、そのおじちゃん男性は逆ギレ。僕に向かって「表に出ろ!」と空の上で叫んだのです。
いや。空の上で表なんかに出れないし(笑)
こんな人って、いろいろな場所でよく見かけます。
自分のイライラを周りにまき散らす人ですね。どう考えても、こんな人たちは、別の場所でイライラの種を育てているとしか思えません。
このおじちゃん男性もきっと他の場所で育てたイライラをCAさんに当たり散らしたのでしょう。
あなたも仕事を進めていく上で、こんな迷惑な人になっていませんか?
じゃあ、どうすればイライラの種を減らすことができるのか。それはやっぱり自分自身と向き合うしかありません。
「自分は何にイライラしているのか」
「どんなときに自分はイライラするのか」
このことを自分と向き合って考えてみるのです。
僕も、かつてイライラしてばかりしていたときがあります。だからどんなときにイライラするのかはわかります。
イライラする人のそばにいるとき。その人がイライラしないように自分が気を遣っていると、「なんで自分が気を遣わないといけないのか」と、どんどんイライラしてきます。
他にはやっぱり、自分の思うようにいかないとき。
イライラしがちな自分にこのように言い聞かせましょう。
「イライラしても何も変わらないよ」
「イライラしている自分が恥ずかしいよ」
「イライラの種が芽を出すよ。芽を出させて咲かせている場合じゃないよ」と。
仕事のイライラを周りにぶつけていると、どんどんあなたの評判が悪くなってしまいますよ。
「他人に期待しない」「あてにしない」がイライラ解消に一番!
仕事でイライラする人に、そのイライラ解消法をご紹介してきました。
そんなあなたに、最後にもう一つだけお伝えしたいことは、「他人に期待しない」「あてにしない」ということ。
いろいろ自分のことを話してくれるからといって、このように思うのは間違い。
「このくらいのことはわかってくれるだろう」
「この人は自分のことを理解してくれるだろう」
自分の言いたいことや気持ちをなるべくわかりやすく話しても、その真意はなかなか伝わらないものです。
たとえば、あなたが職場のみんなに、このようにしてほしいということがあったとします。そこで、それを比較的仲が良い同僚に相談し、皆にも伝えてもらうようにお願いした。
そしてその同僚は「わかった、アナタの言うことはよくわかるよ。みんなにも伝えておくから」と答えてくれたとします。
ワタシに任せておいてよ!、という感じですね。そう言ってもらえれば、あなたとしては期待して待っています。ですが、返ってきたのはこんな言葉だけ。
「一応、伝えておいたからね」
に対して、あなたは「ん?それだけ?」と思いながら一応「ありがとう」と言いますが、その晩寝るころになると「何あれ、あれだけお願いしたのに。おかしくない?」とイライラを募らせていくわけです。
ここから学べることは、他人がやってくれる、と期待するよりは、自分で動いた方が早いですし、確実だということ。そうすれば、ムダにイライラすることもなくなります。
周囲の人への期待はやめましょう。
他人をあてにするのはやめましょう。
これが、あなたに最後にお届けするイライラの解消法です。
誰もが、自分が一番大切なんです。自分を守るためには、他人を裏切るのです。
そのことを理解しておけば、周囲の人が期待通りに動かなくてもイライラはしませんよ。
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ウエノ
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