「なんだか仕事休みたいなぁ」
あなたもきっとこんな感情になったことが何回もあるはず。僕も何回もありますよ。
えぇ。42歳になった今でも(笑)
そんな仕事を休みたい気持ちになったときは、心を奮い立たせて頑張って仕事に行くこともあれば、思い切って突然仕事を休んでしまうことも結構あったりします。
今回、この記事であなたに一番に伝えたいことはこれ!
「仕事休みたいなぁ。行きたくないなぁ」と思ったら休んでしまっていい!
このことが分からずに休むことに気がひけて、「仕事を休む=やってはいけないこと」みたいな感じてしまっている社会人の方がなんて多いことか。
今回は、この「仕事を休む=やってはいけないこと」という過ったあなたの考えを打破しながら、あなたが気分よく仕事を休むことができる方法をお伝えしていこうと思います。
あなたのその「仕事を休みたいけど休めない!」という考えは完全に間違っているんですよ!
★この記事はこんな人にオススメ!★
- 仕事を休むという行為に罪悪感を感じてしまう人
- 仕事を休みたいけど、「周りに迷惑をかけちゃう」と責任感が強い人
- 仕事のストレスに疲れ果てている人
- 仕事を休んで旅行に行きたい人
- 仕事を休む具体的な方法を知りたい方
そもそも日本人は海外と比べても働きすぎの人が多すぎです。世界の人たちはも~っと自由に仕事を休んでいますよ!あなたのその「仕事を休みたい!」という感情は否定されるものではありません!
ぜひ、今回の記事を読んでいただいて、自信を持って仕事を休んじゃってくださいね。
ウエノ
この記事は、ブラックな会社とまでは言わないまでも、どちらかと言えば、グレーな会社に勤めていらっしゃる人向けの記事になっています。
例えば、「仕事量が365日普通に多い」「上司がパワハラ気味で休みにくい「休みにくい社風」など、何かしら職場環境に問題がある人はこの記事をこのまま読み進めてください。
でも、あなたの職場がホワイト気質で「ちゃんと休みなさい」と言ってくれるのに、休まない、つまり「休めるのに休まない」場合は、ちょっとこの記事は話がズレますので、そんな人はこちらの記事にジャンプしてください。
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仕事を休まない人は周囲に大迷惑をかけている。これ間違いなし!
↑↑簡単に言えば、自分に自信がなくて、頼まれると断れないから仕事が増える、ミスが怖くて何度も自分がやった仕事をチェックしてしまうから仕事が進まない人向けです。
特に休めない理由が膨大な仕事量にある人には↓↓こちら↓↓の記事もおすすめです!今すぐ、この記事でそのサービス残業とおさらばしましょう!
仕事が終わらない理由はこの2つだけ。ストレスでぶっ倒れる前に逃げる決断を。
目次
仕事を休みたいけど休めないあなたに知ってほしいこと
「仕事を休みたい!」と願うあなたにもう一度改めていいますが、「仕事を休む=やってはいけないこと」ではありません。
とはいっても、そんな僕も「仕事を休む」という行為に罪悪感を感じなくなるまでにはえらく時間がかかりました。仕事を休むことに罪悪感を感じていた当時の僕の気持ちを掘り起こしてみると、こんなことを感じていましたね。
仕事を休むのは当然の権利なのに、なぜかサボっているような気分になる。
仕事を休むと、誰かに自分が休んだことによるしわ寄せがいくかもしれない。
仕事を休む=仕事量が少ないから休める、と思われるかもしれない。
「自分も休みたいのに!」と同僚達も思っていて、自分だけ抜け駆けしたような気分になる。
まとめると、仕事を休みたい、行きたくない、という自分を気持ちを否定し、「大きな罪悪感」を感じていたような気がします。
そしてそんな「休めない」という思いを尊重し、仕事を休まないやり方を続けていると、身体にも変調をきたすようになりました。
そんな僕の経験から今言えることは、仕事を休むことに罪悪感を感じる必要はない!ということです。
- 仕事を休んで何が悪い!有給休暇は労働基準法で守られている権利だ!
- 誰かにしわ寄せがいくかも→知ったことではない!やるべきことはちゃんとやっている。それでもカバーできないなら、そんな組織形態にしている会社が悪い
- 抜け駆けしたような気分になる→人生なんてしょせん早いもの勝ち。周りを気遣っている余裕は自分にはない。しかも、みんなが「抜け駆けしたら悪いし・・」なんて考えていると、誰も休めない状況ができあがるじゃないか。
こんな風に、仕事を休みたい気持ちをどんどん肯定していったんですよね。その結果、仕事をどんどん休めるようになりました。
そして意外や意外、仕事を休んでリフレッシュできるおかげか、トータルで見てても、仕事の成果がどんどんでるようになったんですよね。
結局、仕事を休みたい気持ちを押し殺して、やる気がない状態で出勤しても、仕事の生産は上がらないということです。
ウエノ
今は「休まなければならない」時代になっている
本心は「仕事を休みたい」のにそのことに罪悪感を感じる一つの理由に、あなたが親や学校の先生から「頑張る事は美学」という教育をされてきたことがあります。
「どれだけ苦しくてもやりきるべき」
「途中で投げ出すなんて悪」
「多少しんどくても休憩してはいけない」
こんな古い教えがあなたを苦しめているのです。でも、そんな考えは今の時代にそぐわない考え方です。
逆に、ワークライフバランスという言葉に代表されるように、仕事とプライベートをバランスよく生きることが今の時代に求められていることなのです。
あなたの意識もここで変えてしまいましょう!2019年4月から働き方改革の一環として、有給休暇の5日取得が義務化されます。
「休めない」ではなく「休まなければならない」という時代にどんどん変化していっているんです。なので、あなたも遠慮することなく、仕事に行きたくないというあなたの心の叫びを第一優先にし、仕事を休んでしまってください。
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休んだ後にフォローすればいい!
