仕事のミス対策を行って、仕事ができるあなたに生まれ変わろう!
いくら経験を積んでも、なくならないのが仕事のミス。
「ミスをしてはいけない」と意識しすぎると、緊張からか逆にミスを連発してしまうものですよね。
上司に叱り飛ばされ、同僚からは文句を言われ、自信は吹っ飛び、気分はどんどん暗くなっていく。そうなったら負のスパイラル。そこからなかなか立ち直れずに、仕事に行くのが嫌で嫌でたまらなくなります。
ウエノ
でも、叱られようが、怒鳴られようが、やけ酒しようが、仕事は待ってはくれません。
今回は、仕事でミスをしないための対策をご紹介していこうと思います。
目次
1.スケジュールを確認しよう
仕事のミス撲滅対策として、まずは一日の始めるに自分のスケジュールを確認し、大体の時間を割り振っておくことで、仕事の進歩状況がつかめます。
あとから時間が足りなくなって慌てたりすると、ミスが生まれるきっかけになりますから、時間配分は大切です。
ウエノ
これで「あ~!しまった!あの仕事の期限、今日のお昼まだだって!忘れてたー!」なんてことが防げます。
2.よくやるミスをリストにまとめよう
二つ目のミスをしない対策として「チェックリスト」を作成しましょう。
これは普段自分がよくやるミスを思い出して、自分がどんなところを見逃しがちか、同じミスを繰り返しがちかをおさらいしながら作ってみることです。
頭で気をつけようと思っても、ミスはなかなか減らないものです。そんなときに、このリストがあると、ミスを事前につぶすことができます。
3.面倒くさくても3回チェックしよう
仕事のミス撲滅対策として一番効果的なのは、基本中の基本ですが、やはりこれになります。
チェックを怠らないこと。
例えば上司に提出する大切な書類を作ったとします。
まずは一通りざっと目を通し、チェックしてください。2度目は前回より時間をかけて、細部まで目を通します。指やペンで字を追ったり、声に出して読んでみるのもいいでしょう。
そして3度目のチェックの前に、3~5分の時間を置きます。その間は「別のこと」をしてから最終チェックに戻ります。
別のことというのは、電話やメールをしたり、同僚と話をしたりなど、何でも構いません。
時間を置くメリットは、頭を一度、確認する内容から引き剥がすことで、新しい視点でチェックできるということです。
この対策で、2回の確認では発見できなかった、小さなミスを見つけられます。
「時間がないのにそんなことはしていられない」
こう思うかもしれません。でもこの作業、普段から習慣にしていれば、驚くほどの短時間で終えることができるようになります。
ウエノ
4.仕事に優劣をつけるのはやめよう
仕事でミスをしない人が気をつけていることがあります。それは「自分に与えられた仕事に優劣をつけない」ということです。
「小さいな仕事だから重要じゃない」という自分勝手な過小評価は、必ずあなたの足を引っ張り、大きなミスにつながります。
自分は仕事ができる、だから大きな仕事をするのがふさわしいという思い込みが、ミスを誘発するのです。
どこの世界でも共通するのが「基本ができない人は仕事ができない」ということ。そして謙虚さを失くして慢心してしまうと、そこに油断が生まれます。
この油断こそがミスの原因となるのです。
仕事に優劣はありません。優先順位はありますが、どんな小さな仕事でもすべて重要です。それを忘れてしまったとき、予想もしない大きなミスが待っているのです。
ミスしないための対策として、このことは絶対に忘れないでください。
ウエノ
5.「相手は分っているはず」という思い込みは捨てよう
仕事のミス撲滅対策として、「相手は分かっているはず」という勝手な思い込みは捨ててしまいましょう。
周りを見渡してみてください。仕事ができて周囲とうまくいっている人は、積極的に言葉を発して自分の意見や考えを伝えようとしているはずです。
つまり、意識して自分の方から相手に働きかけているんですね。
ちょっとしたコミュニケーションを怠ったために、ミスを誘発し大きな問題になるのはよくある話です。
日本人は察する文化の中で暮らしています。日常生活では美点とされる「察する」ということも、仕事のシーンにおいては、残念ながら「コミュニケーション怠け者」にしてしまっているのです。
