「なんだか仕事がめんどくさい」
「できることなら仕事を休んでのんびりしたい」
「温かい布団に包まって大好きなゲームを堪能したい!」
「大好きな彼氏と一緒にいたい!」
あなたもきっと、一度や二度はこんなふうに仕事がめんどくさい気持ちなったことがありますよね。
経営者層でバリバリ仕事をしている方、自分のやりたい事に向かって邁進している人ならまだしも、特に20代の若い人なら「仕事をめんどくさいなんて思ったことはない!」なんて人はほぼいないはず。
僕も若いときは、仕事がめんどくさくてめんどくさくてしょうがなかった。
資料作りや社内調整、上司へのご機嫌取りなど、仕事にはめんどくさいことがいろいろとありますが、僕の場合は、特に週明けに人と話をするのがめんどうだった(笑)
でも、そうは言っても、できるならそんなめんどくさい気持ちを吹き飛ばして、前向きな気持ちで仕事をしていきたいですよね!
今回は「仕事がめんどくさいよ!何とかならないの!」という方向けに、その負の気持ちを吹き飛ばす方法をお話していきます。
【この記事でわかること】
仕事がめんどくさい理由
仕事がめんどくさい気持ちを吹っ飛ばす方法
仕事がめんどくさいことが与える悪影響
仕事がめんどくさいのはなぜ?
まず最初に「なぜ仕事がめんどくさいか?」その理由をまとめてみました。あなたはどの理由は当てはまりますか?自分の現状を振り返りながら、見ていってください。
休み明け(特に連休明け)
よく言われるのが「サザエさん症候群」ですよね。日曜日の18時半にサザエさんの放送が始まると「はぁ。休みももう終わりか。明日からまた仕事に行くのめんどくさいなぁ」というもの。
僕の場合は日曜日の夕方に「笑点」が始まると、あの独特の空気感も交わり、とにかく憂うつな気持ちになりました。
休みの日だと仕事に行かなくてもいいし、自分のプライベートな時間を自分のペースで楽しむことができますが、仕事となるとそうはいきません。
自分のペースで動けなくなる。これが休み明けに仕事がめんどくさくなる大きな理由だと言われています。
疲れがたまっている
仕事がオーバーワークになっていて疲れがたまっているときも、仕事がめんどくさい状況になって会社に行くのが億劫になるはずです。
「得意先とのアポイントを取らなきゃいけないし」
「プレゼンの資料も作らなきゃいけない」
「納期を間に合わせるためにも生産部との調整もしなきゃ」
このようにやらなければいけないことが多すぎると、心も身体も疲れ果て、「めんどくさい。もう行きたくない」という状態になってしまいます。
そもそも今の仕事が好きじゃない
今の仕事が自分に合っているのかどうかも大きな理由です。好きでもない仕事を続けていれば「めんどくさい。こんな仕事やりたくない」となるのも当然です。
繁忙期で仕事が忙しい、ちょっと人間関係でもめているなど、特定の理由があり、そのめんどくさい気持ちが一時的なものならいいですが、それが常に消えない気持ちなら、その仕事はあなたに合っていない可能性があります。
場合によっては、モチベーション高く仕事ができる職種に転職を考えてみてもいいかもしれません。
人間関係に不満がある
「またあの上司の顔を見なきゃいけない」「仕事を押し付けてくる同僚がむかつく」など。
人間関係に不満があることも、仕事へのモチベーションを下げる大きな要因です。また本来、仕事は一人でやれることに限界があり、助け合いながら協力して進めていくもの。
しかしこれが原因で「同僚のすべての人とうまくやらなきゃ」とか、無理して人に合わせなきゃいけないことも、仕事がめんどくさくなる要因に。
通勤時間が辛い
仕事がめんどくさいというよりは、仕事に行くのがめんどくさいという状態です。
毎朝早起きとして、満員電車に揺られ、1時間以上かけて出社。帰りも仕事でクタクタになった状態で1時間以上かけて帰宅・・・もう満員電車には乗りたくない。
席にすわってゆっくりと通勤時間を過ごせるならまだしも、特に都心部の通勤状況は本当に辛いものがありますよね。
ほかにも「仕事がめんどくさい」理由はこんなものがあります。
- 朝が弱い、または寝不足
- 外の気候(熱い、寒いなど)
- 仕事がつまらない
- ルーティーンワークで面白くない
- 完璧を目指しすぎた
- 単純に体調が悪い
- 彼氏や彼女と喧嘩した
人によって、いろいろな「めんどくさい」があるようです。
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「仕事がめんどくさい」はこれで吹き飛ばせ!