さきほども簡単に話しましたが、仕事を休みたいときに、1つひっかかるのが「自分が休むと周りに迷惑をかけるかも」という思いです。
でも、これの本音もきっと、迷惑をかけてしまうのが気になるのではなくて、仕事を休んでしまうことによる罪悪感がそのような気持ちにさせているのかもしれません。
でも、あなたがあなたの仕事をしっかりとこなしているなら、周りのことを気にする必要は一切ありません。はっきり言えば、職場の人間関係に必要以上に気をつかうのは自分が疲れてしまうだけです。
あなたはあなたの権利で仕事を休んでしまえばいいんですよ。
周りにちょっとぐらい迷惑をかけてしまってもいいじゃないですか。あなたの長い人生の中でどうってことはない事象です。
あまりにも気になるなら、休んだ次の日にちょっとフォローを入れておけばいいんですよ。
ウエノ
あなたが休んでも何とかなります!
他にも、仕事を休みたいのに休めない理由に「自分が会社に行かないと仕事が回らない」というものがあります。
確かに、プロジェクトリーダーで大きなプロジェクトを抱えていたり、重要な取引先との商談があったり、「仕事を休みたい!」と思ったその日にいきなり休むのはスケジュール的に難しいこともあるかもしれません。
でも、それを除けば、たいていのことは何とかなるものばかり。
逆にここで、「いや、何ともならないよ!」と怒りがふつふつと沸いた人は要注意です。
それは、あなたは「仕事は行きたくなくても行くべきもの。仕事は絶対に休んではいけないもの」とあなた自身を縛りつけ、普段からその考えをベースに仕事を進めているからです。
あなたがいないなら、代わりの人がその仕事をするまでです。きつい言い方をすれば、「自分がいないと仕事が回らない」という思いは、つけあがった傲慢な感情とも言えます。
それぐらいの思いを持って、思い切って仕事を休んでしまってください。そうすれば、「意外と何とかなるものだな」ということに気づけます。
あなたの周りの人は、意外と?頼りになる人ばかりかもしれませんよ!
関連記事>>仕事が終わらない理由はこの2つだけ。ストレスでぶっ倒れる前に逃げる決断を。
周りの人は「休みたくない」のかもしれません
あなたが「仕事を休みたいけど休めない!」と思うのは、「周りのみんなも休んでないし。。」という思いがあるかもしれません。
プライベートを押し殺し年中無休で働き続ける後輩
39度の熱がでようが出社してくる上司
毎日遅くまで忙しそうに残業している同僚
このような人たちの姿を見ていると、「自分だけ休むのは悪いなぁ」なんて感情になるのは心優しいあなたなら致し方ないと思いますが、これが「仕事を休む=悪」という思考にあなたが陥ってしまう一つの原因ともいえます。
でも、あなたが「仕事を休みたい!」と感じ、その思いを実現したいなら、ちょっと待ってください!
よ~くよく考えてみればわかることですが、その人たちが休まずに働き続けるのは、あなたが強制しているわけでもなければ、お願いしてやってもらっているものではありません。
彼らや彼女たちは、仕事を休まないのは、あくまでその人たちの理由であって、あなたには関係のないことなんです。
すべてを論破してみましょう!
・プライベートを押し殺し年中無休で働き続ける後輩
ウエノ
・39度の熱がでようが出社してくる上司
ウエノ
・毎日遅くまで忙しそうに残業している同僚
ウエノ
このように見てみると、誰かが休まないからといって、あなたも「休まない」という選択をする必要はないということが分かってもらえると思います。
あなたもこんな人たちと同じように、プライベートでやりたいことがない、後輩を思いやれない、残業代がほしい、という状態なら、会社に出社すればいいんですが、あなたはそのような状態ではありませんよね?
なら、休みたいなら遠慮なく仕事を休んでしまってください。
あなたはあなた。他人は他人です。
他の人が休まずに会社に出社するのは、個人個人のそれなりの理由があります。それをあなたが思いやる必要はありません。
あなたはあなたのやりたいようにやってください。人生は短いですよ!仕事を休みたいなら、休む。ぜひあなたの思いを優先してしまってください。
関連記事>>仕事に疲れた環境から抜け出す10の方法。仕事を抱え込むあなたは要注意!
休まずに頑張り続けるのが美学ではない!
あなたが仕事を休みたいけど休みたい一つの理由に、「頑張り続けることが素晴らしい」「努力することは何よりも重要」という、美学があるのかもしれません。
「努力すればいずれ実を結ぶよ!」
「頑張り続ければきっといいことがあるよ!」
でも、これって本当なんでしょうか?頑張り続ければいつか実を結ぶのでしょうか?