仕事を進める上で「相手は分っているはず」という思い込みは、とても危険です。ミスをなくすためにも、相手には「言わないと伝わらない」をモットーに、丁寧なコミュニケーションを心掛けてください。
ウエノ
6.やるべき仕事はすべて書き出そう
仕事に追われている最中は、あれもこれもと実にいろいろなことが頭を駆け巡ります。どんなに記憶力が良い人でも、瞬間的に頭によぎったことをすべて覚えて実行できるわけではありません。
そして何故かその場で忘れてしまったことを思い出すのが、帰りの電車の中や、夜中に突然目覚めて、という場合が多いもの。
そんな、仕事が忙しいために起こってしまうミスの対策としては、やるべき仕事を「書き出す」ということを習慣化し、撲滅するようにしましょう。
やり方は人ぞれぞれで構いません。
大きな紙に書き出すのでも、ノートを一冊作って書き出すのでも構いません。PCに打ち込んでおくほうが得意であればそれでもOKです。
誰しもできないからミスをするわけではありません。時間に追われているからミスが起こるわけです。
こんな単純なことで、毎日のやるべき仕事がモレなし、ミスなしになるのだったら、その価値は高いですよね。
7.「後悔」や「反省」は後回しにしよう
仕事でミスをしたときのあのイヤな感じ。いつまでも慣れない感情の一つですよね。その瞬間に、おそらく最初に頭に浮かぶのは後悔でしょう。
ウエノ
このように自分責めが始まります。けれども、ここは、もう諦めてください。いくら後悔したところで、もうそれは起こってしまったこと。
タイムマシーンでもない限り、目の前の結果は取り戻せません。ですから、ミスをしてしまった後の対策としては、まずは起きてしまった「ミスをどうになかする」ことが、あなたの最重要事項になります。
反省会は自分のための時間、今すべきは会社のための時間に集中すること。自分ができるすべての手段を駆使して、状況を好転させることを一番に考えてください。
8.「後悔」よりも「振り返り」を大切にしよう
ミスを後処理を何とかやり遂げたら、ここで初めて自分のための反省会を始める時間がやってきます。
反省会といっても後悔やただ落ち込むだけでは、悲劇の主人公になってしまいます。そうすると、出口が見えなくなってしまうので、百害あって一利なしです。
あなたの時間は、ただでさえとても貴重なのですから、もっと有効なことに使いましょう。
ウエノ
自分を哀れむというマイナスの感情を排除して、冷静に状況を分析するのです。どうしてそうなったのかを考えましょう。
それが今後ミスを繰り返さないための対策、自分のためになる反省会になのです。
「ミスは学びのチャンス」、そう心から思えるようになれば、あなたの仕事人生は飛躍的な進歩が見込めますよ。
仕事のミス対策まとめ
仕事のミスをなくすための対策をご紹介してきましたがいかがでしたか。最後にもう一度まとめておきますね。
- スケジュールを確認しよう
- よくやるミスをリストにまとめよう
- 面倒くさくても3回チェックしよう
- 仕事に優劣をつけるのはやめよう
- 「相手は分っているはず」という思い込みは捨てよう
- やるべき仕事はすべて書き出そう
- 「後悔」や「反省」は後回しにしよう
- 「後悔」よりも「振り返り」を大切にしよう
ミスというものは、あらゆるところに影響を及ぼしてしまう場合もあります。それをきっかけに、せっかく努力して築いた上司や同僚からの信頼も瞬時に失いかねません。
しかし、今回ご紹介した、ミス撲滅方法をしっかりやることで、自分の身を守ることができるようになります。
でも、そうはいっても、ミスをしたときに一番大切なのは、必要以上に「ネガティブにならないこと」です。
人は失敗すると臆病になります。次回同じようなミスをしてしまうのではないかと過度の緊張から、逆に大きなミスにつながってしまうものです。
ですから、もしミスしてしまったとしても、このように考えるようにしてください。
「私は大丈夫、ミスしても死ぬわけではない」
そう自分に言い聞かせて、気持ちを落ち着かせてください。そして気を取り直して自信を持って再スタートしてくださいね!
ウエノ
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