では、この「めんどくさい」気持ちをどのように吹っ飛ばせばいいのでしょうか。
人間関係などの根本的な悩みなどはすぐに解決するのが難しいかもしれませんが、そうはいっても今の状況でもできることはたくさんありますよ!
めんどくさいという気持ちも時には必要
まず最初にお伝えしたいことは、めんどくさいという気持ちは時に誰しもが感じる正常な気持ちだということ。
「仕事をめんどくさいなんて自分には責任感がないのかな」なんて悩む必要はまったくありません。ある意味、仕事なんてめんどくさくて当然。
また「めんどくさい」という気持ちがあるからこそ、「早く終われるようにもっとこうやってみよう」とか「このめんどくさい仕事、不要なんじゃない?」と、職場を改善していくきっかけにもなっているんです。
めんどくさくてもとりあえず始めてみる
これはきっとあなたも実感したことがあるはずです。なんだかやる気がでないけど、とりあえず仕事を始めたら、そのうちにいろいろなアイデアも浮かんできて、やる気十分!なんてこと。
仕事がめんどくさいと感じるときほど、無理にでもとりあえず何を始めてしまいましょう。自転車をこぎ出すのと一緒です。
最初を踏ん張れば、後は自然と脳が回転していってくれます。
抱えている仕事を把握し断れるものは断る
あなたが仕事をめんどくさいと感じのは、抱えている仕事量を把握できていないからかもしれません。
人は全体図が見えないと漠然とした不安な気持ちになりがち。そんなときは抱えている仕事をまずは紙に書き出してみましょう。
把握してみると案外、「あれ?そう大変でもないな」と、気楽な気持ちになることはよくある話です。
また、めんどくさい状態に陥らないために、やりたくない嫌な仕事は断る習慣を身につけておくことが大事です。
嫌な仕事は引き受けず、自分の仕事状況に常に余裕を持たせておくようにしましょう。
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めんどくさい仕事からやっつける
仕事がめんどくさいときは、とりあえず何でもいいから始めるのが良いですが、できることなら、めんどくさいことからやっつけてしまうことをおすすめします。
仕事がめんどうだと、ついつい後回しにしがちですが、これが後々もっとめんどくさい状態になってしまうことがよくあります。
一本の電話をめんどくさがったためにクレームが発生した。資料の提出が遅くなったせいで上司がもっとややこしいことを言い出した。
これ、よくあることです( ゚Д゚)
こんなことにならないためにも、未来のめんどくさいを早々と潰しておきましょう。
最終的な目標やゴールを理解する
目標やゴールがあることで、人はいろいろなことを頑張ることができます。これは仕事も同じです。
「何のためにこの仕事をやってるの?」「この作業は意味があるのかな?」なんて思いながら仕事をすれば、めんどうな気持ちが生まれて当然です。
意味のないことを誰もやりたくはありません。
仕事がめんどくさいときほど、上司や先輩にいろいろと質問をしましょう。仕事で成果をあげるためにも、その仕事の意味を理解し、最終地点をイメージすることはとても大切なことです。
できるなら「めんどくさい」から逃げ続けるのはやめよう
仕事というものは、あなたがやらなくても他の誰かがやってくれるものです。極端な話、「もう嫌だ!」という辛い気持ちを抱えてまでその仕事をやる必要はありません。
ただし、「仕事がめんどくさい」という程度の負の感情なら、逃げ続けることはあまりおすすめできません。そのようなスタンスでは、あなたは周囲から嫌われ、評判が悪くなってしまう可能性があるからです。
たまになら仕事をほったらかしにしてもいいですが、今後のためにもほどほどにしておきましょう。