いえいえ( ゚Д゚)ノ
絶対にそんなことはありません。
努力は必ず実を結ぶのなら、もっと大々的に「努力は何よりも大事!」と、極論を言えば、憲法にうたえばいい話。
でも現実はそうではありません。無理に頑張り続けても、現実問題として最悪うつ病を発症するだけ。
結局のところ、自分のことを理解できるのは自分自身だけです。これは間違いありません。
親であっても、自分の子供の気持ちはわからないんです。これが真意です。ということは、あなたはあなた自身を守るためには、あなた自身の気持ちを一番に優先しなければいけません。
だって、あなたの本当の気持ちはあなたにしかわからないんですから。
つまり、あなたが「仕事を休みたい!」と思うのなら、真っ先にその思いを大切にしてあげることが大事になるということ。
休みたいときはぜひ自分の日頃の疲れやストレスを取り除くために、率先して休んでしまってください。
ここで「休まない」という選択をしてしまうと、あなたの疲れはどんどん蓄積され、取り返しのつかないことになってしまいます。
「言っていることは、分かるけど、どれだけ頑張れば休んでしまっていいの?」という疑問をお持ちの方はこちらの記事を参考に、「しんどさ」と「頑張ること」の関係を確認してみてください。
詳しくはこちら>>仕事がしんどいからって本当にもう頑張らなくていいの?答えはこれです。
人手不足はあなたのせいではない
仕事を休みたいけど休めない一つの理由に、人手不足というものがあると思います。
「休みたいんだけど、代わりの人がいないから休めない!」「皆が忙しいのに自分だけ休めない!」。このような職場の現状に「自分がやらないと!」という義務感にかられるわけですね。
でもこれって、会社の思惑にどっぷりとはまっていますよ。
会社や経営陣はこのように考えています。
「利益をだすためには余計に人を雇う余裕はなし!現状の人員で何とかすべし!」
このように必要な人件費を切り詰め、無理に利益をだそうとするのです。そして株主総なので「自分ってすごいでしょ?今年一年でこんなに利益をだしましたよ!」と自信満々にアピールするのです。
つまり、あなたが「自分がやらないと」と感じ、頑張って働いたとしても、その手柄は会社や経営陣のアピール材料になるだけなのです。
そんなの悔しいですよね。自分の人生を犠牲にして働いているというのに。もし、そんな状況にプラスしてサービス残業を強要されて残業代がでないなんてことになっているなら。。
もう言うまではありませんよね。
あなたは何のためにそんなに一生懸命に働いているのですか?
会社のためですか?経営陣を喜ばせるためですか?
仕事を休みたいのなら、そのことをもう一度ゆっくり考えてみてくださいね。
関連記事>>「サービス残業を当たり前」にするブラック企業の具体的手口とその対処法。
ウエノ
二日酔いで有休を取ってもいい!
少し前のことですが、「社会人としてありえない有給取得の理由」という記事が、ネットで注目を集めていました。
この記事は「二日酔い」「やる気がでない」などを理由に、有給休暇を使うのはありえないという内容で、「有休休暇は働く人が持つ権利だけど、節度ある使い方をしたいですね」という結論の記事でした。
しかし、労働基準法で認められている「年次有給休暇」というのは、労働者に与えられている権利で、本来、どんな理由で休むのかという報告の義務はありません。
私たちには、権利、義務、欲求があり、これらはそれぞれ別のものです。ところが、この3つをごちゃ混ぜにしてしまうことがよくあります。
- 権利はやっていいこと。
- 義務はやらなければいけないこと。
- 欲求はやりたいと思うこと。
仕事を休むのは権利です。権利を行使することは何ら悪いことではありません。
有休消化率が世界最下位である日本。このことからも休むことに対して、日本人がどれだけ罪悪感を持っているのかがしみじみと分かります。
有休を取得するのはあなたの権利です。「仕事を休みたい!」という欲求に無理に蓋をしなくてもいいんですよ。
※紹介した記事は、マイナビが運営する女性総合サイト「マイナビウーマン」が2017年に掲載したものですが、内容が不適切だったと謝罪して、すでに当該記事は削除されています。
あなたのその「休みたい」気持ちを最優先にしよう!
仕事を休みたいけど休めない!と考えるあなたに、その考えは間違えているということをお伝えしてきました。
ここまでで、一番伝えたかったことは、休むことは悪ではないということですので、あなたが仕事を休みたいのなら、ぜひそのあなたの気持ちを最優先にしてほしいと思います。
とはいっても、実際に休むにあたって周りに迷惑をかけるようなことはしないのが大前提です。僕の場合は、あくまで「今日は自分がいなくても大丈夫かな」という日を狙って休みます。
僕的には休むにしても、それが最低限のマナーだと思っていますし、そもそも周りに迷惑をかけてしまう状態で休んでしまっても、「今頃、みんなに迷惑をかけているかなぁ」なんて、思いながら休んだところで、心が休まらず、かえって、心の疲れが増すだけですからね。
それでも、「やっぱり休みにくいなぁ」と感じる人は、まずは「早く帰りたい」と思ったときに、その感情を優先することから始めていきましょう。
丸1日は休みにくいにしても、1時間や2時間の早退ならちょっとはハードルが下がりますよね。
仕事を休むという習慣を身につけるためにも、「早く帰る」ということもちょっとずつ実践してみてくださいね。
関連記事>>仕事中にふと「早く帰りたい!」と思ったあなたに。これで今すぐ帰れるよ!
仕事を休みたい気持ちを実現する方法
では、仕事を休みたい気持ちを実現するために、普段からできることはないんでしょうか。
何かを始めるときは、どんなことでも、最初の一歩目がもっとも大変です。これは仕事を休むことにも同じことが言えます。
とくに、今まで仕事を休んだことのない人だったら、本当に大変な一歩になるでしょう。
ですが、ここで一歩を踏み出さないと、あなたの人生の主役は、一生、会社のまま。あなた自身が人生の主役になれません!
ここでは、仕事を休みたい気持ちを実現するために、もっと具体的な方法をお伝えしていこうと思います。
休むことを揺るぎないものにしよう
仕事を休みたいあなたに、まずは一つ質問です。
あなたがかつて上司に休みを断られたときに、あなたに「絶対に休むんだ!」という覚悟はあったでしょうか?
なかなか休みが取れない人に共通しているのは、休む覚悟を自分の中にもっていないことです。
強い意思がないまま上司に休みの相談をするんで、上司からちょっと厳しいことを言われたり、上司の渋い顔を見たりするだけで、「やっぱり休みは取らなくても大丈夫」と言って、仕事を休むことを簡単に諦めてしまうのです。
では、たとえば、その休む理由が「ハネムーン(新婚旅行)」だとしたら、どうでしょうか?
