仕事が嫌すぎる。嫌で仕方ない・・。今の職場で頑張ってやっていこうと入社したものの、もう心身ともに限界。
あなたも次のようなことで、今の仕事を辞めようかどうか悩んでいませんか?
- あまりにも仕事ができないので、精神的にも追い詰められ、その焦りからミスを連発、周りから浮いた存在になっている。
- 毎日残業ばかりで仕事が終わらないけど、「自分の出来が悪いんだから仕方ない・・」と考え、涙を流しながら耐えている。
- 仕事が嫌すぎて体調を崩しているけど、何を言われるのかと思うと休みをもらうこともできない。
- 上司、先輩や同僚からは「仕事ができない奴」の烙印を押され、職場で孤立している。
- 孤立どころか、実際にパワハラやいじめ・嫌がらせをされていて辛い・・。
このようにあまりにも仕事が嫌すぎる状態が長く続くと、その限界の状況で身動きが取れなくなり、何の対処もできないまま、辛い時間ばかりが過ぎていってしまうということは、よくありますよね。
特に、ぜんぶ仕事ができない自分が悪い、失敗はすべて自分のせいにしてしまう、職場で孤立するのは自分の人間付き合いが下手だからなどと、すべてを自分のせいに考えてしまう心が優しい人によくありがちです。
逆にいえば、そんな心優しいあなただからこそ、心身とも限界のその辛い環境で歯を食いしばって頑張ることができているんです。
まずはそんな自分を褒めてあげてください。あなたは充分に頑張っていますよ。
ここでは、「今の仕事が嫌すぎる、嫌で仕方ない」という辛い状態に陥った方に、
「仕事で嫌すぎるとき、どこまで我慢したらいいの?」
「仕事が仕方ないとき、辞めるべきタイミング、サインは?」
という内容を詳しくお伝えしていきます。
会社に行くことが辛くて、今の仕事や職場に限界を感じているあなたは、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
この記事は、「嫌すぎる仕事への気持ちを解消する手段」ではなく、あくまで「どのような状態になったら、その嫌で仕方ない仕事を辞めるべきか」という目線の記事構成になっています。
今の辛い職場環境を改善する具体的な方法はこちらにまとめていますので、「嫌すぎるといっても今はまだ辞めるタイミングではない」「今の職場でできる方法を教えてほしい」という方は、まずはこちらの記事を確認してください。
☞ もう限界!仕事ストレス対処法。あなたはどれ?タイプ別8つにまとめました。
「仕事が本当に嫌すぎる。。。」
嫌すぎる仕事は我慢せずに見切りをつけて、転職してしまうのも一つですが、そうはいっても簡単に転職を決心できるものではありませんよね。
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目次
仕事が嫌すぎて「あと3年は続けられない」と思ったら黄色信号
今の仕事が嫌すぎる環境に限界を感じ、嫌で仕方ない仕事を辞めるべきか悩まれているあなたに、まず問いかけたいことは、次のような内容です。
「あなたは、あと3年、いまの仕事をいまのペースで続けることができますか?」
この問いに対し、3年続けるのが難しいと思うようなら黄色信号。
「あと1年」で考えてしんどいと思ったら、あなたはもう赤信号です。
「我慢」という選択肢はもうそのことには消費期限がくるということ。実際にその辛い環境から脱出するためには、何かしらの準備を始めることが今から必要になってきます。
我慢する以外の選択肢を考えてみると、残される道は2つしかありません。会社を辞めるか、会社に残って働き方を変えるか、二つに一つ。
これは、いずれも大変な道です。できればそんな面倒なことはしたくないと思う人も多いでしょう。
しかし、あなたの心がもう限界を迎えている中、さらに我慢を続けてじわりじわりと追い詰められていくよりは、いくらか「マシ」な選択になるはずです。
いまのままの働き方を3年続けられないと思ったら、それは3年以内の決断が迫られているということを理解してください。