給料をもらっている以上、割り切りも必要
どんな仕事でも、めんどくさいことは多かれ少なかれあります。給料をもらって働いている以上、めんどくさがらずに自分の職務を全うすることもやっぱり必要です。
自分の気分に左右されずに、とくには自分を叱咤し気合を入れましょう。
人間関係も一緒です。いろいろな人が働く職場には一人や二人くらい合わない人は必ずいます。「世の中にはいろいろな人がいるもんだね」と割り切って、仕事を進めていきましょう。
やる気がでないときでも、給料をもらって働いている以上、割り切って働くことも必要になってきます。
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運動して身体を動かそう
「なんだか仕事がめんどくさい」
気持ちがすっきりしないときは、やっぱり身体を動かすに限ります。運動して汗を流せば、ポジティブな気分になれます。
常日頃から何でもいいので運動する習慣をつけましょう。
僕は週末に10kmジョギングをしていますが、走った後は1週間働いたストレスがなくなって、とてもすっきりした気分になります。
運動することは心地よい身体の疲れとともに、質の良い睡眠にもつながりますよ。
オンオフを切り替える
オンオフの切り替えが苦手な人は、週末の疲れや日頃の人間関係のストレスを引っ張ってしまいます。
また、仕事を家に持ち帰ったり、自分の意識の中で「消化不良」のまま休みを迎えてしまうと、休日も「仕事モード」を引きずってしまいます。
こんなときは、完全に終わらせられない業務でも、自分の中でしっかりと「今日はここまでやったからOK」とタスクを区切って仕事をするようにしましょう。
毎日意識して「今日もお疲れ様!自分がんばった!」と自分を労ってあげましょう。自分の中で、しっかりと「今日の仕事を終わらせる」ことが大切です。
気持ちがかなり後ろ向きなら休むのもアリ
またはめんどくさいを通り越して、気持ちに限界を感じるときは、思い切って休んでしまうのもアリです。
そんな負の気持ちが大きいときに無理に仕事を進めても、良い仕事はできません。
さすがに「めんどくさいから今日は休みます」とは言えないでしょうから、「今日は体調がすぐれないので休みます」でいきましょう。
関連記事>>仕事を休みたいけど休めない!←あなたのこれ。完全に間違った思考です。
仕事がめんどくさいことによる悪影響
仕事がめんどくさくなる理由は、さきほどお話した通りさまざまです。
オーバーワークになっていたり、人間関係がうまくいかなかったり、その原因は「自分ではない他にある」場合もあります。
でもここで注意したいのは、その理由が「単純な自分の気分の上げ下げ」「週末に遊びすぎたから」「彼氏や彼女と喧嘩して気分が悪い」など、自分自身に起因するときです。
仕事がめんどくさい気持ちは誰にでも起こり得る感情ですが、かといって、その気持ちに甘んじすぎるのもやっぱりよくありません。
「めんどくさい」と仕事をおろそかにしたり後回しにし続けると、いつのまにか次のような大事なものを失うかもしれません。
上司や同僚からの信頼
過労による仕事の疲れた一人に業務が集中している状態なら、周りの人もあなたの仕事の精度の低さやミスをカバーしてくれるかもしれません。
ただし、その気持ちが「めんどくさい」というものなら、その気持ちは勤務態度にでてしまい、周りからの信頼を落としかねません。
一度落とした信頼はそんなに簡単に取り戻せません。一時の「めんどくさい」という感情で、責任のある仕事を任せてもらえなくなるほか、あなたの出世に大きな影響を与えてしまう可能性があります。
関連記事>>仕事で評価されない人と評価される人の決定的な7つの違いとは?