一生に一度(のはず)のハネムーンです。仕事に支障がない時期を見計らい、パートナーと予定をすり合わせ、「ハネムーンなんだから絶対に休むんだ!」と、強い覚悟をもって、上司のところに向かうはずです。
そして、上司に対しても、ある程度強気で「休みたいです!」と交渉できると思います。
ということで、まずは、仕事を休みたい気持ちを実現するには、休むことを、自分のなかで「決定」して揺るぎないもにしてしまうこと。
このことが何よりも重要になってきます。
「言い訳」を懐に準備しよう
ハネムーンだと、なぜ上司に対して、勇気を出して交渉できるのでしょうか。
それは、言うまでもなく「ハネムーンだから」という、相手も納得してくれそうな「言い訳」を自分のなかで準備しているからです。
実際に僕が休むを取るときは、毎回、ハネムーンクラスの「言い訳」を自分の中で作っておきます。それを辞表を懐に忍ばせるがごとく、自分に言い聞かせて、休みを取るための上司との闘いに挑みます。
チケットや航空券を先に予約してしまおう
仕事を休みたい気持ちを実現するために、揺るぎない覚悟をつくることが一歩目だとお話しましたが、そのために、いちばん簡単にできることは、チケットや航空券、ホテルなど、休みを取った場合に必要なことを、先に予約してしまうことです。
何を隠そう、僕が休みを取るために使ったのが、このチケット事前予約作戦です。
当時どうしても行きたいアメリカNBAのプレーオフの試合、仕事の忙しさを考えるとどう考えてもスケジュール的に厳しかったのですが、単純に「「チケットっていくらぐらいするんだろう?」と疑問に思い、値段を調べてみました。
すると、まぁまぁいい席でも85ドル(当時のレートで日本円7000円ほど)。想像していたよりも遥かに安い!チケットを買うだけでも夢見心地を味わえるならと、多忙の日々のなかで現実逃避したい、ただそれだけで、試しにチケットを買ってみることにしました。
そしてアメリカからエアメールで本物のチケットが届きました。最初は「休めるものなら、行ってみたいなぁ」としか思っていなかったのですが、デスクに飾ったそのチケットがまぶしいことまぶしいこと!
毎日そのチケットを眺めているうちに、こんな気持ちになってきたんです。
「自分のやりたいこともやらずに毎日仕事ばかり。自分の人生は本当にこれでいいんだろうか?せっかく買ったんだからここは実際に現地に行って応援したい!」
そして、「やっぱり行かないのはもったいない!」と、自分のなかでチケットを言い訳に休むことを決めて、上司に交渉に向かいました。NBAチケットを辞表替わりに胸元に忍ばせながら。
そして僕は、初めて休みを勝ち取りました。
これは僕の一例ですが、その当時の上司はまだ話がわかる人でしたので実際に休みを取ることができたのも事実です。もっとうるさい上司だったら休みを勝ち取ることはできなかったかもしれません。
でもここで重要なのは、「休みを取れない可能性があることも承知で買う」ということ。金銭的なリスクをみずから取るのです。
金銭的なリスクとはいえ、チケットであれば金額はある程度知れていますし、仕事を休みたい気持ちを実現できることは、これからのあなたの人生を大きく変える第一歩になるのですから。
だからこそ、すでにやりたいことがあるのであれば、今すぐこの記事を読むのはやめて、必要なチケットや航空券をスマホで検索し、見つけたらポチっとしてしまいましょう!
もちろん、チケットを押さえたら、またここに戻ってきてくださいね(笑)
言いやすい人に「休みます!」と宣言してしまおう
上司に「休みたいです!」と、なかなか気軽に言えないかもしれませんが、先輩や同僚のなかには、言いやすい仲間もきっといるはずです。
そういった人たちに、まず「休みます宣言」をすることで、自分の意識を固めていくという手法も効果的です。
周りから固めていくことで、ある意味、「宣言しちゃったからなぁ」と、自分にとってももう後に引きにくい状況を作り、それさえも言い訳にして、休み覚悟をつくりましょう。
また、そうすることで、上司に交渉する際に、周りの人たちが協力してくれたり、上司に口添えしてくれたりするパターンも期待できます。
しかし、この作戦を遂行する場合、一つだけ気をつけてほしいことがあります。
その話す相手の人たちが、もし「仕事をなかなか休むことができない人」たちであれば、話し方だけには十分に気をつけることです。
なぜなら、そのような人たちは、ときに敵になる可能性があるからです。
このような場合は、相手の立場になって、伝えることが重要です。とくに、「自分が人生の主役になるために休むんだ」なんて、絶対に言ってはいけません。
「休みを取って、仕事にも生かせるインプットをしてくる」とか「休みを取って、今までできなかった家族サービスをする」など、休みが取れない人にも「それならしかたがないね」と思ってもらえる理由を並べましょう。
ゴールはあくまで、周りに共感してもらうこと。本当の仕事を休みたい理由ではなくても大丈夫ですので、相手が共感してくれそうな理由を並べて、周りの人に「休みます宣言」をしましょう。
もういっそのこと人のせいにしよう
仕事を休みたい気持ちを実現する方法として、多くの人が、チケット事前予約作戦か、周りの人を巻き込む作戦で、ある程度の「言い訳」はつくれると思います。
すでに、上司のもとに向かううえで、十分すぎる休む覚悟ができている人もいるのではないでしょうか。
でも、まだその覚悟ができていない人は、この手段を使ってください。
「もういっそのこと、人のせいにしよう」作戦です。
たとえば、その休みを誰かと一緒に過ごすとしたら、「〇〇くんに、そこは絶対に休んでほしいと言われてしまったから」と一緒に行く〇〇くんのせいにして、仕事を休む気持ちを固めましょう。
自分の気持ちを固めるために、〇〇くんを利用するだけで、実際に〇〇くんに迷惑をかけることは一切ありません。安心して活用させてもらいましょう。
休む言い訳を自分に言い聞かせて上司のもとへ
「仕事を休む」ということを、自分のなかで決定することはできましたか?