現実問題としてパワハラやいじめ嫌がらせを受けている人や、ブラックな企業に勤めている人は特に要注意です。
このまま何も手を打たなければ、命こそとられないにしても、病気になってしまうリスクはかなり高いと言えます。実際にそのような辛い環境で我慢を重ねてしまったために、病気になってしまった人を僕はたくさん知っています。
関連記事>>仕事が辛いあなたへ。僕はこれを知ってその暗黒時代を乗り越えることができた。
「過労死ライン」をこえる嫌な仕事ならやめるべき
嫌すぎる仕事を辞めるべきサインとして、「いまのまま3年続けられるかなんて、考えてもよくわかりません」。そんなふうに返されることもあります。
そんなときに判断材料として使えるのが、「過労死ライン」です。
「過労死ライン」というのは、長時間労働の目安となる基準で、厚生労働省が定めたもの。このラインを超えて働いていれば、突然死で亡くなった場合に過労死だと認定されます。
その基準は、具体的には次のようなものです。
【過労死ライン】
:発症の直前の1か月の残業時間が100時間以上
・発症の直前の2~6か月間の残業時間の平均が80時間以上
平均して80時間の残業をしていると健康上のリスクが大きくなります。継続的な残業でなくても、100時間以上の残業をすると、やはり健康上のリスクが格段に上がります。
もちろん、「過労死ライン」を遥かに超える働き方をしてもまだ元気な人もいます。なので、必ず「過労死する」というラインではありません。
しかし、これ以上働いていて脳や心臓に異常がでたら、絶対にその働き方に原因があるのだと認定される基準がこの「過労死ライン」。
これを超えて働いていて不調を感じたら、仮に同僚が同じ時間働いて平気だとしても、自分の努力や気合ではどうにもならない限界に達しているということです。
フルマラソンの42.195kmを2時間台で走れる人が一定数いるのに、多くの人間には走れないのと同じ。もしもそれを「気合がたりないせいだ!」という嫌な上司がいたら、それは間違いなくパワハラです。
このラインを超えて慢性的に残業をしている人で、「もう限界!」と仕事が嫌すぎる気持ちを抱えている人は、病気になる前にその悲痛な声の叫びに耳を傾けてください。
関連記事>>嫌な上司との付き合い方。「哀れみの目」で冷たい態度に徹しよう!
仕事が嫌で仕方ないときは3年前に入った先輩をチェック
嫌すぎる仕事を辞めるかどうかのもう1つのサインに、あなたの先輩がどのような状態かを見ることが、よい判断材料になります。
これは特に、あなたの会社がブラック企業かどうかを見分けるときに効果的です。
3年前に入社した先輩の労働環境は相変わらず最悪、またはほとんどの人が辞めているなどの場合は、あなたが勤める会社はブラックな可能性が高いです。
限界を感じながらも、3年間がんばって働いても、先輩の給料は自分とほとんど変わらない。
- 過労で顔には生気がないし、スーツもヨレヨレ。
- 彼氏や彼女もできずにプライベートな時間を会社に捧げている。
- 自分の時間がなくて、サービス残業ばかりしている。
- 勉強する時間もないし仕事も教えてもらえないから、ろくに経験も積めていない。
そんな先輩の姿を見て、転職を決意したという人はよくいます。
がんばって働き続けても何の展望もなければ、頑張る意味がありません。
「私たちだって若い頃は安月給で長時間頑張ってきたんだ!いまの若いヤツはたるんでいる!」
こんなことをいう上司は、時代をまったくわかっていません。
何も考えなくても何となく給料が上がって、この会社に骨を埋めるんだろうなとなんとなく思える時代とは、まったく違う時代を、僕たちは過ごしているからです。
もし、いまのあなたの会社を思い浮かべてピンとくるものがあったなら、そろそろ今の仕事を辞めることを視野にいれるべきです。
嫌すぎる仕事を倒れるまでやっても報われない
ブラックな職場に勤める人はサービス残業も当たり前に、パワハラやいじめを受けるような劣悪な環境で働き続けることになります。