自分の成長
とくに仕事がめんどくさくて仕方ないにしても、その頻度が多いと、自分をスキルアップさせようという気力も失われしまいます。
人は少しずつでも成長することで喜びを感じ、人生を有意義な気持ちで過ごしていくことができます。これは仕事も同じです。
ポジティブに前を向いて頑張ってる同期に遅れを取り、評価される同僚を見て、さらにやる気がなくなる。
このような負のスパイラルに陥らないためにも、めんどくさいはほどほどにしておきましょう。
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お金
上司や同僚の信頼を失い、自分の成長も止まったあなたに今後大きな出世や昇進は望めません。結果、給料は上がらずお金を稼ぐことができなくなります。
あまりにもめんどくさい状態が続くようなら、その職場があなたに合っていない可能性もあります。
転職することも視野に入れてみましょう。
異性に尊敬されなくなる
仕事に限らず、人生をめんどくさがる人に素敵な異性は寄ってはきません。
「ちょっとぐらいめんどくさがってもいいじゃない」と侮るなかれ。異性との出会いはどんなシチュエーションで起こるかは誰にもわかりません。
めんどくさがらずにいろいろなことにチャレンジする人に、魅力を感じるのは当然のことです。
仕事がめんどくさいときの対処法は「とりあえず始める」が一番効果的!
「めんどくさい気持ち」を吹っ飛ばす方法をお話してきましたが、いかがでしたか。
最後にもう一度まとめておきますね。
仕事がめんどくさい理由
休み明け(特に連休明け)
疲れがたまっている
そもそも今の仕事が好きじゃない
人間関係に不満がある
通勤時間が辛い
仕事がめんどくさい気持ちを吹き飛ばす方法
めんどくさいという気持ちも時には必要
めんどくさくてもとりあえず始めてみる
抱えている仕事を把握し断れるものは断る
めんどくさい仕事からやっつける
最終的な目標やゴールを理解する
できるなら「めんどくさい」から逃げ続けるのはやめよう
給料をもらっている以上、割り切りも必要
運動して身体を動かそう
オンオフを切り替える
気持ちがかなり後ろ向きなら休むのもアリ
仕事がめんどくさいときの対処法をいろいろとご紹介しましたが、やっぱり「めんどくさい気持ち」に一番効果的なのは、
とりあえず始める!
ことです。
例えばダイエットで考えてみましょう。体重をためにジムでトレーニングを始めるものの、一か月もするとジムに足が向かなくなって諦めてします人が多くいます。
(僕もそんな一人ですが)
痩せるためには、トレーニングしなければいけないと頭ではわかっているのに、ついサボってします。
このようにあることに対し、やる気にならずに諦めてします人と、やる気になって集中できる人がいます。この違いはどこにあるのでしょうか。
それは「快の感情」です。
食べたものがおいしいとまた食べたくなる。
ディズニーランドが楽しいと、また行くなる。
ゴルフでいいスコアがでると、またやりたくなる。
このように「快感」に刺激を受けたおき、脳からドーパミンが分泌されます。ドーパミンは報酬系のホルモンと言われていて、欲求が満たされたときや満たされそうになったときに分泌されます。
さらに、目標を達成したときだけではなく、目標を設定したときやそのプロセスでも分泌されることが分かっています。
だから、目標をどんどん達成して仕事ができる人は、実現までのプロセスも楽しんでいるのです。
では、やらなければいけないことに対して、感情を「快」にするにはどうしたいいのか。
その効果的な方法は、やるべきことがあったらすぐに始めること。
さらに「よしできた!」「楽しい!」などのプラスの言葉を使うこと。
めんどくさがってなかなか行動できない理由は、その事柄を「やりたくない」「いやだ」と思っているからです。結果として行動しないと、脳はその事柄からますます逃げようとします。
やるべきこと、やらなければいけないと思っていることはすぐに取りかかる。
さらにやった後に「できた!」「いいね!」と言いながらにっこり笑顔を作る。
そうすることで、その事柄に脳が反応を起こし、繰り返すうちにどんどんやりたくなっていきますよ。
今回お話したことを取り入れても、仕事に対して前向きな気持ちになれない、ずっとやる気がでない、という人は、今の仕事内容や職場環境が自分に合っているのかを、再度見つめ直してみましょう。
常に「めんどくさい」気持ちが消えないのは、今の仕事があなたに合っていない可能性が大です。
そんなときは思い切って転職も視野に入れてみてくださいね!
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