ご紹介した「仕事を休みたい気持ちを実現する作戦」のうち、いずれかの作戦を使えば、誰でも、自分のなかで休むための「言い訳」をつくれると思います。
自分の中で、それができたのであれば「休む」ことを決定するという、最初の第一歩が完了。そう、あなたの休み改革は、すで始まっているのです!
仕事を休みたい気持ちを実現して、会社が主役ではなく、あなた自身が人生の主役を目指して、二歩目、三歩目と、どんどん新たな一歩を踏み出していってください!
ウエノ
休みを取るための仕事の時短術
上司に根回りして、休みを取ることができたら、次に行うべきことは、休みに仕事を残さないための「時短術」です。
次にご紹介する内容を使って、仕事を早く終わらせて、確実に休むことができるようにしましょう。
細かい時短術を駆使しまくれば、さらに仕事が効率化されて、仕事の休めるだけではなく、あなたの仕事の評価もうなぎ登り間違いなし!
メールもLINEも即レス!
メールボックスに、常に未読メールが100件以上ある人と、未読が10~20件しかない人とでは、どちらが仕事ができるように感じるでしょうか。
未読メールを極力残さないように、メールは常に、即レスを徹底しましょう!
即レスすることで仕事のタスクは増えないので、そのぶん、仕事における判断スピードが速くなり、仕事の効率もあがります。
また、メールを送った相手にも安心感を与えるので、あなたに対する信頼度も高まります。
仕事を気持ちよく休むために、誰かから連絡がきたら、常に即レス!即レス!即レス!自分史上最速での即レスを目指しましょう!
ユーザー辞書をフル活用
仕事を気持ちよく休むために、ユーザー辞書をフル活用しましょう。
メールの文書は、いつも自分の頭にあるフォーマットに当てはめながら作成していませんか?ということは、無意識のうちに、毎回使っている言い回しが結構あるはずです。
そういった、いつも無意識で使っている言い回しを、ユーザー辞書にすべて登録して、短縮ワードで出るようにしましょう。
たとえば、「お世話になっております」であれば、読み仮名を「おせ」と登録し、「おせ」と打ち込めば、「お世話になっております」が出るようにしておくのです。
これを駆使して、メールなどの文書作成時間をどんどん減らしてしまいましょう!
例えが、僕はこんなワードをユーザー登録していますよ!
【僕がユーザー辞書登録しているワードの例】
「おせ」・・お世話になっております。
「おつ」・・お疲れさまです。
「おと」・・お問い合わせの件、以下の通りです。
「てん」・・添付ファイルにてお送りします。
「おい」・・お忙しいところ恐縮ですが、
「おて」・・お手数ではございますが、
「よろ」・・よろしくお願いします。
「あり」・・ありがとうございます。
「かし」・・かしこまりました。
「ごれ」・・ご連絡ありがとうございます。
とにかくメモ!人は忘れる生き物である
どれだけ賢い人でも、忘れることはあります。忙しくなればなるほど、忘れる確率も高くなります。
それは、あなたに限って例外ということは絶対にありません!だから、どんなときでも絶対に慢心せず、常にメモをとる習慣をつけておきましょう。
メモを取り続けると、本質を見抜く力が身に付きます。
また、メモを取ることで、その謙虚な姿が相手に好感を与えることも多いです。
そうすることで、社内でのあなたの評価は高まりますし、あなたが仕事を休むときでも、周りの人が力を貸してくれるようになります。
ものに有効期限を決めて断捨離
仕事の効率を下げるものたち。それは、あなたの周りにある、無駄に判断が必要なものや判断を遅らせるものです。
そんなものは、身のまわりから排除しましょう。
断捨離!断捨離!とにかく断捨離!
そうすることで、無駄なものが視界に入らなくなり、本当に必要なものに意識を集中できますので、最終的に仕事の効率があがります。
とはいえ、物を捨てるというのはなかなかできませんし「いつか使うかも?」なんて思って、僕も残しておきがちでした。
でも、「いつか使うかも?」と思って保管していたもので、ちゃんと使ったものはどれだけありますか?確かにないんですよね。。。だから、捨てましょう。
そのために、僕はものに有効期限をつけました。「有効期限を決めて、その期間に使わなかったものは捨てる」というルールを定めたものです。
そうすることで、身の周りの整理整頓ができるようになりますよ。
ランチでコミュニケーションを図る
仕事をスムーズに進め、予定通りに仕事を休むためには、社内でのコミュニケーション&ネットワークづくりが大切です。
そんなときに僕が実践しているのが、ランチ時間を使ったコミュニケーション作りです。
どうせ、お昼は確実に食事をとるのですから、そのタイミングを活用し、誰かと目的をもって食事をするようにすれば、ご飯も食べられて、コミュニケーションも取れ、さらにネットワークもつくれて、一石三鳥!
明るい時間で、かつ1時間と決まったランチであれば、そこまで負担にはなりませんよね。
快適な休暇を実現するためにも、ぜひあなたも取り入れてみてください!
ストレスを溜めない!
仕事を効率よく進め確実に休みを取得するために、ストレスを溜めないようにすることも非常に重要です。
ストレスを溜めない一番の方法は、他人に期待しないことです。
今、あなたが抱えている仕事上のストレスを考えてみてください。上司とウマが合わないとか、あの人は仕事をしてくれないとか。。でも、これは、どれも他人が原因のことなので、あなたがどうこうできる問題ではありませんよね?