でも、そんな職場で嫌な気持ちを押し殺し、限界を通り越してまで頑張って働いたところで、その努力が報われることはあるのでしょうか。
倒れるまで働いたら、会社はその後の面倒を見てくれるのでしょうか。
ブラック会社で有名なワタミの創業者、渡邊氏は、力不足だと弱音を吐く部下に、「それは諦めていることなのだ」と言った孔子の言葉を引用して、こんなブラックな発言をしたことが有名です。
「本当に力不足なら、力尽き、前のめりに倒れる」
簡単にいうと「力不足と嘆いている時間があるなら、倒れるまで働け。逃げるじゃねぇ!」ということ。
これを「世の中の新入社員に贈りたい」とまで言いのけています。
ワタミ新人女性社員の過労自殺が2012年に労災認定されるわけですが、渡邊氏はその報道の直後に「労務管理できていなかったとの認識は、ありません」とツイッターでつぶやきました。
「前のめりに倒れるまで頑張る」と言えば、ボクサーやマラソンランナーが熱く語っていれば、何だかかっこよく聞こえるかもしれません。
しかし、倒れるまで頑張ったのは、渡邊氏ではなく、1人の女性新人社員でした。そして、そこまでがんばったとしても「労務管理できていなかったとの認識は、ありません」の一言で片づけられてしまうのです。
ここでは、ワタミの過労死自殺を紹介しましたが、他の会社も一緒です。1人の社員が死んだとしても本気で真相を解明し、労災保険の申請を手伝って、遺族に十分な補償をする会社はまれなんですよ。
ブラックな職場で働く人は、自分の身を守るためにも特にそのことを肝に銘じる必要があります。
関連記事>>ブラック企業の見分け方。転職はもちろん新卒就活生は絶対にチェックです!
危険な会社には早く見切りをつけよう
あなたに一つお聞きします。
自分が働いている職場を果たして「まとも」なのか、「業界の常識」とされるものは、果たして「まとも」なのか。
あなたは、自信をもって答えることはできますか?
反対に、「うちの会社は何かおかしい」とおもっている人も、どう「まとも」でないのか、自信をもって答えることができるでしょうか。
「うちはずっとこういう風にやっているんだ」と上司や社長から強く言われたら、「ああ、そうなのか」と考えが揺らいでしまうことはないでしょうか。
パワハラやいじめ・嫌がらせだって一緒です。なぜ、あなたがそんな辛い目にあわないといけないのでしょうか。
関連記事>>職場のいじめや嫌がらせが辛いという方に。相手のこれだけを知ればその悩みは解決できます。
問題をさらに広げてみます。
「まともな職場ではないかもしれない」「絶対にまともな職場ではない」
仮にそう思ったところで、会社を辞める決心はつくでしょうか。再就職がうまくいかないと考えると、嫌すぎると言っても、今の会社に見切りをつけるのはなかなか難しい人もいるかもしれません。
「確かに厳しいけど、自分の夢をかなえるためにもうちょっと頑張りたい」
「仕事は辛いけど、せっかく雇ってもらえたからもう少しやってみる」
こんな声を、仕事が辛いと言って相談に来た人から何度も聞いてきました。
そんな人たちと対話する中で感じていることは「見極め」が大切だということです。夢を追い続けて体を壊してしまっては、元も子もありません。実際に体を壊して、転職が決まらないまま、会社を辞めなければいけなくなった人をたくさん知っています。
そんな人たちは、もっと早くできることは何かなかったのでしょうか?
あなたは、あと1年、今の働き方を続けることができますか?
今の仕事に限界を感じているのなら、もう一度、そのことをじっくりと考えてみてください。
関連記事>>もう無理!仕事辞めたい!→辞めていいです。その理由はこちら!
嫌で仕方ない仕事を続けるのは時間の無駄です
「仕事が嫌すぎる!嫌で仕方ない!」という方に、いまの仕事を辞めるべきかどうかの判断材料をお伝えしてきました。
最後にもう一度まとめておきます。
仕事が嫌すぎる、嫌で仕方ない仕事を辞めるべきタイミングとは?