ですので、もう他人に期待するのはやめましょう。
そうすることで、人生の主役が「自分自身」になり、仕事もどんどん楽しめるようになります。
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また仕事を休むための気配り術
継続的に仕事を休める環境を作り出すために、重要なアフターケアがあります。
ここまで、仕事は休みたいなら休んでもいい理由、仕事を休む方法などをお伝えしてきましたが、実際に休みを終えたら、また仕事が待っています。
そして、職場に帰ってきたあとに、ぜひやって欲しいのが、また休むための「気配り」。
この気配りをやっておくことで、継続的に仕事を休めるようになります。
継続して休むためには周りの理解が重要
継続的に休みを取るときにいちばん大事なことは、「継続的に休むんだ!」という自分の意思ではありません。
いちばん大事なことは、休むが取れない人への配慮。
自分の意思だけで休んでいて、周りに理解されないようだと、休めない人たちからの妬みの対象となってしまいます。
そうなると、休みを取るときに周りの協力も得られなくなり、仕事においても職場で孤立してしまい、あなたが次の休みを気持ちよく取ることが難しくなってきます。
逆にいえば、周りの理解が得られるようであれば、どんどん仕事を休みやすい環境が整っていき、休みを簡単に取ることができるようになっていくのです。
考えてみてください。
休日出勤で休みが取れずに、月曜日に出勤した人に、週末海外で過ごした僕が、自慢げに海外旅行の話をしていたら、、、間違いなく鼻につきますよね。
そんなことにならないためにも、周囲で一緒に働く人たちに配慮し、気配り術を駆使して、少しでも休むことに対する理解を得られる動きをしていきましょう。
次から、周りの理解を得ることができて、継続的に休みを取りやすくするために、僕が実際に行っている気配り術を紹介していきます。
休んだあとほど働こう
休みを取ったあとほど、あなたの仕事ぶりは注目されています。
とくに、仕事を休みたいのに休めない人ほど、あなたが休んだ直後の動きや働きぶりを注目してみていると意識してください。
そこで、ちょっとでも仕事をさぼったり、手を抜いたりすると、彼らに「だから休みを取る人は、、」と、絶好のツッコみ材料を与えることになってしまいます。
また、仕事を休まない人ほど、「自分は会社のために休まない」と考えているため、休み明けは、全員が体力全快で出社するものだと信じ込んでいます。
なので、休みを取った直後こそ、普段以上に気をひきしめて、本気で仕事に取組みましょう。そうやって、休んだ直後に最大限の動きを見せることで、周りからの批判を抑えることができ、また休ませてもいいか、と思ってもらえるのです。
おみやげの価値を最大化して感謝を伝えよう
次にまた仕事を休むために、おみやげも強力な武器になります。
おみやげは感謝を伝えるツールとして伝えましょう。自分の休み中に仕事を協力してもらったお礼、そして休みを取らせてもらったお礼を伝えるツールとして活用するのです。
そしておみやげを強力な武器とする以上、ただ普通に渡すよりも、その価値を最大化にして渡した方がいいでしょう。
たとえば、おみやげを買ってきたのに、部署の共有スペースなどに置きっぱなしにする人がいます。
それでは、もったいない!おみやげの価値をまったく引き出せていません。
共有スペースに置くだけでは、感謝は伝わらないし、証拠残しのために買ってきたなんて思われたりしたら、むしろ逆効果になってしまいます。
ですので、仕事を休ませてもらった感謝を伝えるときのおみやげは、必ず小分けのものを買うようにし、個別に渡すように心がけましょう。
また、仕事を引き継いでもらうなど、とくに協力してもらった人には、ほかの人とは違う、特別なおみやげを買って渡すのも一つです。
その特別感が、おみやげの価値を高め、あなたの感謝の気持ちを、相手に最大限伝えることになるのです。
おみやげは休むことに理解のない上司にも有効
さらに、なかなか休むことを理解してもらえない上司とのコミュニケーションに、おみやげを活用することも非常に有効です。
休むことに理解のない上司にこそ、可能な限りおみやげは「手渡し」しましょう。手渡しすれば、「何をしてきたの?」みたいな会話が生まれやすくなります。
その一言二言のキャッチボールで、あなたが休み中に行ったことと上司への感謝を簡潔に伝えましょう。
ただ上司が忙しくて手渡しが難しいときは、ちょっとしたメモを添えて机の上に置いておくのもありです。
メモって結構、人の心に残るものですから。間違いなくあなたへの印象はよくなります。
継続的に休める環境を作るために、どれだけ厳しい上司にも、このようなことは継続して行ってください。
そうすることで、いつかきっと、上司にも「仕事を休むことに対する理解」が生まれる日がやってきますよ。
周りが休むときはラッキーチャンス
継続して休みを取るうえで、あなたが頑張らくてはいけないのは、あなたが休みを取る前後だけではありません。
周りの人が休むときこそ、あなたにとってのラッキーチャンス。そのため、周りの人の休みの情報には常に敏感になっておき、普段の何気ない会話から、情報を取ることを心掛けましょう。
そしてポイントは、周りの人が休むときは積極的に、その人の仕事を引き受けてあげること。
困っているときに助けてあげることで、自分が休むときに協力してくれる可能性が高まり、なかなか休みが取れないときに、上司への助け舟を出してくれるかもしれません。
また、ゴールデンウィークやお盆、年末年始など、みんなが休みたいと思う時期に、代わりに働くというのも効果的です。
そういったときに働くことほど感謝されることはないので、そこでポイントを稼いで、自分が休みやすい職場環境を自ら作っていきましょう。
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仕事を休みたいけど休めない本当の理由
そもそも、あなたが仕事を休みたいのに休めないと考えてしまう根本的な理由はどこにあるのでしょうか。
ウエノ
特に子供の頃から植えつけられた強迫観念はすぐには変えられません。「がんばることでしか自分を表現できない」環境で育ったあなたは、きっと社会にでてからも「がんばること」によって自分を認めてもらおうとしているんです。
「頑張ることにしか、自分の価値はない!」
このように思い込んでいるんですね。
確かに普通では考えられない異常な業務量をかかえている、パワハラにあっているなど、ブラック企業に勤める人には、これは当てはまらないかもしれません。そんな方は次の記事で、根本的な解決を図ることも必要です。
でも、それ以外の人は、この「がんばりすぎ病」があなたが仕事を休みたいけど休めない本当の理由。
しかし、「ただ、がんばればどうにかなる」ほど社会は甘くありません。そのために、社会の壁にぶちあたったときに、心が崩壊してしまいます。
新入社員の頑張りすぎる若い人は、特にこのあたりのことは注意が必要ですね。
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階段を登ることしか教わってこなかったために、階段を降りたり、途中で休んだりすることに対し、まるで自分がダメ人間の烙印を押されてしまったような自責の念を感じてしまい、ちょっとした挫折をきっかけに、一気に階段を転げ落ちてしまうのです。
「こんなに頑張り続けているのに結局報われないなんて、いったい、自分の頑張りは何だったのか」
「もう自分はどんなにがんばってもダメだ」
と、どうしようもない自己否定を繰り広げてしまうのです。最悪の場合は、うつ病に代表される心身の病気にかかり、会社に行こうとすると吐き気がしたりして、仕事に行くことさえできなくなってしまいます。
そんなことにならないためにも、仕事を休みたいときにはしっかり休むということは、とっても大切なこと。
なのに「がんばり病」にかかっている仕事を休めない人は、「がんばる」のレールに乗ってしまうと、なかなかそこから降りられず、そのスピードの速さに「脱線したらどうしよう」と思うことがあっても、その不安を打ち消すためにスピードをさらに加速させてしまいます。
脱線してからでは遅すぎます。あなたのレールがどこに向かっているのか、そしてどこに着こうとしているのか、時には仕事を休んで、確かめることを忘れないでくださいね。
じゃないと、気づいたときには、あなたが乗っている電車は脱線、大事故につながってしまいますよ!
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仕事を休むのは自分を見つめ直すため
ここまで仕事を休むための色々な方法などをお話してきましたが、もしあなたが仕事を休むことが習慣づいてきたのなら、ぜひ合わせてやって欲しいのが「自己分析、つまり自分を見つめ直す」という行為です。
あなたは学生時代の就職活動の際に自己分析をして以来、自己分析をしたことがありますか?
僕は、社会人になって忙しい日々のなかで、毎日を乗り越えることに精一杯で、自分と向き合う時間を取ることが一切できませんでした。
また誰から「自分を見つめ直しなさい」と言われることもないですし、忙しい日々の中では、そんなことをする必要すら感じることはありませんでした。
こんなふうに、今を過ごされている方は、きっと多いのではないでしょうか?
しかし、僕は休みを自由に取り始めてから、仕事の効率が上がって、空いた時間が生まれました。その中で、自分を見つめ直す時間を意図的につくるようにして、自己分析を繰り返していった結果、どんどん自分のことがわかるようになったのです。
自分の好きなこと、嫌いなこと、できること、できないことが、はっきりとわかるようになり、そしてどんどん自分が変わっていったのです。
そして、自分らしさを見つけることができ、さらには、生まれて初めて、本当にやりたいことまで見つけることができました。
だからこそ、自分をわかり、自分を変えるためにも、あなたにも仕事を継続して休むことを覚え、一度自分を見つめ直すことをおススメしたいのです。
仕事を休んであなたがやりたいことは何?
もしも、あなたの職場が、突然休みが取りやすくなって、ある程度、貯金もあって、長期休暇を取って好きなことをやってもよくなった、と仮定しましょう。
今、あなたの頭に浮かんだ、「やりたいこと」は何ですか?
そのやりたいことは、人それぞれでしょうし、そのやりたい理由も違うと思います。
そうやって、仕事を休むことによって生まれた、日常とは違う感情や、日常では感じない一喜一憂から自己分析をしてみることは、普段は表にでてこない自分の本音を見つけるチャンスになるのです。
仕事を休んで自分を見つめ直す具体的な方法
では、具体的にどうやって自己分析を行い、自分を見つめ直すのか、その方法を説明していきます。
たとえば、旅から自己分析をするとします。(旅好きじゃない方は「旅」の部分をあなたの好きなアクティビティに置き換えて考えてみてくださいね)
まずは、旅に行く前の「見つめ直すヒント」から自己分析します。
旅が好きな理由は?
そもそも旅に興味をもったきっかけは?
きっかけとなった出来事のなかでも惹かれたポイントとその理由は?
など
すでに旅に行く前の気持ちから、考える材料はたくさんあります。これらすべてと向き合うわけですので、とっつき易いものから向かっていけばいいと思います。
続いては、旅に行っているときの「見つめ直すヒント」です。
旅先で、毎回必ずやることと、それをする理由は?
旅先で、人と違うことをしているなと感じることと、それをする理由は?
など
とくに、毎回必ずやることには、かなり個性がでます。
また、旅をしている最中に気になるものや、違和感があったものも「自分を見つめ直すヒント」にします。
そういったものを見つけたら、その場でスマホで写真を撮り、帰りの飛行機の機内などで気になった理由を考えます。
そういったヒントは記録しておかないと忘れてしまいますし、旅の途中でメモを取るのはなかなか大変ですので、僕はいつもスマホで写真を撮り、あとから見返せるようにしています。
もちろん、旅から帰ったあとも「見つめ直すヒント」が眠っています。
いちばん感動した出来事とその理由は?
いちばん忘れられない出来事とその理由は?
いちばん楽しかった出来事とその理由は?
など
旅のなかで印象に残っている出来事から、自己分析をするようにしましょう。
自分がやりたいことのなかの、とくに色濃い部分ですから、きっとそこには、あなたを見つけるヒントが眠っているはずです。
そうした出てきた理由を集めて、最後に共通点を探しましょう。
今まで考えて出てきた答えの共通点は?