- 仕事が嫌すぎて「あと3年は続けられない」と思ったとき
- 「過労死ライン」をこえて働いているとき
- 3年前に入った先輩が夢も希望ない働き方をしているとき
最後に一つお伝えしたいことは、嫌なことを続けるのは時間の無駄、人生の浪費だということです。これは嫌なことが仕事でも同じ話です。
しかも、嫌なことを続けたらうつ病になったりすることからわかる通り、心身の健康も損ねてしまいます。いいことは一つもありません。
我慢するエネルギーがあるのなら、そんな嫌すぎる仕事はやめてしまって、違うところにエネルギーを使った方がいいでしょう。
それに仕事を嫌々している人がそばにいたら、周りのやる気にも影響してくるので、周囲の人のためにもさっさとやめた方がいいです。
それにしても、なぜ嫌な思いをしてまであなたがその仕事を続けてしまうのか。
それは新しいことをするのが怖いから。
そして、その未知に対する怖れを突き詰めていくと、出て来るのは「死」。
死ぬのが怖いからこれまでとは違うことには挑戦したくない。というわけです。
ただ、無責任なことをいうようですが、僕自身の経験から思うに、人間はそうそう簡単には死ぬことはありません。本当に苦しい状況になれば、しぶといし、あがくものです。
何か新しいことに挑戦するときに大事なことは、まず深刻に考えない。とりあえずできることをやってみる。
この気持ちが大切になってくるんですよ。
転職サイトに登録してその嫌すぎる仕事からおさらばしよう
ここまでお話してきた通り、もし、あなたが勤める会社がブラック企業であったり、サービス残業が当たり前の辛い職場環境で、そのせいで会社に行きたくないのなら、今すぐ、その会社から逃げた方がいいです。
もちろん、パワハラやいじめ・嫌がらせが公然と行われる職場も同様、そんな会社は早く辞めてしまうのがあなたのためです。
僕もこちらの記事で過去にご紹介したことがありますが、ワンマン社長の元で20代のすべてを無駄に過ごしてきましたので、ブラックな環境で勤める辛さはよくわかります。
ワンマン社長についていけないから辞めたい!→転職したら価値観がひっくり返ったよ!
そんなときはとりあえず、水面下で転職活動を進めていってください。
使用する転職サイトは、まずは業界最大手のリクナビエージェントを利用しましょう。こちらに登録しておくと無料でいろいろな求人を紹介してくれますので、そのうち本当にあなたにに合った素敵な職場が見つかります。
憂鬱な気持ちを抱えたままの人生をいつまでも送り続けることはありません。今の時代は、我慢することが美談にはならないんです。
本当に辛い、嫌な環境から一秒でも早く逃げるべき。それが自分を守る唯一の方法になります。
実際にあなたと同じような辛い環境に身を置く人が、転職して新しい自分の居場所を見つけています。多くの人が、「思い切って職場を変えてよかった!」と感想を述べています。
ちなみに、このリクナビエージェントは、登録したからといって、必ず転職しなかればいけないものでもありませんし、登録利用は完全に無料ですので、気軽に利用することができます。
「もうあの会社にはいきたくない」「あの上司の顔は2度と見たくない!」という時は、いろいろな求人情報を見ながら、次の仕事を探してみてください。
それだけで、憂鬱な感情がウソのように消えます。
あなたは、いつまでその劣悪な環境に耐え続けるんですか?
後20年ですか?それとも一生ですか?
仕事が嫌で仕方ないときは、新しい環境に飛び出すことも大切だということを忘れないでくださいね。
ホワイト企業に転職できるおすすめの転職サイトランキングは、こちらの記事にまとめています。
よかったら参考にしてください、
【20代向け】ホワイト企業に転職で年間休日135日をゲット!ブラックな会社に出会わない転職サイトランキング!
「仕事が本当に嫌すぎる。。。」
嫌すぎる仕事は我慢せずに見切りをつけて、転職してしまうのも一つですが、そうはいっても簡単に転職を決心できるものではありませんよね。
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嫌すぎる環境からいつでも逃げ出せるように、自分の市場価値を知っておくことは最低限必要なことです。
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「仕事が嫌すぎるけど辞める決心もできない」
そんな方は一度利用しておきましょう。
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