共通点の根底にある理由は?
共通の行動を起こすくらい、強い感情です。ですので、この共通点にこそ、あなたの自分らしさが一番隠れています。
ここにたどり着くまでに、辛抱強く、自己分析を続けましょう。
そうすれば、その先にきっと答えが見つかるはずです。
このように、「旅」というだけでも、行く前も行っている最中も、行ったあとも、すべてが「自分を見つめ直すヒント」になるのです。
この自己分析、自分を見つめ直す作業を、あなたの好きな休みの過ごし方を使って、やってみてください。
こればかりは、答えはあなたにしかわかりませんが、本気で向き合えば、きっと自分らしさに出会えると思いますよ。
仕事を休むことが定着してきたら、ぜひその時間を使って、本当の素敵なあなたを探し出してくださいね!
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転職したら「休むこと」が当たり前になった僕の実体験
最後に、「仕事を休むことは悪」と考えていた僕が、「仕事は休んでもいいもんなんだ」と考えを改めることができた実体験をご紹介しておきますので、もしお時間があるなら、もうちょとだけお付き合いください。
冒頭にも述べましたが、こんな僕も「仕事は休んではいけないもの」と考え、休むことに罪悪感を感じていた人間の1人です。
まぁ、当時の勤めていた会社が超絶ブラックな会社でしたので、そもそも「休むこと」が許されない職場の雰囲気でした。
関連記事>>ブラック企業の見分け方。転職はもちろん新卒就活生は絶対にチェックです!
誰も休まないし、例えばもし身内が亡くなって葬儀に出席するようなときでも、「申し訳ございませんが、葬儀があるので半日だけお休みをいただけますか」と、半日だけなんとか休みをもらえる状態でした。
(この会社はもちろん、仕事を休みたい気持ちを実現するための方法でお伝えした「チケット事前予約作戦」が通じるような会社ではありませんでした。。。)
人によっては言われていましたね。
「そんな遠い親族の葬儀に出席する必要あるの?今、みんな忙しいの知ってるよね?」
なんてことを。
それを横で聞きながら「この会社やっぱりだめかも。。」なんてことを思いながらも「自分にはこの会社しかない」と当時は感じ、なんとか耐え忍んでいました。
でも、そんな生活を続けていたあるとき、心がぽっきりとやられ「うつ病」を発症、「もう限界ですよ」とドクターストップがかかったおかげで、転職を決意することができました。
ウエノ
関連記事>>仕事が嫌すぎる!もう限界というあなたに。今の仕事を辞めるべき3つのサイン。
ホワイト会社なら当たり前に休める
僕が転職をしたのは30歳ぐらいのころです。ブラックな会社に10年超勤めていましたが、今思えば、自分自身よく頑張ったと思います。
自分で自分をほめてあげたい!( ゚Д゚)ノ
同じ10年をもう一度過ごせと言われても、今はもう「仕事を休める」ということが当たり前のホワイトな会社に勤めていますので、悶絶無理な話です。
あの頃は本当に洗脳されていましたねぇ。
「仕事は休んではいけないもの」
「頑張り続けることが美学」
ということに。今、勤める会社は超ホワイトですので、社員の有給取得率を向上させるという目標が会社全体に浸透していて、逆に仕事を休みないことが怒られてしまう状態です。
なので、今の社内の若い子たちにも声を大にして伝えていますよ。
「こうやって休みを自由に取れることを当たり前だと思わないで感謝しよう!」と。
「世の中にはブラックな会社がいっぱいあるんだよ!」と。
あなたの今勤める会社はどうですか?休みが取りにくい雰囲気ですか?それとも休みを取ることが推奨されていますか?
もしあなたの会社が休みが取りにくい雰囲気の会社ならば、僕のようにホワイトな会社に転職してしまうのは、あなたの人生を有意義なものにする一つの方法です。
きっと感動しますよ。
自分に休みを取っていいという職場環境に。
休む理由を聞かれることもありませんし、たとえば「今日は結婚記念日なのでプレゼントを買いに行くために、2時間ばかり時間休をもらいます!」なんていうのも全然あり(僕の実体験です)
「お。今日は結婚記念日なんだ」と仲間同士で会話が広がります。
または、朝起きて「今日は仕事に行きたくないな」と感じれば、急に休みを取っても構いません。
あなたが「仕事を休んではいけない」と思い込んでいるのは、一種のマインドコントロールです。ブラックな職場にいると、その「休み=やってはいけないこ」という考え方が頭に刷り込まれてしまいます。
でも、「どれだけしんどくても休んではいけない」という刷り込みは、当たり前ではないんですよね。あなたが仕事を休みたいのなら、このことは忘れないでいてほしいと思います。
仕事を自由に休むことにできるようになれば、
仕事への疲れがたまらない
疲れがたまらないので仕事そのものが楽しくなる
人生を楽しく過ごすことができる!
あなたの人生はストレスフリーになってとっても楽しいものになります。
できることなら、僕と同じようにあなたにも、「いつでも休むたいときに仕事を休むことができる」会社で笑顔で働いてほしいと願います!
ウエノ
あなたの職場がホワイト気質で「ちゃんと休みなさい」と言ってくれるのに、休まない、つまり「休めるのに休まない」場合は、こちらの記事も合わせてチェックしよう!
↓↓本当は休めるのに休まない人はこちら↓↓
仕事を休まない人は周囲に大迷惑をかけている。これ間違いなし!
↑↑自分に自信がなくて、頼まれると断れないから仕事が増える、ミスが怖くて何度も自分がやった仕事をチェックしてしまうから仕事が進まない人向けです。
特に休めない理由が膨大な仕事量にある人には↓↓こちら↓↓の記事もおすすめです!今すぐ、この記事でそのサービス残業とおさらばしましょう!
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